岸田総理がキャッチフレーズとして掲げる「新しい資本主義」について、いったい何を言っているのかわからない、という声が少なくない。
岸田総理から具体的な説明は何もないのでよくわからないが、小泉氏や安倍氏のいわゆる新自由主義に対するアンチテーゼとして提唱されたのは間違いない。
新自由主義が株主利益を優先するのに対し、株式投資への金融課税の強化とか、分配を重視するとして賃上げを要請するなどの岸田氏の政策がそれを裏付けている。
しかし、成長なくして分配もできないことは明らかである。ところが岸田総理には成長戦略は全くみらけなぃ。この点安倍政権が中途半端であったが成長戦略を政掲げていたのと対照的である。
日本の長期停滞は既得権に依存した企業群がいつまでも旧態然とした古い経営を続けているからである。これらの既得権を排除し新しい企業がどんどん既存業界に進出し、新しいビジネスチャンスをつかめる環境を整えるのが政治の役目であり、新しい資本主義を唱えるなら岸田総理が最初にすべきことは規制を大幅に撤退し既得権事業者を排除することである。
それをせず新しい資本主義と唱えても寝言にしか聞こえない。
岸田総理から具体的な説明は何もないのでよくわからないが、小泉氏や安倍氏のいわゆる新自由主義に対するアンチテーゼとして提唱されたのは間違いない。
新自由主義が株主利益を優先するのに対し、株式投資への金融課税の強化とか、分配を重視するとして賃上げを要請するなどの岸田氏の政策がそれを裏付けている。
しかし、成長なくして分配もできないことは明らかである。ところが岸田総理には成長戦略は全くみらけなぃ。この点安倍政権が中途半端であったが成長戦略を政掲げていたのと対照的である。
日本の長期停滞は既得権に依存した企業群がいつまでも旧態然とした古い経営を続けているからである。これらの既得権を排除し新しい企業がどんどん既存業界に進出し、新しいビジネスチャンスをつかめる環境を整えるのが政治の役目であり、新しい資本主義を唱えるなら岸田総理が最初にすべきことは規制を大幅に撤退し既得権事業者を排除することである。
それをせず新しい資本主義と唱えても寝言にしか聞こえない。