土花吉&与太吉

「土」に咲く「花」は「吉」を呼び寄せます。/DUCATI&ヨタ8&SR&TW等々・・・

文字盤を造る

2020-11-30 | 【昭和】

「椅子屋さんでもないのですが」のお次は「時計屋さん?」。。。

showa土花亭での「柱時計の救出」後、暇を見付けては手を加えている古時計たち。

その中で一番希少であろう「ANSONIA HABANA 涙の雫」の文字盤がどうもいけない。

多分、他のANSONIA時計のスモールセコンド付き文字盤を捲って張り付けたもので、劣化が激しくロゴの位置も違う。

(多分、船時計と思われる)

ってことで、一世紀以上も前の文字盤が手に入る筈もなく、無いものは造るしかないので本業の?CADで図面化。

そこそこの雰囲気が出たところでプロットアウト。

右下が元々付いてた文字盤の捲りで白いのがテスト用にコピー用紙に打ち出したもの。

少し修正を加え、右上が本チャン用の打ち出しで、紙厚や何より色がお気に入りでいつもコレを使う。

そして、痛みがあるもののコレを使うしかない真鍮製リングを一応は磨き、ベースの亜鉛鉄板のベースに張り込む。

これで文字盤は完成。

未だまだ手を加えたり、調達もしなければいけない部品も山積みの「涙の雫」ですが一応は一歩前進ですかねぃ・・・。

そして、土花亭事務所の端っこでは特製の柱時計治具の裏表を使って、2機のムーブメントを調整可動中ぅ。

 

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