ガレージ土花亭に入庫はバイク部品ならぬ、又もや「時代に逆行」まっしぐらの黒電話「4号A」。
それも使えるかどうかも分からないジャンク品という状態。。。
早速、重い電話機の鉄製裏蓋を開けて中を確認。
本来、三芯である筈の局線は既に黒線を短絡してある状態。仕上げをみると多分、電電公社
(この時代は電気通信省?)のちゃんとした加工仕業っぽい。
そんな、「多分これは、ちゃんと甦るはず」と確信し、先日の「真空管テレビ」は未だしも、
これくらいの弱電なら触れると判断し部品を家電大型店で入手。(部品代¥730円)
(注:通信に関わること、本来は有資格者でないと触れません。って、持ってないけど・・・)
ところで、最近は黒いモジュラーとか黒いローゼットとか売ってないんですね・・・。
それに、二芯じゃない四芯ばかり。。。まっ、残り二芯は遊ばせておけばよいのですがね。
ってな感じで、土花亭の2回線の内のFAX専用回線で通信テスト。 結果はOK!通話出来ます。
但し、回線がプッシュ回線のため着信のみ可能で発信は出来ません。これは最初から
分かっていたことで、ダイヤル回線であれば問題なく発信も出来ます。(光回線も)
さぁ~♪。これが甦った「4号A」。
1952年(昭和27年)から1962年(昭和37年)の約10年間供給された、土花吉が
初めて触った黒電話の600系型のひとつ前の黒電話(通称:ダルマ)になりますね。
1枚目の内部の写真から推測するに、この黒電話は「1957年製」。今から55年前の
ベルのけたたましい音が土花亭に響き渡ります。(結構、うるさいけど。。。笑)