先ずは列車到着時刻まで大聖寺駅構内の散策。異様に長いホームはかつての北陸本線の名残で、特急
「雷鳥」の食堂車付12両編成や「白鳥」のグリーン車付13両編成の停車駅であったためで、今では
使われていないホームの半分以上は陥没や痛みが目立って来ている。因みに左側のノコギリ屋根の工場は
バイク乗りならお世話になったことがるであろう、チェーンメーカーの「DiD」大同工業㈱の工場。そうこうしている
内に帰りの列車が到着ぅ~と思いきや「ブルー?」えっ?ピンクの「ハピラインふくい鉄道」ではなくブルーの
「IRいしかわ鉄道」なんですけど・・・。
持っているのは「ハピラインふくい1日フリー乗車券」。ええんかいなぁ~と思い、乗車後よくよくダイヤを調べると
ここ大聖寺駅が「境界駅」ではあるものの、境界駅の両側、福井・金沢間は相互乗入れで重複区間らしい。
ってなことを初めて知り、「へぇ~」と関心している内に福井駅に到着。
同じ、JR521系とは言え第3セクターの違う鉄道会社の車両が並ぶ景色は面白い。
福井駅を出て、大聖寺駅で小腹を埋め過ぎた分を消化させるため、すっかり様変わりをした駅前を暫し散策。
高層ビル群を眺めたりビル内部に入ったり。少し戻って、新しく仲間入りした恐竜を観たり。
既にジュラシックパーク化している駅前はやがて北陸の冬の雪化粧になると、恐竜絶滅原因の仮説「氷河期」っぽい
写真が撮れていいですよ~。
ってことで、福井駅に戻り、少し遅めのランチは駅内得意の立食い蕎麦ではなく、ちゃんとした「蕎麦屋」で。
実はこれも「ハピラインふくいファンクラブ」会員の特典なんかが有ったりで、会員証提示でお会計から10%オフにしてくれる。
外れなし安定の「越前おろし蕎麦」をお腹いっぱい頂く。(ソースカツ丼も地元欧州軒とは違うけど、これはこれで美味しい)
お腹か満たされたところで、福井駅から今度は「ハピラインふくい」ピンクの車両に乗って無事、敦賀駅に「と~うちゃこ」。
これで、今年の「ハピラインふくい」ファンクラブの会員特典を消化。改めて説明すると、二人で年会費が¥2,000円。
この日の特典は1日フリー乗車券、二人で通常運賃¥7,000円分に協賛店お食事代割引¥230円。
(¥7,000円+¥230円)-¥2,000円=¥5,230円。つまり二人で¥5,230円得したことになる計算。
それに年度末まで協賛店割引や特典は引き続き何度でも使える。
そんな、病み上がりの身体にほんの少し「鉄分補給」できたような?「鉄旅」。
ところで、この「鉄旅」。奇しくも火野正平氏が亡くなった11月14日だったんですよねぇ・・・。
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