今日は仕事前に無性に朝ラーメンを食べたい気分だったのでいつもより早めに出勤し、
歌舞伎町交番の斜め向かいにある「焼きあご塩らー麺 たかはし」に向かいました。
店に向かう途中で客引きがいるのは土地柄なのか、当然のごとく無視を決め込んで店に直行。
店に入ると、夜の街でいきがるしか出来ないような連中が度しがたいバカ騒ぎの真っ最中。
そんな心情が表に出てしまったのか、店員さんは比較的静かな方のカウンター席を案内してくれました。
とりあえず各席に設置されたタッチパネルで特製焼きあごの冷やしとろみそば(1280円)を注文。
出て来るのをしばし待ちました。
出て来たのは焼きあごと鰹節がきいた冷たいスープに冷水で締めた中細ストレート麺が入り、
チャーシュー、大葉、モヤシ、大葉ソースが乗った一杯と別皿で出て来たチャーシュー2種と味玉でした。
スープは昆布由来のとろみがかなり強いのもあって滑らかでモチモチした食感の麺に
よく絡みます。で、その絡むスープの味ですが、ネーミングとは裏腹に鰹節、
それも本枯節の結構良いのが前面に出ている味わいで、これは全く予想外です。
チャーシューは麺に乗ってる分だけだったら良かったのですが、別皿分は蛇足でした。
大葉が意外とアクセントになっていましたが、大葉のソースは味変にならずスープの中に埋没しました。
全体的には思いがけない味わいに意表を突かれる一杯だと思いました。