ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

地球誕生から現代まで ~ いのちのたび博物館

2010年02月07日 | 北九州
かつては、新日本製鐵八幡製鐵所の工場が立ち並んでいた八幡東区東田地区。
跡地には、スペースワールドやイオン東田SC、高炉台公園などが整備されており、
その一角に、生命の進化や人の歴史をテーマとする「いのちのたび博物館」があります。


入り口を入ったところに展示されている、樹齢1400年を超える屋久杉。


白亜紀の北九州付近を再現した自然史ゾーンのエンバイラマ館。
マメンチサウルスなどの恐竜やその頃の自然環境などを疑似体験できます。


多数の隕石の衝突をきっかけとして、遠くの火山が噴火を始めました。
恐竜の動きのリアルさに驚かされます。

・・・・・ブレてるんじゃなくて、恐竜の首が動いてるんです (^-^)ゞ

福岡県で発見され、日本人研究者の名前が付けられたワキノサトウリュウ。
体長10メートル以上あった肉食恐竜です。


主として北九州で発掘された化石や各種標本などが展示されたリサーチゾーン。


岩や地層、化石などの調査により、過去の北九州の姿が浮かび上がってくるそうです。


中生代に全盛期を迎えた恐竜などの骨格標本が展示された、迫力のアースモール。


様々な魚類の化石も、数多く展示されています。


歴史ゾーン民俗探求館では、昭和25年当時の八幡製鉄所の社宅を復元。
板塀に沿って置かれたゴミ箱など、細部にわたって忠実に再現されています。


玄関に台所、畳部屋が二間という間取り。


風呂は後付けで、家の外に作られたそうです。


このほかにも、興味深い展示がたくさんありました。





いのちのたび博物館は、正式名称を「北九州市立自然史・歴史博物館」と言います。
北九州市立歴史博物館、考古博物館、自然史博物館の3つの博物館を集約するとともに、
新たに、北九州市を支えた産業の歴史を加えて、太陽系の誕生から現代に至るまでの
壮大な歴史を展示することをコンセプトとして、2002年にオープンしました。
広い建物を活用した各種展示は内容的にとても充実しており、見応え十分です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする