ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

週末は男子ごはん~冷製パスタ、クロックムッシュ、油淋鶏……など

2020年08月17日 | 男子ごはん
今日、北九州市では31日ぶりに新型コロナウイルスの新規感染者数がゼロ。週明け月曜日の結果なので手放しでは喜べませんが、久しぶりのうれしいニュースでした。

こちらは2年前から育てているサボテン。メキシコ原産でマミラニア・ハーニアナ、和名は玉翁(たまおきな)と言います。買ってきたときは丸かったのですが、その後どんどん上背だけが伸びて今や初めの2倍以上の背丈に……。このことを園芸店に相談したところ、鉢が小さいのかもしれないとのことだったので植え替えをお願いしました。
狭いアパートから広いマンションに住み替えたようなものでしょうか。大きな鉢ですくすく育ってくれるよう願っています (^-^)ゞ


🍀

さて週末の男子ごはんは、久しぶりにパスタや食パンを使ったランチ向きの料理にも挑戦しました。

《大葉が爽やか!トマトとしらすの冷製パスタ》
暑い日が続くと、お昼はさっぱりと冷たいものが食べたくなりますね。冷たいパスタをいろいろ検索して、Nadiaで紹介されいていたトマトとしらすの冷製パスタを作ってみました。具材はトマトとしらすに大葉、味つけはニンニク(すりおろし)・オリーブオイル・塩とシンプル。最後にブラックペッパーをたっぷり振りました。冷製パスタにはカッペリーニという細めのパスタが合うようです。さっぱり爽やかで、炎暑のランチにふさわしいパスタでした。


《クロックムッシュ→クロックマダム》
前回の星乃珈琲店で妻が頼んだクロックムッシュを「家ワイン」のレシピで作ってみました。
まず最初に、バターと小麦粉、牛乳でベシャメルソースを作ります。そのベシャメルソースを、たっぷりとバターを塗りロースハムを置いた食パンに載せているところを妻が撮っていました📸


その上にチーズをどっさり盛って、さらに卵の黄身をトッピング。


卵の黄身は程よく半熟に焼き上がりました。フォークを入れてとろ~りと流れ出したところを撮ればよかったなぁ……。


コーヒーとクロックムッシュ、絶妙の組み合わせでした。


クロックムッシュは、20世紀初めにパリのオペラ座近くのカフェが提供したのが始まりで、それ以降パリでは定番のブランチメニューとして広まったそうです。その名の由来は諸説あるようですが、食べるとカリカリ音がすることから「クロックムッシュ=カリカリかじる紳士」となったとも言われています。その音があまり上品ではないため男性専用のメニューとされ、女性用にはクロックムッシュに目玉焼きを載せたクロックマダムが提供されたというのも面白いエピソードですね。そうすると、今回私が作ったのはクロックムッシュではなくクロックマダムなのかもしれません (^-^)ゞ

《臭みなし!鶏レバーの酒煮》
鶏のレバーやハツ、砂肝などが大好きなので、今回は酒で煮込む酒煮に初挑戦。酒と生姜のほかに加えるのはごく少量の塩・砂糖だけとあっさりした味つけです。「ビール女子」のレシピに従って、筋や脂肪を取り除きしっかり血抜きしたので、確かにまったく臭みがなくレバーが苦手な人でも大丈夫かもしれません。
このワインは3年前、クロアチア旅行のおみやげに姉夫婦が買ってきてくれたもの。香りがよくどっしりとした味わいで美味しかったです🍷


《鶏ももの柚子胡椒焼き》
続いて、柚子胡椒をたっぷり加えて風味づけした鶏ももの柚子胡椒焼きを作りました。「ズバうま!おつまみレシピ」を参考にしたのですが、オリジナルはもっとカリッと焼いて、柚子胡椒ではなく粉山椒を振りかけます。それも美味しそうですね〜
あっさり上品な鶏レバーの酒煮と、ガツンと濃厚な柚子胡椒焼き……対照的ながらどちらも酒の肴にぴったり。美味しい晩酌になりました (^-^)ゞ


《サクじゅわ油淋鶏》
先日、中華料理店でテイクアウトした油淋鶏が美味しかったので、自分でもできないかとネットを検索。Nadiaというサイトで、油をあまり使わず揚げ焼きで作る油淋鶏を見つけました。
鶏もも肉に醤油・酒・おろし生姜・おろしニンニクで下味をつけ、片栗粉をまぶしてからフライパンで両面をこんがり焼いていきます。タイトルどおり、サクッとジューシーに焼き上がりました!(^^)!


みじん切りにした長ねぎと生姜に、醤油・酢・ごま油を加えたタレも美味しかったです。


《厚揚げと高菜のナンプラー炒め》
ここから先は過去に何度か作ったもので、思いついたらササっとできる簡単な晩酌向けレシピです。
まずはいつもの厚揚げと高菜のナンプラー炒め……なんですが、今回はちょっとアレンジ。厚揚げと高菜を炒める際、日本酒の代わりに紹興酒を使ってみました。エスニック度が高まって美味。チャレンジ成功でした~♪


《えのき+しらすピーマン》
こちらも何度もリピしたしらすピーマンに、えのきを加えてみました。悪くはありませんでしたが、次またやるかと言えば微妙……ということで、こちらはチャレンジ失敗〜〜(^-^)ゞ


日本各地で記録的な猛暑が続いていますね。静岡県の浜松市では昨日に引き続き2日連続で40℃を越え、今日はなんと41.1℃。これは、2年前に埼玉県熊谷市で記録された国内の史上最高気温に並ぶ数字だそうです。明日も西日本から東海にかけて猛暑が予想されています。毎回書いているような気がしますが、コロナにも熱中症にも十分注意して過ごしましょうね。
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コーヒーチケット~星乃珈琲店

2020年08月15日 | 北九州
ほぼ週に1回の頻度で利用している桃園市民プール(桃園アリーナ)。週末や祝日は多少混みあうものの、いつもは比較的ゆったり泳げます。コースを一人で使えることが多いですし、時に2人や3人になってもレーンの幅が広いので、すれ違いにもさほど気を遣わずにすみます。プールの水も、まだまだきれいで気持ちがいいです〜🏊‍♂️
そんな桃園アリーナも、さすがに今週はお盆で混雑が予想されたのでお休みしました (^-^)ゞ


プール前の星乃珈琲店も恒例になりつつあります……☕️


先週は、6枚綴りで2,000円のコーヒーチケットを購入しました。
星乃ブレンドや彦星ブレンドなど普通のコーヒー(400円)だけではなく、ウインナー珈琲やラテなど一杯450円までの飲み物にも使えるので、かなりお得なチケットです。


この日妻はが頼んだのは、織姫ブレンドとクロックムッシュ。クロックムッシュっていったい何……???


帰って調べてみると、トーストにハムやチーズを挟み、ベシャメルソースを載せて焼いたもので、20世紀初め、パリのオペラ座近くのカフェで提供されたのが始まりだそうです。クロックムッシュの上に卵を載せたものはクロックマダムと言うのだとか……。
調べているうちに興味が湧いてきたので今日作ってみました。結果は次回の男子ごはんに掲載する予定です (^-^)ゞ


私はいつもの彦星ブレンドとトーストを注文。酸味は苦手ですが苦味は苦にならないので、彦星ブレンドは好みです。


🍀

さてお盆中日の昨日は、家族がわが家に集まって食事会を……。
いつもはお酒の準備しかしない私も、3品ほど作って協力しました (^-^)ゞ


まずは、北海道の夏の定番料理だというラーメンサラダ。ポン酢とマヨネーズにすりごまたっぷりのタレがとっても美味しいです。


つい先日作った鶏手羽中の七味醤油焼きをもう一度。今回は唐辛子の代わりに白ネギを付け合わせました。


前回は手羽中がなかったので手羽先で代用しましたが、やはりこちらの方が食べやすくて正解。タレの味がしっかりしみ込んで美味しかったです。家族の評判も上々でした~ヽ(^o^)丿


エスニックな香りが食欲をそそる厚揚げと高菜のナンプラー炒め。わが家では既に何度となくリピしています。


義兄、甥と私、男たちがビールにハイボールや酎ハイ、赤ワインで盛り上がっている間、女性たちはフルーツ三昧を楽しんでいました。
糖度が高くて美味しかったスイカとマンゴー。とりわけマンゴーは濃厚でクセになる美味しさです。


福岡県のブランドいちじく、「とよみつひめ」。


メロンは瑞々しくて、しっとりと上品な甘さでした。


関東以西は太平洋高気圧にすっぽりと覆われて夏の空が広がっているようです。北九州も朝から快晴。日差しを遮るものがなく、気温もぐんぐん上昇しています。ここ数日、ガーデンテーブルにシェードを取り付けて虫干ししていますが、とてもその下でビールやワインを飲もうという気にはなれません(笑)
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週末は男子ごはん~ロミロミサーモン、アボカド、鹿野ベーコン……など

2020年08月13日 | 男子ごはん
今日からお盆。5連休の始まり(中には9連休という方もいらっしゃるかも……)ですね。
さて、週末の男子ごはんです。今週は、サーモンやアボカド、ベーコンを使ったおつまみをいくつか……。そのほかにもお酒が進みそうなメニューをいろいろ探しました。

《ロミロミサーモン》
ロミロミサーモンは、サーモンとトマトなどの野菜を揉み込んだハワイでは定番のサラダ。彩りがきれいで、野菜の食感がよく、サーモンの美味しさをしっかり味わえます。「ビール女子」のレシピからいただきました。
今回はフランス産のスパークリングワイン🇫🇷と一緒に楽しみましたが、もちろん白ワインやビールもよく合います。


ロミロミサーモンは、マグロを醤油やごま油で和えたアヒポケなどと同じく、ハワイ先住民から伝わる伝統的な食文化です。
ちなみに「ロミロミ」とはハワイの言葉で「揉む」とか「マッサージする」と言う意味で、古くからハワイに伝わるオイルマッサージ「ロミロミマッサージ」も同じ意味で使われています。


《アボカドとベーコンのハニーマスタードサラダ》
コストコで買ってきた大きなアボカド、最後の1個がほどよく完熟してきました。冷蔵庫に鹿野ベーコンがあったので、"アボカド×ベーコン"で検索。クックパッドでハニーマスタードサラダを見つけました。アボカドとベーコンを少量の粒マスタード・はちみつ・マヨネーズで和えるだけの簡単レシピです。


まったり濃厚なアボカドと鹿野ベーコンの豊潤な旨みに、粒マスタードのほのかな酸味が加わって美味。これまで作ったアボカド料理の中では、先日のサーモンとアボカドのユッケに次ぐ美味しさでした(^^♪


《厚切りベーコンのハニーマスタードソース》
残った鹿野ベーコンをオリーブオイルで炒め、粒マスタード・はちみつ・醤油を絡めました。ハニーマスタードソースの味が濃厚で、鹿野ベーコンじゃなくて普通のベーコンで十分だったかな~(^^ゞ


《豆腐のコロコロガーリックステーキ》
塩・コショウ・クレイジーガーリック・粉チーズをまぶした豆腐をごま油で炒め、こんがりと焼き色がついたところで酒・醤油を回しかけ。器に盛って大葉の千切りを載せてでき上がりです。ニンニクの風味が食欲をそそり、ビールや焼酎にぴったりのおつまみになりました。「ズバうま!おつまみレシピ」で見つけたレシピです。(豆腐の上に載っている白っぽいものは炒めたガーリックチップ。まだ新しく乾燥していないニンニクなので、瑞々しすぎてカリッとこんがりしたチップにならないんです)


《豚のマヨぽん炒め》
しゃぶしゃぶ用の豚バラをごま油で炒めながら軽く塩・コショウ。火が通ったらポン酢とマヨネーズを加えてさっと炒めます。皿に盛って九条ネギをたっぷり載せ、最後に煎りごまを振りました。豚バラがやわらかく、サッパリしながらもマヨネーズのコクが加わって美味しかったです。「ビール女子」からいただきました。


《手羽中の七味醤油焼き》
同じく「ビール女子」で見つけた手羽中の七味醤油焼き(鶏の手羽中がなかったので手羽先で代用)。くし切りしておいたレモンを添えるのを忘れてました~(^^ゞ
ビールはDHCのベルジャン・ホワイト。小麦を原料とするヴァイツェンで、オレンジピールとコリアンダーの香りがさわやかです。


醤油・酒・七味唐辛子に15分ほど漬け込んだ手羽先を、付け合わせの甘長唐辛子と一緒にグリルで焼いているところです。


こんがりと焼き上がりました。七味唐辛子の香りに食欲をそそられます~♪
簡単なのに美味しいレシピが盛りだくさんの「ビール女子」。アサヒビールの「ズバうま!おつまみレシピ」と並んで、"初心者×飲ん兵衛"にはうってつけのサイトです(笑)


《肉豆腐》
豚バラ、ごぼう、しめじ、九条ねぎを使った肉豆腐。ごぼうとしめじの風味がよく、豚バラの甘みが加わって優しい味わいでした。「ズバうま!おつまみレシピ」で紹介されていたメニューです。


《しっとり鶏飯》
7月の初めに作った鶏飯。簡単かつ美味しかったのでリピしました。今回は間違えることなく、鶏もも肉の皮を上にして炊飯器にセット。前回同様、みじん切りのタマネギをどっさり入れて、ほんのり甘みのあるご飯が炊きあがりました。(タマネギが多い場合は、炊飯器の水を少なめにします)


鶏もも肉をスライスして盛りつけ。生姜醤油を垂らすと、肉の旨みが引き立っていっそう美味しくなります。
前回も書いたとおり、「タマネギを切って鶏肉を載せれば、あとは炊飯器が勝手に作ってくれる」という私向きのお手軽料理です~~!(^^)!


盆の入りの今日、暑くならないうちにと朝早くからお墓参りに出かけました。ガラガラかと思いきや、まだ6時半だというのに霊園には多くの人が来られていてびっくり。考えることはみんな同じなんですね。しばらくは厳しい残暑が続きます。コロナにも熱中症にも注意して過ごしましょう。
コメント (8)
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ランス美術館コレクション『風景画のはじまり~コローから印象派へ』@北九州市立美術館

2020年08月11日 | 北九州
北九州市立美術館でランス美術館コレクション『風景画のはじまり~コローから印象派へ』が開催されています。【7月25日(土)〜9月6日(日)】
戸畑区の小高い丘の上に建つ市立美術館は、昨年、建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を受賞した磯崎 新氏の設計により1974年に開館。老朽化のため2015年から2年以上に及ぶ改修工事を経て、2017年11月にリニューアルオープンしました。(この時の記念特別企画展も風景画がテーマで、『英国最大の巨匠 ターナー 風景の詩』でした)
筒状に伸びる二つの展示室が宙に迫り出した特徴的な外観。遠くからこの建物を見上げると、あたかも四角い双眼鏡が北九州市街を覗き込んでいるように見えることから、「丘の上の双眼鏡」という愛称で呼ばれるようになりました。


駐車場に車を止め、双眼鏡の真下までエスカレーターで上がったところに入口があります。
サーマルカメラによる検温やシートによる連絡先・健康状態の確認、混雑時の入館制限など、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための措置が徹底されています。その一環として、講演会やギャラリートークなどのイベントは、残念ながら中止となりました。


エントランスホールの広い階段の両脇には、ロダンとプールデルの彫刻が飾られています。また、階段を上ると、先ほどの筒状の双眼鏡部分へと続き、コレクション展示室やミュージアム・カフェなどが設けられています。

オーギュスト・ロダン『ピエール・ド・ヴィッサン』
百年戦争真っただ中の1346年、英国により包囲されたドーバー海峡に面した北フランスの港町カレー。この作品は、町を救うために敢えて人質となった市民たちの記念碑として制作された『カレーの市民』のなかの一体です。ちなみに『カレーの市民』全体像は、国立西洋美術館の前庭に展示されていました。


エミール=アントワーヌ・ブールデル『ペネロープ』
32歳から15年間ロダンに師事したプールデルは、彫刻の表現方法をめぐる考えの違いから、やがてロダンの下を離れ独自の道を歩みました。この作品は、ギリシャ神話からとったもので、トロイ戦争に出征した夫オデュッセイヤの帰りをひたすら待ち続ける貞淑な妻ペネロープ。ブールデル夫人がモデルだそうです。


1階の企画展会場、『風景画のはじまり~コローから印象派へ』……ここから先は撮影禁止です(^^ゞ


この展覧会では、フランスのランス美術館が所蔵するカミーユ・コロー(1796-1875)やギュスターヴ・クールベ(1819-1877)、ウジェーヌ・ブーダン(1824-1898)、そしてクロード・モネ(1840-1926)、ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)、カミーユ・ピサロ(1830-1903)ら印象派へと至る19世紀フランス風景画が紹介されています。


フランスで風景画というジャンルが成立したのは19世紀初め。それまでの絵画はアトリエで制作されていたのに対し、チューブ式の絵の具が開発されたことに後押しされた画家たちは屋外に出て、自然を主題として絵を描き始めたのだそうです。その先駆者となったのが、コローやクールベ、ブーダンで、モネやルノワールといった印象派に引き継がれ発展していきました。(以下の写真はリーフレットから)

ジャン=パティスト・カミーユ・コロー『イタリアのダンス』1865-70年
コローは、19世紀のフランス画壇における最も優れた風景画家のひとりで、ルノワールやピサロなど印象派の画家に大きな影響を与えたと言われています。


ギュスターヴ・クールベ『レマン湖の岸辺(急流)』1875年頃


アドルフ・ポルティエ『風景画家たち(レオン・ロワールに基づく)』1876年


ウジェーヌ・ブーダン『水飲み場の牛の群れ』1880-95年
空や雲を伸びやかに描くことから「空の王者」とも呼ばれたブーダン。若いモネを外に連れ出し、自然を観察してその場で描くことを勧めた画家です。


クロード・モネ『ぺリールの岩礁』1886年


ピエール=オーギュスト・ルノワール『風景』1890年頃


🍀

ここから先は、北九州市立美術館のコレクション展示室。最初の部屋だけ、写真撮影が許可されています。


エドガー・ドガ『マネとマネ夫人像』
親しい関係にあったドガとマネはあるとき、お互いの作品を交換しました。この絵はドガが描いた、ソファーに寄り掛かるマネと(おそらく)ピアノを弾くマネ夫人。マネはこの絵が気に入らず、絵の右側の一部を切り取ってしまったという、いわくつきの絵です。


TV東京の「美の巨人たち」で詳しく紹介されていた『マネとマネ夫人像』。この絵が北九州市立美術館にあると知った時の驚きと興奮を今も憶えています。ちなみにこの絵は、自分の絵を切り刻まれたことに怒ったドガが取り返し、復元するつもりで下塗りしたカンヴァスを継ぎ足したのですが、結局はそのままの状態で放置されてしまいました。


ピエール=オーギュスト・ルノワール『麦わら帽子を被った女』
色彩あざやかながら、やわらかな印象を与えるルノワールの絵。風景そのものよりも人物、とりわけ女性の描写に徹底的にこだわったところに、モネとの違いを感じます。


ポール・ゴーギャン『アウティ・テ・パペ(川岸の女たち)』【ノアノア木版画集】1893-94年
タヒチから帰国したゴーギャンは、タヒチの自然や文化について記したタヒチ滞在記『ノアノア(マオリ語で「かぐわしき香り」の意)』を執筆しました。この木版画は、その挿画として制作されたものだそうです。


ポール・セザンヌ『水浴者』


🍀

スタニスラス・レピーヌ『マルヌ川の眺め』1878-82年頃(ランス美術館蔵)
一緒に展覧会に出かけた母が、ミュージアムショップで選んだポストカードです。


こちらも同じくミュージアムショップで販売されていた小倉織「縞縞」のコースター。純白に挟まれた青のグラデーションが涼しげです。私が晩酌するときのためにと、母がプレゼントしてくれました(^^ゞ
小倉織は江戸初期から小倉藩で織られていた、丈夫でしなやかな質感が特徴の木綿布で、徳川家康も愛用していたと伝えられています。


風景画が好きなので、今回のランス美術館コレクション『風景画のはじまり~コローから印象派へ』は見ごたえがありました。ランス美術館と言えば、3年前に観た山口県立美術館の『ランス美術館展』も、ジャック=ルイ・ダヴィッドの『マラーの死』やランスにゆかりのある藤田嗣治(レオナール藤田)の作品などが印象に残っています。

ランスはシャンパーニュ地方の古都で、文字どおりシャンパン(フランス語読みではシャンパーニュ)生産の中心地として知られています。パリ東駅からTGVで45分と思いのほか近く、歴代フランス国王の戴冠式が行われたノートルダム大聖堂や大司教公邸トー宮殿、サン=レミ旧大修道院などの世界遺産をはじめ、世界的なシャンパンメーカーのカーヴ見学や試飲、葡萄畑が広がる美しい風景など見どころ盛りだくさん。レオナール藤田が設計・内装デザインを手がけ、死後埋葬されたフジタ礼拝堂(正式には「平和の聖母礼拝堂」)もありますね。
6年前パリに行ったときは、モンパルナス駅からTGVでボルドーに足を延ばし、丸々1日かけてシャトーを見学(もちろん試飲も……)しました。次は白ワインの番と言うことで、ブルゴーニュもいいかなぁと妻と話したことがありますが、ランスでシャンパン🍾というのも魅力的かもしれませんね。
……新型コロナウイルスの感染拡大が収まる気配を見せない今、妄想ばかりが膨らみます (^-^)ゞ
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アップルマンゴーパフェ&ハロハロ果実氷メロン@ミニストップ

2020年08月09日 | 日記
すでに暦の上では秋。とは言え、七十二候「涼風至(すずかぜいたる)」の季節感はまだ感じられませんね。

昨日の夜、美味しそうなパフェの映像が飛び込んできて、チャンネルザッピングをストップ。TBSの「ジョブチューン」という番組で、ミニストップのアップルマンゴーパフェが満場一致で合格の判定を受けた、まさにその場面でした。
コンビニってあまり立ち寄ることはないのですが、このマンゴーパフェが美味しそうだったので興味津々。さっそく今日、ミニストップに行ってみました。
昨夜のオンエアなので売り切れの可能性大でしたが、この時はまだ大丈夫。同じく番組で紹介されていたハロハロ果実氷メロン(ミニストップのイチ押し)までゲットしました〜〜*\(^o^)/*


これがアップルマンゴーパフェ、なんと350円!
爽やかな甘みのマンゴーがどっさり。ソフトクリームもねっとり濃厚で美味しかったです。
ミニストップの開発責任者の方が仰ってましたが、製品に使用しているマンゴーは、全体のたった35%なんだそうです。日本酒で言うなら大吟醸ですよね〜(笑)


こちらは、凍らせたメロンの果肉をスライスし、その上にソフトクリームをトッピングしたハロハロ果実氷メロン。すっきり爽やか、夏にふさわしい果実スイーツでした。


わが家の屋根外壁塗装工事は、予定どおり終了しました。3週間ぶりに足場と覆いがなくなってすっきり。クリア塗装なので外観はほとんど変わらないのですが、細かく見ると経年劣化していた部分が元どおりになり、全体的に新しくきれいになった感じがします。梅雨の長雨や連日の猛暑の中、きちんと仕事を進めてくれた職人さんや会社の皆さんに感謝です(*^^*)


アップルマンゴーパフェとハロハロ果実氷メロン、どちらも甲乙つけ難い美味しさでした。コンビニスイーツ、侮れませんね〜♪♪♪
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