「椅子屋さんでもないのですが」のお次は「時計屋さん?」。。。
showa土花亭での「柱時計の救出」後、暇を見付けては手を加えている古時計たち。
その中で一番希少であろう「ANSONIA HABANA 涙の雫」の文字盤がどうもいけない。
多分、他のANSONIA時計のスモールセコンド付き文字盤を捲って張り付けたもので、劣化が激しくロゴの位置も違う。
(多分、船時計と思われる)
ってことで、一世紀以上も前の文字盤が手に入る筈もなく、無いものは造るしかないので本業の?CADで図面化。
そこそこの雰囲気が出たところでプロットアウト。
右下が元々付いてた文字盤の捲りで白いのがテスト用にコピー用紙に打ち出したもの。
少し修正を加え、右上が本チャン用の打ち出しで、紙厚や何より色がお気に入りでいつもコレを使う。
そして、痛みがあるもののコレを使うしかない真鍮製リングを一応は磨き、ベースの亜鉛鉄板のベースに張り込む。
これで文字盤は完成。
未だまだ手を加えたり、調達もしなければいけない部品も山積みの「涙の雫」ですが一応は一歩前進ですかねぃ・・・。
そして、土花亭事務所の端っこでは特製の柱時計治具の裏表を使って、2機のムーブメントを調整可動中ぅ。