土花吉&与太吉

「土」に咲く「花」は「吉」を呼び寄せます。/DUCATI&ヨタ8&SR&TW等々・・・

GP12は何故速くなったのか

2012-09-18 | 【motoGP】

先日のミザノのレースにおいて、トップのロレンソとのギャップ5秒でチェッカーを受けたGP12。

レースウィーク中、FP3のみであまり走行出来なかった中、GP12だけは事前のテストでのデーター
蓄積があったとは言え、あまりにも安定している走りを披露したGP12。

レースの翌日、居残りで予定されていたプライベートテスト。元はヘイデンが受け持つ予定が
やはり右手首の具合が悪く急遽、ロッシが受け持つことに。

テスト内容はシャーシ。ジオメトリーは同じの堅さのみが違うシャーシとスウイングアームを試す。

僅か14ラップを走ったヘイデンは好印象を受けたとコメント。
一方の代役ロッシはヘイデンほどの好印象は感じず、次戦アラゴンで試してみないと分からない
とコメントする。

しかし、テスト風景の写真を観る限り、明らかに今までのものとは違う印象を受ける。

「GP12は何故速くなったのか・・・」

ロッシ自身がレースを振り返る:「ボケ老人としてはかなり良い出来だった」
「ダニがあんなことになったので実質は3位だったのかも知れないけど走っていて表彰台は
確信していた。。。」と。

速くなった理由。。。ロッシが離脱を決めたから?いやっ。ただ単にGP12が熟成されただけ?

確かなのは、やっと熟したマシンとそれを待てなかったライダーが居ただけのこと・・・。

(ロッシは秀吉や家康にはなれず、信長であったということ。。。笑)

 

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コメント (2)
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レースドクター「シド」逝く

2012-09-18 | 【与太吉】

エリック・シドニー・ワトキンス「通称:シド」。。。去る12日、イギリス・ロンドンの病院で死去。

ロン・デニスのコメント
「モータースポーツ界は真の偉人を失った。彼はドライバーでもエンジニアでもデザイナーでもなかった。
彼は医師であり、長年にわたってF1を今日のように安全にするために誰よりも功績を残した
といって間違いない。多くのドライバーは彼の慎重かつ熟練の処置で命を救われた。」

「最悪の週末」と言われた1994年のサンマリノGP以降、彼が考案したHANS(頭頸部保護具)の
導入などでセナの死以降、18年以上にわたってドライバーが死亡する事故は起きていない。

以前のインタビューで「レースドクター」として最も印象に残っている出来事として、やはりセナのことを
語っていた「シド」。プライベートでもセナとシドは大変仲が良く気心が知れていたと言う。

そんな「セナとシド」が最後に交わした言葉。。。

予選で事故死した「ラッツェンバーガー」の死で異様に落ち込むセナにシドは。
「君はもう3度も世界チャンピオンになったし、間違いなく最速のドライバーじゃないか。
他に何がいるんだね?。全てをやめて、一緒に釣りにでも行こうじゃないか」

そう言うとセナは「シド、世の中には自分でコントロール出来ないこともあるんだ。
やめることはできないし、続けるしかないんだよ・・・。」

この会話の僅か数時間後にセナはタンブレロで逝く。。。

ことのことをシドは生前、医師としてではなく「友人」としてセナの命を救えなかったことを
悔やみ続けていたともいわれる。

エリック・シドニー・ワトキンス博士、享年84才。心よりご冥福をお祈りします。

天国ではきっと二人してのんびりと釣でもしているんでしょうね・・・。

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