日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

不自然なgo toキャンペーンの前倒し実施

2020-07-14 10:20:30 | 日本の政治システム
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた消費喚起策として、政府は7月22日から、旅行代金の割引などを盛り込んだ「Go Toキャンペーン」を始める。
当初8月開始予定だったので1ケ月の前倒しである。

7月22日から始まるのは、宿泊代金など国内旅行の料金を割引するキャンペーンで、旅行代金の35%分を割引するという内容で、
宿泊を伴う旅行の場合、1人1泊当たり1万4000円、日帰りの場合は1人当たり7000円が上限となる。

しかし、東京を中心に全国の感染者数が増加する中、旅行需要を喚起するキャンペーンを実施することに対して、さらなる感染拡大を懸念する声が上がっている。

感染対策と経済対策の両方を実施いるといっても、感染拡大している現状で地域間の移動を促進するような政策をとれば感染がさらに拡大することは当然予想でき、
結果的に経済にも悪影響を与えるリスクは高い。

このことは当然官邸もわかっているはずである。まさかそんなこともわからないほどバカの集まりではないだろう。

しかし何故か安倍政権はこれを強行しようとしている。不思議な話である。ここで思い出したのはアベノマスクである。

安倍総理がお友達官僚のアドバイスを受けて突然アベノマスクを配ることを決定した。結果は税金の無駄遣いに終わったが、
今回のgo toキャンペーンの前倒しも同じ匂いがいする。

常識的に考えれば、感染が急増している現状ではgo toャンペーンに関しては予定通り8月に開始するか延期するかの選択である。

これを前倒しするというのは常識を超えた決定であり、安倍総理独特の飛躍であり、裏に誰かの意図が存在することは否定できない。

結果的にまたまた税金の無駄に終わらないことを祈るばかりである。周りに優秀にブレーンをおかないからつまらない失敗を繰り返すことになる。

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