「小浜まちの駅」オープンの日に行って来ました。。。
とは言っても、目的は「まちの駅」に付属する「旭座」なのですが、元はこの場所とは違う所に残っていた
明治期に建てられた芝居小屋。その建物を初めて見た時は、とある酒屋の倉庫として使われていた頃。
それを文化財に指定したのは僅か2年ほど前で、今回この場へ移築復元し新たに生まれ変わる。
工事中、幾度かここの前を通る度に遠くから眺めていたのですが「あぁ~、やっぱ合掌の再使用は
無理だったのか・・・」と、
小屋組みの合掌や他の構造体のほとんどが新材で組まれていたのを思い出す。
早速、イベントの合間に内部を見学させて頂くことに。
(って、イベントのスケジュールの告知不足でタイムスケジュールが分らない。ちと主催者の不手際が目立つ)
丁度、設計を担当した地元小浜の設計事務所の所長と、福井大学大学院工学研究科の高嶋先生とも
久しぶりに会って暫し歓談の後、この場を後にする。。。
2016.0501
ここ小浜市も例に漏れず駅前は閑散とし人口の減少も目立つ。
でも、小浜市には歴史や文化もあり、古くは京都とのつながりもある場所。
今回の「まちの駅」、どうか町の再生のランドマークとなること祈るばかりです。