先週末に敗退した「なでしこ」。。。
「なでしこ」の左腕章を6年前に引き継いだ「熊谷紗希季」は当時、「私は澤さんやあやさん(宮間)には
なれないけど、二人のレジェントからは多くの事を学んだし、フォア・ザ・チームは必ず守って行く」と・・・。
それがやっと咲き掛け何とかベスト8まで進出したが、今までとは違う戦いを強いられたのは事実。
敗退を受け、何処ぞの元代表崩れT氏(武田修宏)をはじめ、なでしこの将来について悲観的な意見を皆言う。
しかし、そうは思わない。。。
今大会前に左肩を負傷してしまいフル出場が叶わなかった「なでしこ」最年少「浜野まいか(19歳)」。
A代表に選ばれるも別メニューも経験し、悔しい思いをし負けたスウェーデン戦後半アディショナルタイムの約10分のみピッチに立つ。
彼女の特徴でもある上着をパンツインするユニフォーム姿がピッチを駆け巡るも、やがてホイッスルが鳴りピッチに仰向けに崩れ落ちる・・・。
すると、彼女が現在所属するスウェーデン女子1部リーグの「ハンマルビーIF」のチームメイトでもある、勝者のスウェーデン代表
「ヨンナ・アンデション」が歩み寄り、声を掛け抱き寄せる。「まいか、泣かないで」。
小学生の頃から男子サッカーチームのキャプテンを務め、17歳でなでしこジャパンの候補合宿に召集された折には、当時の
所属チーム、セレッソ大阪堺レディースの監督は「正直、招集が遅すぎる」とまで言い切った逸材。
マスメディアはよく彼女を「秘密兵器」と称するが、既に秘密でも何でもなく彼女の名は世界に知れ渡っている。
彼女は試合後にこう言う「自分がこのチームを勝たせられるようにしたい」と。前段の、なでしこキャプテン「熊谷」が言う
「フォア・ザ・チーム」。既に最年少のメンバーまで浸透しリスペクトされている。
最後に敗退を受け悲観的な解説をする者たちに、彼女「浜野まいか」の座右の銘を捧げよう。
「花が中々咲かなくても、下に下に丈夫な根をのばせ!」。