今日は市議会全員協議会でした。
執行部からは、第2次鈴鹿市文化振興ビジョンについてが協議事項として報告されました。全員協議会までに資料を読んでいて気になる点がありましたので、全員協議会ではその点を問いました。
まず、文化振興ビジョンについて、大きな方針を出す際のアンケートからの論点抽出に問題があるのではないかということを指摘しました。たしかに「鑑賞事業が充実している」という項目が22%で一番多いのですが、市民の文化事業への参画に関する質問と考えられる項目を合計すると、アンケート回答の50%近くの方が答えています。そう考えると、鑑賞事業の充実ではなく「市民の文化事業支援の充実」が、今後10年間の文化振興に重要と考えられます。この初めのボタンをかけ違えると、その後の計画内容がずれてばかりになってしまうので、検討委員会に対して意見を伝えてもらうように提言しました。
この点は、資料を読み始めたところで気になり、ビジョンを読み進めていくうちによりズレの大きさを感じました。観賞事業が活発になるのは、それを支える市民の文化的な活動が活発になったり、層が厚くなることが大切で、それがあって効果的な観賞事業があると考えます。
それと関連して象徴的なのが、子どもたちに対する文化アプローチとして、有名アーティストが学校に行き演奏することが上がってたことです。
たしかに、それはそれで意義のあることは否定しません。が、そのような事業で刺激や影響を受けた子どもたちが、そこから生まれた活動意欲を広げられる下地こそが必要で、音楽指導をしてくれる先生の充実も重要だと思います。今日の全協では言いませんでしたが、市内の小学校で全国大会に行った音楽グループがあったと思っていたら、指導していた先生が異動したら、なかなかそうはいっていない事実もあると思います。
見た目の実績や結果だけでなく、足元をしっかり支える事業に力を入れるべきです。
また、文化施設の維持改修が文化施設の項目に入っており、なぜ市の役割になっていないのかなどを指摘しました。施設に意地改修に関してはやはり市の責務であるべきです。
文化振興ビジョンについては、パブリックコメントも予定されています。鈴鹿市の今後の文化振興政策と関連するビジョンになりますので、関心のある方は是非、パブリックコメントで意見を出してください。
執行部からは、第2次鈴鹿市文化振興ビジョンについてが協議事項として報告されました。全員協議会までに資料を読んでいて気になる点がありましたので、全員協議会ではその点を問いました。
まず、文化振興ビジョンについて、大きな方針を出す際のアンケートからの論点抽出に問題があるのではないかということを指摘しました。たしかに「鑑賞事業が充実している」という項目が22%で一番多いのですが、市民の文化事業への参画に関する質問と考えられる項目を合計すると、アンケート回答の50%近くの方が答えています。そう考えると、鑑賞事業の充実ではなく「市民の文化事業支援の充実」が、今後10年間の文化振興に重要と考えられます。この初めのボタンをかけ違えると、その後の計画内容がずれてばかりになってしまうので、検討委員会に対して意見を伝えてもらうように提言しました。
この点は、資料を読み始めたところで気になり、ビジョンを読み進めていくうちによりズレの大きさを感じました。観賞事業が活発になるのは、それを支える市民の文化的な活動が活発になったり、層が厚くなることが大切で、それがあって効果的な観賞事業があると考えます。
それと関連して象徴的なのが、子どもたちに対する文化アプローチとして、有名アーティストが学校に行き演奏することが上がってたことです。
たしかに、それはそれで意義のあることは否定しません。が、そのような事業で刺激や影響を受けた子どもたちが、そこから生まれた活動意欲を広げられる下地こそが必要で、音楽指導をしてくれる先生の充実も重要だと思います。今日の全協では言いませんでしたが、市内の小学校で全国大会に行った音楽グループがあったと思っていたら、指導していた先生が異動したら、なかなかそうはいっていない事実もあると思います。
見た目の実績や結果だけでなく、足元をしっかり支える事業に力を入れるべきです。
また、文化施設の維持改修が文化施設の項目に入っており、なぜ市の役割になっていないのかなどを指摘しました。施設に意地改修に関してはやはり市の責務であるべきです。
文化振興ビジョンについては、パブリックコメントも予定されています。鈴鹿市の今後の文化振興政策と関連するビジョンになりますので、関心のある方は是非、パブリックコメントで意見を出してください。