ロッシの決断

先日もお伝えした「7月7日」の「R1・WSB」でのミサノにおいてのテスト後

今度は「ブルノ」で２回目となる同じく「R1・WSB」でのテストを12日に行った。



松葉杖を両脇に抱えツナギ姿でピットに現れたロッシをスタッフが抱え上げ「R1」に乗せる。
（左奥の方に見えるブルーのモノがロッシ専用の松葉杖）

ここで何故？、ブルノ（チェコ）なのか。。。

それはテストマシンの「R1」が「WSB」が開催されたチェコ・ブルノに有るから。ただそれだけ。

しかし、「ただそれだけ」じゃないのがそのラップタイム。



「ピレリ」のレース用タイヤを装着したロッシが駆る「R1」のベストラップタイムが「1分59秒135」。

同じサーキット、ブルノでの前日の「WSB」のレース中における「R1」のベストラップタイムが
「1分59秒291」。　

この体の状態で同じR1で走った世界スーパーバイク選手権のライダーの誰よりも速い
ラップタイムで走るロッシ。

「さぁ～！どうするロッシ。」次戦motoGPドイツGPへの出場判断は？。。。



既にドイツGPが開催される「ザクセンリンク」へ向け出発してます！

ロッシ：「医師が今週末に走ることができると考えてくれ、本当に興奮している。
　　　明日、メディカルオフィサーに診てもらい、最終的な決断を下す」

　　　「R1のグッドな感じが良かったけど、M1を走らせることとは違うと理解は
　　　　している。ハードになるだろうけど、バイクとチームが恋しい。僕はトライしたい。
　　　　パドックに戻り、みんなに会えることが待ち遠しい。家にいることが疲れた。
　　　　和多留も来てくれる。もし、問題があれば、彼が僕のバイクを走らせる。」

もし、最終的に出場できるとなれば何と事故後僅か40日という「ロッシの決断」。

（事故当時は6ケ月、180日というのが「医師の判断」でした。。。）

そして？「もう一つの決断」。。。

我々、ドカティストは待ってますよ・・・。


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