イージス・アショア」の配備計画が泥沼にはまりつつある。配備先として
陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田市)を適地とした防衛省の調査報
告書の誤りと、その釈明をした住民説明会での職員の居眠りが、配備が
閣議決定された2017年当初からくすぶる「地元軽視」との批判を決定的にした。
イージスアショアーは日本をミサイル攻撃から守るには不可欠な装備として
導入されたはずだが、自衛隊の対応を見ていると本気でミサイル迎撃の為に
運用する気はないように思える。
イージスアショアーは単に貿易摩擦解消の為に導入されたと自衛隊自身が
考えているかのようである。
本気でミサイル防衛をするつもりなら、グーグルアースなんかで調べただけ
の情報で設置場所を決めようと思わないはず。
長い間アメリカの傘の下で平和に慣れすぎ、自衛隊には自分たちが国を守る
という意識が欠如しているのではないか。