ホンダ「技研」との決別を宣言したからにゃ~あまり触れたくはないのですが、一応は「NSX」後継車。
少し前に北米自動車ショーでお披露目となった「ACURA」ブランドではあるものの次期「NSX」です。
自動車業界としては「若者の車離れ」を阻止すべく「TOYOTA86」や、この「NSX」を「スポーツ」の
名を冠して登場させてはいるものの、まったくの的外れのように思えて仕方がない。
せいぜい金持ちのボンボンの心は捉えられたとしても、一般若者の心を捉えるはずがない。
何故、今の若者は車に魅力を感じなくなったのか。。。
世の風潮はエ~コぶった「エコエコ」のエゴの嵐。極論から言えば「乗らなければよい」。
実際、単なる娯楽であれば必要な時にだけ「レンタル」すれば良いこと。
たまの「彼女とのドライブや旅行」であれば、それで十分足りる。利口といえば利口で
合理主義でもあり、何も間違ってはいない。
我々が若者の頃、今から思えば車のために働いていたような時期もあったような記憶もある。
何の目的もないのに、ただ車を走らせたりも・・・。
車にしてもバイクにしても、操ることの他に何か付加価値を求めていた時代。
その付加価値の方が、本来の価値を上回ることに気付いた時代。
そんな時代も、やれ「経済性」だの「安全性」だのという言葉で打ち消されてしまい、
今の車自体にも「浪漫」という言葉は当てはまらないのかも知れない。