ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

もやしそば 己城 ~ 田川

2010年02月21日 | 北九州
主として、筑豊地方の美味しい店を紹介しておられる「なつのさら」さんのブログで知った「もやしそば 己城(みき)」にお邪魔してきました。
JR田川後藤寺駅前の通りに面したまっ黒な外観。おおきな「もやしそば」の旗が目印になります。


看板メニューもやしそば。モチモチの麺にしゃきっとしたモヤシが良く合います。焼きそばに間違いありませんが、ソース味ではなく醤油味とも言えないし・・・・・。かといって塩でもない・・・・・そんな、初めて体験する味でした (^-^)ゞ


もう一品は、キャベツたっぷり、花カツオが踊る野菜入り焼きうどん。


店内にはカウンターとテーブル席がいくつか。最初はカウンターに座った私たちでしたが、「カウンターは換気扇があるので、座敷の方が暖かいですよ」と気遣っていただき、テーブル席に移動しました。


モチモチ、シャキッとした食感と、シンプルながらも滋味深さを感じるもやしそば。まだ早い時間でしたが、ひっきりなしに注文が入っているようで、寡黙な大将は、休むことなく鉄板に向かっておられました。

もやしそば 己城 焼きそば / 田川後藤寺駅


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石炭記念公園 ~ 田川

2010年02月20日 | 北九州
石炭採掘の中心地、炭都 田川。この地まで足を延ばした機会に、石炭記念公園に行ってみました。自宅を出る頃には曇っていた空も、この頃ようやく晴れ間が見えるほどに回復ヽ(^o^)丿


公園に隣接する石炭・歴史博物館は、月曜日のため、残念ながら休館日でした。


月が~出た出た 月が出た さのよいよい・・・・・炭坑節の石碑。


二本煙突や炭鉱夫の像の前で、CERESで買ってきたパンをいただきます (^-^)ゞ


フワッとモチモチのイカ墨カレーパンとガーリックが効いためんたいフレンチ。


往時、石炭の輸送に大活躍したSL 59684。


「さぞやお月さん、煙たかろ」と唄われた高さ45mの煙突と当時の炭鉱社宅。


伊田竪坑櫓(たてこうやぐら)。
竪坑櫓とは、坑夫や石炭、資材などを地中の坑道に搬出入する施設。


主として、筑豊地方にゆかりのある作家の作品を収蔵する田川市美術館。こちらも月曜日休館のため、観ることができませんでした (^-^)ゞ


独特の景観を見せる香春岳。右から、一の岳、二の岳、三の岳と呼びます。一の岳はセメントや石灰岩採掘のため、平らに削られて頂上がありません。


田川が炭坑節発祥の地であることは知っていましたが、訪れるのは今回が初めて。筑豊を代表する都市のひとつで、飯塚、直方とともに筑豊三都と呼ばれるそうです。わが国の近代化を支えた石炭産業、その中心地だった筑豊地方には、当時の歴史を物語る史跡や文化が今も残されています。今回は、博物館や美術館が休館日でしたので、いずれまた訪ねてみたいと思います。
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チロルチョコ・アウトレット ~ 田川

2010年02月19日 | 北九州
昨年末のこと、あるブログを読ませて頂いているうち、「チロルチョコは北九州が発祥の地。今も田川に工場があって、その傍にアウトレットがある」という記事を発見。この手の話にはからっきし弱い私。早速、妻を誘って田川まで出かけてきました。

う、嘘でしょ?と思わず・・・・。 開店15分前だというのに既に行列ができてる
その後も行列は増え続け、開店時刻にはおそらく50人くらい並んでたと思います。


オープンすると、狭い店内は身動きできないくらいの大混雑。久々に京王線の通勤ラッシュを思い出しました (^-^)ゞ 人の波に身を委ねつつ、手に触れたものをゲット。選んでられる状況ではないし・・・・


なんとか支払いを終え、店の外に出て再びびっくり。店内に入れないでいる人たちが、まだこんなに。品物が残ってればいいけど・・・・・。


アウトレットのお隣には、「CERES」というベーカリーとがあります。せっかくなので、立ち寄ってみました。


きれいな店内には、美味しそうなパンやケーキが優雅にレイアウト・・・・・。


イカ墨を練りこんだ生地のチーズカレーパン。陶器のような趣があります。


ひとつひとつが丁寧に作りこまれたパン各種。


めんたいガーリック・フレンチ。


チーズたっぷりのこってりピザ。


どれもこれも美味しそう


田川は石炭採掘の中心地。石炭をイメージして、竹炭を使ったスイーツ、ぼたやま。


この日ゲットしたチロルチョコの数々。アウトレットなので、店頭に並ぶ商品は日によって異なるそうです。


田川まで200号線、県道22号線を通って1時間。思いのほか、早く着きました。チロルチョコ・アウトレット、また行ってみたいのは山々ですが、平日だけの営業だそうなので、これが最初で最後になるかも・・・・・
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陽気に誘われて ~ 若松の田園風景

2010年02月17日 | 北九州
寒波も峠を越えた週末、雨の予想を覆して天気も上々。くっきり青い空が広がりました。そこで、家でゴロゴロの予定を返上して、芦屋から若松に抜ける国道495号線をドライブ。この辺りには、見渡す限り畑が広がっており、季節ごとに異なる田園風景を楽しめます。


夏の間はひまわり畑になっていたあたり。今はブロッコリーが植えられていました。


こちらは整然と並んだキャベツ畑。壮観です。


ロール状に巻かれた乾し草を収納したビニールハウス。


乾し草ロールがびっしり、ぎっしり・・・・・。


季節感が感じられますね。



畑の一角には、菜の花も咲いていました。


道路際で目についた密集した綿毛。


畑の横には、水仙が自生していました。


冬の間、色彩に乏しい田園風景も、多少は華やかさを増しているような気がしますね。



こちらは、妻の実家の玄関脇で実をつける万両。温かみのある赤い実が、葉緑に映えてきれいです。


長閑な田園風景の中、あちこちに車を止めながら、目についたものを写真に収めてみました。若松区有毛の一帯は、トマトやキャベツの産地なんだそうです。知りませんでしたが (^-^)ゞ
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創業享保二年(1717年) ~ 伊豆酒造蔵開き

2010年02月15日 | 北九州
2月13日、14日の二日間に亘って、宗像にある蔵元、伊豆酒造さん毎年恒例の蔵開きが行われました。伊豆酒造は享保二年(1717年)の創業だそうですから、今年で293年という老舗中の老舗です。


時折、雨がぱらつく生憎の天候でしたが、大通りから酒造までの小道には露店が並び、敷地内にもお客さんが溢れるなど、お祭のような賑わいでした。


伊豆酒造の長い歴史を見つめてきた、レンガ造りの古い煙突。


中庭では梅が五分咲き。


甘酒や酒粕の販売コーナーも。


大きな樽の中で発酵を続ける、まだ若い日本酒。


ある一角は、もうもうとした湯気に包まれていました。いったい、何でしょう・・・・???


毎年、蔵開きのときだけ作られる「酒饅頭」が蒸しあがったようです。


ほかほかアツアツの酒饅頭は、早速テントで販売されます。次から次へと蒸しあがるのですが、それ以上に、この酒饅頭を求める行列の方がすごいので、あっという間に無くなっていきます。


お酒の香りが素晴らしく、実に旨い酒饅頭でした (^-^)ゞ


もちろん、この時期限定の新酒も外せません。「初しぼり」と「にごり酒」。どちらも、幻の酒造米「亀の尾」を使用した原酒です。


ちなみに、伊豆酒造が創業した享保二年というのは、紀州徳川藩主だった徳川吉宗が第8代将軍に就任した翌年にあたります。あと7年で創業300年を迎える伊豆酒造。日本の老舗ランキングがあったとしたら、かなり上位に入るでしょうね。
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