かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

超強力な宇宙線「アマテラス粒子」が観測されたそうですが、桁が凄すぎてそれがどれくらいとんでもないことなのか理解が及ばないのが歯がゆいです。

2023-11-24 21:04:35 | Weblog

  昨日朝の奈良市の最低気温は5.5℃、昼の最高気温は20.3℃、今朝の奈良市の最低気温は11.8℃、昼の最高気温は19.3℃、五條市の昨日朝の最低気温は3.5℃、昼の最高気温は20.6℃、今朝の最低気温は7.8℃、昼の最高気温は17.4℃でした。一昨日から少しばかり遠出をしており、昨日帰宅したのは日付が変わるかどうかというところでした。一昨日の分は現地のホテルで投稿できましたが、昨日はさすがに更新は叶いませんでした。それはそれとして、連日異様に温かいですね。11月も後1周間を切ったのですが、明日からいよいよそれっぽくなるのかと思ったらまた暖かくなるようですし、本当に今冬は暖冬と言うにふさわしい年になるようです。そんな気温のためにいまだ灯油を購入してないのですが、来週後半はぐっと冷え込んでくるようですし、ここいらで灯油を購入しストーブを整備して、その寒さに備えておく必要がありそうです。

 さて、大阪公立大の藤井俊博准教授ら大公大始め世界8カ国の研究者らの共同研究で、2008年の観測以来最大の超強力な宇宙線を観測、これに「アマテラス粒子」と命名したと発表がありました。アメリカ・ユタ州で実施中の共同研究は高エネルギーの宇宙線の観測を目的とした「テレスコープアレイ」計画で、2021年5月27日に、1粒子244エクサ電子ボルト(1エクサ=100京)という非常に高いエネルギーの宇宙線を検出しました。テレスコープアレイは、ユタ州の砂漠約700平方Kmの中に507台の観測機器を並べ、大気に突入した宇宙線の粒子が生成する粒子群を検出する観測装置で、1粒子100エクサ電子ボルトを超える宇宙線「最高エネルギー宇宙線」をキャッチすることを目的として常時かどうしています。通常強力な宇宙線は、超新星爆発や今日巨大ブラックホールが発生源の候補になりますが、今回はそれらが無い空白領域から飛んで来ており、発生源が特定できません。過去、1991年にも320エクサ電子ボルトを観測した高エネルギー宇宙線「オーマイゴッド粒子」がありましたが、アマテラス粒子同様、こちらも発生源は不明なままです。藤井准教授は「かつてないエネルギーの値で、最初は何かの間違いだと思った。これから観測を強化して発生源を特定していきたい」とコメントされており、観測が現地時間の明け方に検出されたことや、宇宙線の起源解明に向けた道標となることを期待して、日本神話の天照大神にちなんでアマテラス粒子と命名されたとのことでした。謎の発生源という「天の岩戸」を開いて、宇宙の闇に一筋の理解の光を通してくれることを期待して、続報を待つと致しましょう。

 

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