ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

中欧の旅③ ~ チェスキー・クルムロフ

2010年08月15日 | 海外旅行
翌日は、南ボヘミア州の小都市 チェスキー・クルムロフへ。13世紀後半に建設が始まったこの町は、中世の街並みがそのまま残された、日本で言えば森の中の小京都のような雰囲気です。このあたりでは、大きく蛇行するモルダウ川が、さながら自然のお堀のように町を取り囲んで流れています。


モルダウ川を渡ったところに車を止め、歩いてクルムロフ城に向かいます。


門を抜けて城内に入ると、いかにも中世らしい雰囲気の塔が正面に見えてきました。


両側に様々な建物が並ぶ広い石畳の通りには、ところどころ噴水が置かれて、中庭のようなつくり。


小さな町ながらクルムロフ城の大きさは特筆もので、チェコではプラハ城に次ぐ規模だそうです。


城の渡り廊下を抜けると、城壁に切られた壁窓からチェスキー・クルムロフの街並みが・・・・・。


城壁越しに、チェスキークルムロフの町を一望できる場所がありました。


眼下のモルダウ川が、市街を取り囲むように流れているのがよくわかります。


城内の散策を終えて、モルダウ川のほとりまで降りてきました。
振り返れば、先ほど私たちが通った渡り廊下がそびえ立っています。左には壁窓も・・・・・。


町の中に、モルダウ川の流れを引き込んでいるようです。


町の中心部にある広場。


広場を過ぎて少し行くと、聖ヴィトゥス教会があります。


これが、700年前から変わらない眺めだと思うと、感慨深いものがあります。


クルムロフ城の渡り廊下。下段は、チェスキー・クルムロフの鳥瞰図とビール醸造所の紋章。



中世の雰囲気を今に伝えるチェスキー・クルムロフ。しっとりとした風情を感じさせる趣深い街並みでした。この後は、クルムロフ城に隣接する古いビール醸造所を訪ねますヽ(^o^)丿


福岡のブログランキング参加中。よかったら、バナーをポチッとお願いします。
人気ブログランキングへ ありがとうございます
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中欧の旅② ~ プラハ(カレル橋と旧市街)

2010年08月13日 | 海外旅行
プラハ城を後にして、長い坂道をモルダウ川に向かって降りていけば、絵葉書のような風景が広がります。


ボヘミア国王にして神聖ローマ帝国皇帝のカレル4世の命により建設されたカレル橋に到着。
長さ516メートル、幅10メートル。現存するものでは、ヨーロッパ最古の橋だそうです。


この橋を守るために3つの塔が建てられていますが、これは最も旧市街よりの塔。


旧市街側の橋の袂から、モルダウ川越しに望む王宮。


様々な歴史的建造物が並ぶ旧市街広場。大勢の観光客で賑わっていました。


天文時計(上下2連の時計)がとりつけられた旧市街市庁舎。


この天文時計、古ドイツ時間、古ボヘミア時間、バビロニア時間、星時間・・・・の4つの時間を表すことができ、午前9時から午後9時の間の毎正時には、時計周囲のからくり人形が動きます。


旧市街支庁舎の展望台。中央で誰かが手を振っています(黄色のシャツ)・・・・・実はこの人、からくり人形の動作が終わった後、展望台でトランペットを吹奏。最初はどこから聞こえてくるのかわからなかったのですが、そのうち彼を見つけた広場の観客から拍手と歓声が起こり、その喝采に応えているところなんです。


広場を抜けて、更に歩きます。抜けるように青い空、気持ちの良い散策日和でした。


この都市が刻んできた時の流れを髣髴とさせるような街並みが続きます。

歩き疲れたらチェコビール。世界一と言われるだけあって、さすがに旨い しかも安い


1881年に完成した国民劇場。オペラ、バレエ、演劇などが上演されます。


カレル橋のひとつ南に位置するチェコ軍団橋。ここからは、カレル橋の全景を見ることができます。


旧市街にあるボヘミアガラスの店で購入したハンドベル。ホテルの窓に置いてみました。


ひと休みしたら、再び市中散策へ・・・・・。風情ある石畳がどこまでも続きます。


夕食は、小泉元首相も訪れたという鴨料理の名店、ウ・モドレー・カフニチュキで・・・・・。


まずはビールから。初日と同じ、ピルスナー・ウルクェル。瓶入りしかなかったのが残念・・・・・。


表面はこんがりでパリッとしていながら、肉質は柔らかでジューシー。


日もとっぷりと暮れた路地裏。
雨も降っていないのに、昼間よりもしっとりとした雰囲気。街灯の穏やかな灯りも温もりを感じさせます。


至るところに塔が建てられ、「百搭の街」とも呼ばれるプラハ。ホテルの窓から眺めただけでも軽く7、80塔は数えられますから、「百塔」とはかなり控えめな表現だと思います。中国なら、「千塔」とか「万塔」などと誇大表現するところでしょうが、こんなところがヨーロッパの奥ゆかしさなのかも・・・・(笑)
次は、ボヘミアの古城を紹介します。


福岡のブログランキング参加中。よかったら、バナーをポチッとお願いします。
人気ブログランキングへ ありがとうございます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中欧の旅① ~ プラハ(聖ヴィート大聖堂)

2010年08月11日 | 海外旅行
ちょっと早めの夏休みをとってチェコ、オーストリア、ハンガリーを巡る旅に出かけてきました。
私たちにとっては、約10年前のスイス・イタリア以来、ずいぶん久しぶりのヨーロッパです。

モルダウ川のほとり、旧市街側から望むプラハ城。かつては、ボヘミア国王や神聖ローマ帝國皇帝の居城でしたが、今はチェコ共和国の大統領府が置かれています。ギネスブックによれば、「世界で最も古くて大きい城」だそうです。


先月末、JALのチャーター便(B747-400)で、福岡空港から出発しました。


シベリア上空を越えてモスクワを過れば、目指すプラハ国際空港はもうすぐですヽ(^o^)丿


約10時間のフライトの後、現地時間で午後7時ごろ、ホテルに到着。まずは、レストランで軽食&ビールを・・・・。
これが楽しみにしていたチェコビール、記念すべき1杯目! ピルスナー・ウルクェル (^-^)ゞ


窓から見渡すプラハの街並み。温かみのある赤い屋根に森の緑が映えてきれいです。


同じく部屋の窓から見える景色。午後8時頃だというのにこの明るさ。


明けて翌日は、プラハ市街を散策しました。最初に訪ねたのはプラハ城。この写真は、城内にある聖ヴィート大聖堂南側面。ゴシック様式の大聖堂が設立されたのは1344年ですが、資金難や戦争で幾度か中断され、完成したのは1929年。約600年の歳月をかけて建造された大聖堂。なんとも息の長い話です。


精緻を極める大聖堂の内部。圧倒されるほどの重厚さが感じられます。


この大聖堂は、複雑で繊細なステンドグラスでも知られています。


こちらは、20世紀のチェコを代表する画家、アルフォンス・ミュシャ製作のステンドグラス。


ボヘミアの守護聖人「聖ネポムク」の銀製の棺。良質な銀の産地であったチェコならではの意匠です。


再び外に出て、東側から大聖堂を眺めます。


チェコ共和国の首都プラハから、私たちの旅は始まりました。歴史と伝統を感じさせる街並み、趣のある石畳が続く道。美しい風景に囲まれて、感動と興奮の旅になりそうです


福岡のブログランキング参加中。よかったら、バナーをポチッとお願いします。
人気ブログランキングへ ありがとうございます
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炎暑に揺れる向日葵

2010年08月09日 | 北九州
十日間ほど中欧に出かけていましたが、帰国した途端、連日の猛暑。ジリジリと照りつける太陽に辟易としつつも、向日葵を探して車で出かけました。若松区有毛付近の国道495号線を走っている時、海岸側に黄色く広がるヒマワリ畑を発見。強烈に熱せられた地面から立ち上る空気がゆらゆらと揺らめいています。


勢いよく太陽に向かって咲く向日葵。


この花は、外側の管状花が半分近く開いたところ。内側の舌状花も、既に一部が開花しています。


こちらはガクさえ開いておらず、固さが感じられる向日葵のつぼみ。


まだ開ききっていない花も、大輪の花と同じく一人前に太陽の方向を向いています (^-^)ゞ


青い空にくっきりと・・・・・。


国道沿いでは、炎暑に耐えかねて立ち枯れ状態だった向日葵も、少し奥の畑では今が盛りと咲き誇っており、なんとか今年もカメラに収めることができましたヽ(^o^)丿
昨年の向日葵


福岡のブログランキング参加中。よかったら、バナーをポチッとお願いします。
人気ブログランキングへ ありがとうございます
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さぬきうどん 天霧(あまぎり)

2010年08月08日 | 食べ歩き
母の25回忌のため、山口に里帰り。
法要と墓参りを済ませて帰り際、これまで知らなかったうどんの店を見つけたので訪ねてみました。
たこ天と温泉卵のぶっかけ、860円。さすがに「さぬき」、コシのある太麺。


弾力のあるたこは、歯ごたえがよく、天麩羅の香ばしさと相まって美味。


妻は、あっさりと温泉卵うどん。


薄味だけに、ダシの旨さが引き立ちます。


あいにくの雨模様、しかもまだ早い時間でしたが、お客さんの入りは上々。


麺、スープともに美味しくて、里帰りしたときはまた行ってみたい店がひとつ。
たこも今が旬で、「たこ天と温泉卵のぶっかけ」は、頼んで大正解のメニューでした。



福岡のブログランキング参加中。よかったら、バナーをポチッとお願いします。
人気ブログランキングへ ありがとうございます
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする