今回の台風で被災地に二次災害が出ないことを祈るばかりですが・・・。
丁度6年前、スコップを担ぎ歩いたこの道を、この日は何も持たず違う目的で歩く。
あの時も目についた廃業してる古いバイク屋さん。。。(6年前のいざっ!出動!)
この日は越前和紙の里、越前市五箇地区に残る築180年江戸後期の建物と言われる旧商家「東小林家」を見学に。
先月6月より、月4日限定での公開。
なるほど、右側の平入り部分は江戸後期かもですが、左側部分は後年増築されたであろう、大正から昭和と思われる。
後、右奥の部分も後年のものと判断する。
妻側の最近、改修されたと言う外壁については納まり等に疑問符が残る。
しかし、個人所有のため公開にあたり色々とご苦労されたと思われる。
畳も入れ替えられ襖戸も当然、地元越前和紙を使い高級鳥の子にて張り替えられている。
「隅切り角に三の字」の襖の奥は仏間。
建物的には時代が混在し、一概に江戸後期の建物とは判断できない建物。
地元県の伝統建築の農家建築(吾妻造り)や町屋建築とは一線を画す商家建築として難しい時代考査になりますね。