土花吉&与太吉

「土」に咲く「花」は「吉」を呼び寄せます。/DUCATI&ヨタ8&SR&TW等々・・・

人生はマラソンではない。

2014-05-23 | 【土花亭】

少し前、たまたまTVでこのCMが流れていて、自問自答のナレーションを最後まで思わず聞き入ってしまう。

 

「今日も走り続ける。。。誰だってランナーだ」

「時計は止められない。。。時計は一方向にしか流れない後戻りできないマラソンコースだ。」

「ライバルと競い合いながら、時の流れと言う一本道を僕らは走り続ける。」

「より早く、一歩でも前に。」

「その先に未来があると信じて、必ずゴールがあると信じて。」

 

「人生はマラソンだ。」



「でも、本当にそうか?。。。人生ってそう言うものか?」



「人生はマラソンじゃない!。。。誰が決めたコースなんだよ!」

「どこを走ったっていい。。。どこへ向かったっていい。」

「自分だけの道があるんだ。。。」

 

「自分だけの道?。。。そんなものあるのか?」

「わからない・・・。」

「僕らがまだ出会ってない世界はとてつもなく広い」

「そうだ!踏み出すんだ。」

「悩んで、悩んで、最後まで走り抜くんだ。」

「失敗してもいい。。。寄り道してもいい。。。誰かと比べなくていい。」

「道は一つじゃない。。。ゴールは一つじゃない。」

「それは人間の数だけあるんだ。。。すべての人生がすばらしい!」

「誰だ?人生をマラソンだって言ったのは?・・・」

 

そんな今宵、お届けする映像は折からの悪天候で大幅にダイヤが乱れ、津和野を定時より

相当遅れて出発したC57-1。

線路は暴風雨で最悪の状態。峠でとうとう空転を繰り返し立ち往生してしまう。

夕闇せまる中、機関士の決断により一旦、後退し再度峠に立ち向かうも進めない。

再び後退し、もう一度峠に立ち向かう。

機関士と機関助手、それに機関車が一体となり夕闇の中、峠に挑む約10分間の貴重な映像です。

機関士が安全弁でボイラーの圧力を抜き、機関助手が必死に釜に石炭を込め、圧力を調整する。

機関車がもがき苦しみながらも、峠に立ち向かう姿を感じて頂ければ幸いです。

人生、決して「前進あるのみ」ではダメな場合もある。

一旦、後退の後、困難に立ち向かう。速くなくてもいい。少し立ち止まってもいい。。。

 

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コメント (2)
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