カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

成城大学でコンサート

2013-06-03 | 音楽
 昨日は成城大学の学生さんたちによるオーケストラ、成城大学レストロアルモニコ管弦楽団のコンサートを聴きに成城大学に出かけました。演目は「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲、「眠れる森の美女」から4曲、ドヴォルザークの交響曲第9番というどちらかというと金管楽器や打楽器が華々しく活躍する構成。
 「眠れる森の美女」はCDも持っておらず、何十年ぶりかに聴いたので4曲の内2曲は記憶に残っていませんでしたが、この3曲のなかではやはりドヴォルザークが一番好きな曲で、演奏もまとまっていたように思います。第2楽章ではイングリッシュホルンやフルートが活躍する部分がありますが、どちらもしっかりと吹きこなしていて感心しました。オーケストラを生で聴く迫力は、決して家庭では味わえないものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グルダとベームのCD

2013-03-31 | 音楽
 上野公園からお茶の水までぶらぶら歩いて中古CD店に寄り、CDを10点程買って帰りました。その中の一点がこのCDで、カール・ベームの指揮、フリードヒッヒ・グルダのピアノによるモーツァルトのピアノ協奏曲第9番とブラームスの交響曲第1番。オケはバイエルン放響で1969年のミュンヘン・ヘルクレスザールにおけるコンサートのライブ録音盤。
 グルダは1974年から76年にかけてモーツァルトの20番以降のピアノ協奏曲4曲をアバドとのコンビで録音していて、これらも素晴らしいものでしたが、この演奏も絶品の一言。グルダのモーツァルトは聴く毎にいかに卓越した演奏であるかを感じさせられる、そんな演奏であると思います。そしてブラームスの第1番は、私がブラームスを聴き始めた頃から聴いている同じ指揮者の1959年録音盤との違いが楽しみでしたが、基本的な表現にはほとんど差異が見られませんでした。この録音をしたときにはすでに75歳になっていたベームですが、まだ壮年期の気力の充実した演奏を保っています。あまり差異がないと言っても表現には堅固そのものの59年盤と比べると柔軟な部分もあり、ライブ録音だけにテンポが少し揺れたりとスリリングな部分もあって、ベームが感興に乗って指揮している感じが伝わってきます。モーツァルトは9月30日、ブラームスはその二日後のコンサートの録音で、演奏後の拍手の音はカットされていますが、どちらも聴衆の盛大な拍手や歓声の音が聞こえてきそうな演奏でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大田市民ホール・アプリコ

2012-10-31 | 音楽
 このホールの収容定員は1,400人余りと東京文化会館などと比べると小ぶりでアットホームな雰囲気があります。大田フィルハーモニーの演奏会はベートーヴェンのエグモント序曲、シューベルトの交響曲第3番、ベートーヴェンの交響曲第1番というプログラム。オケの編成は國學院大學管弦楽団よりも小編成なので音量的にはずいぶん差がありました。曲目のせいもあると思いますが、國學院大學管弦楽団の演奏は若々しい元気の良さが感じられ、大田フィルハーモニーの方は社会人なので、落ち着いた感じの演奏です。このホールでは様々な大学のオーケストラの演奏会が時々行われているようなので、また聴いてみたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

國學院大學管弦楽団の演奏会

2012-10-30 | 音楽
 27日に大田区民ホール・アプリコで國學院大學管弦楽団の演奏会を聴いてきました。実は翌日の大田フィルハーモニーの演奏会を聴くつもりが、一日勘違いをしていました。偶然にも同じ時刻に國學院大學の演奏会があり、尋ねると入場券なしでも聴けるとのことなので、プログラムもわからないまま入場しました。
 もらったプログラムを見るとシベリウスの「フィンランディア」、グリーグの「ノルウェー舞曲」、チャイコフスキーの交響曲第4番と、ドイツ系の音楽を聴くことが多い私としては、ふだん聴くことが少ない作曲家たちの名前が並んでいますが、このところチャイコフスキーなども少し聴きたいと思っていたところなのでうってつけでした。聴衆は大学のオケということで若い人が多かったです。
 写真はコンサートマスターがチューニングをしているところですが、なかなか大編成のオケで団員は女性がかなり多かったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホルン協奏曲

2012-03-27 | 音楽
 演奏は例えば第1楽章だけという具合に10分位で次々に別のメンバーが登場して様々な曲が披露されます。写真はモーツァルトのホルン協奏曲第3番を演奏しているところですが、ホルン奏者はモーツァルトの生きた18世紀風のいでたちで登場。ピアノはベーゼンドルファー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市民ミュージアムでコンサート

2012-03-27 | 音楽
 先日川崎市民ミュージアムでコンサートがあったので聴きに行きました。年に何回か不定期に小さなコンサートが行われていますが、私が聴いたのはこれで2,3回目。この日の演奏は洗足学園音楽大学の学生さんたち。ご覧のような会場なので音響は悪いし、周りでは乳幼児が泣いているしで、ちょっと気の毒でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キンクロハジロ

2012-03-18 | 音楽
 昨日は一日中雨で、今日も昼過ぎ頃からまた降り始めました。そんなわけでこのところ撮っていないので、写真は1月に洗足池公園で撮ったもの。
 一昨日は小澤征爾さんの水戸芸術館でのコンサートの録音をFMで放送したので、聴きながらオープンリール・テープデッキで録音もしました。小澤さんは体調を回復するためにしばらく休養宣言をしましたが、演奏会はその直前のもの。そんな体調万全でないなかで演奏会最後に演奏されたモーツァルトの「ハフナー」などは絶品と言えるような演奏でした。2曲目に演奏されたハイドンのチェロ協奏曲第1番は初めて聴く曲なので、他の演奏と比較のしようがありませんが、どちらの演奏にも共通して言えることは絹のような肌触りの響きの美しさで、これは水戸室内管弦楽団によるものでもあるのでしょう。昨日は一日雨に降り込められてしまったので、テープからCDレコーダーを使って初めてCDにコピーしました。オープンリールにしてもカセットにしてもすでに過去のフォーマットになってしまったので、また機器が故障したときはいつまで修理が可能かわからないので、CDに残しておこうというわけです。CDレコーダーの操作は思ったよりも簡単で、コピーしたCDを早速聴いてみましたが、テープとほとんど変わらないようでした。その後、もう一つのハイドンのチェロ協奏曲である第2番もCDにコピーしましたが、こちらは1976年にピエール・フルニエがルツェルン国際音楽祭で演奏した録音で、翌年1月にNHK・FMで放送されたのでした。このときフルニエは69歳で年齢のためか多少のミスがあるようですが、演奏は熱のこもったもので貫禄十分。録りためたテープは結構あるので、気長にCDへのコピーの作業を続けるつもりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅梅

2012-03-11 | 音楽
 この紅梅は花弁が絞りのようになっていて、赤味が強く感じられます。今日は双眼鏡を首から下げている人がいたので少し情報交換をしましたが、もう長い間この公園に通っているようで、アカゲラやツミなど、まだ私が確認していない鳥の名前がいくつも出てきました。自宅近くのいつも通っている多摩川台公園とは比べものにならないほど広大な公園なので、これらの鳥がいてもなんら不思議ではありません。
 一昨日はNHKFMで、昨年のボン・ベートーヴェン音楽祭の録音を放送していて、庄司紗矢香さんが演奏するブラームスのヴァイオリン協奏曲がプログラムにあったので、20年ぶりくらいのことになりますが、オープンリールテープへの録音を試みました。指揮はパーヴォ・ヤルヴィで、オケはドイツ・カンマーフィルハーモニー。演奏が始まるとどうもオーケストラの響きがいつもと比べると薄い感じがします。そういえば「カンマー」だから小編成のオケなのかと思い、後でパソコンで調べてみるとやはり少人数の楽団とわかりました。合奏能力はかなり高いようでまさに一糸乱れずという演奏でしたが、庄司さんのヴァイオリンも堂々たるもので、演奏終了後の拍手も盛大なものでした。録音テープは40年近くも昔のものを使いましたが、まったく問題なく録音することができました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休息中のカルガモ

2012-03-09 | 音楽
 今日も雨で、すかっと晴れの日がなかなかありません。雨が上がれば花粉だし、困った季節です。写真は以前に三ツ池公園で撮ったお休み中のカルガモ。体温が逃げないように嘴を羽毛の中に埋めて休んでいます。
 昨日はオープンリールのテープで1975年のザルツブルク音楽祭からクリフォード・カーゾンのピアノでモーツァルトのピアノ協奏曲第24番を聴きました。指揮はアバードでオケはヴィーン・フィル。私は1973年頃からザルツブルク音楽祭のFM放送の録音を始めたので、初めの頃の録音で、機材はあまりよいものではありませんでしたが、思ったよりもよい音で録れています。カーゾンは1982年に亡くなっているので、晩年の演奏ということになりますが、大変好ましいもので感心しました。カーゾンのモーツァルト演奏の評価が高いことは知っていましたが、CDは持っていないので、過去にFM放送でほんの少し聴いた程度でしょうか。調べてみるとカーゾンはブリテンやセル、ケルテスなどの指揮でモーツァルトの協奏曲を録音しているとわかりましたが、いずれも1975年よりも前の録音であり、晩年の録音はないようなので貴重な録音かもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白梅

2012-03-02 | 音楽
 三ツ池公園の白梅ですが、このところあちこちで梅の花を見るようになってきました。天気も冬型の気圧配置が崩れているのか晴天が続かず、今日は朝から雨です。
 昨日、オープンリールテープデッキを返品したばかりですが、今日は修理に出していたカセットデッキが直って戻ってきました。メーカーのソニーではとっくに修理期間を過ぎていますが、調べたところ静岡の方で個人で修理を受けているところがあるとわかり、そこに修理を依頼していました。交換した部品が付いてきましたが、簡単言ってしまえば直径2センチほどの輪ゴムのようなもの1本だけで、この部品の交換だけで元のように動くようになりました。修理には宅配の料金などを含めるとこのデッキの購入金額の1/3程もかかりましたが、大事に使ってできるだけ長く使いたいと思っています。オープンリールテープデッキのトラブルがなければ、これで昨年11月以来相次いで故障に見舞われたオーディオ装置がすべて回復するはずでしたが、残念なことにオープンリールテープデッキだけが欠けた状態です。
 最初にかけたテープはカルロ・マリア・ジュリーニが指揮したマーラーの「大地の歌」で、演奏はベルリン・フィル。1984年2月14日の演奏会の録音で、NHK・FMが放送したのはほぼ1年後の1985年2月12日。録音しても一度聴いてしまうとなかなか二度、三度とは聴かないものなので、もしかしたらこのテープを聴いたのは27年ぶりかもしれませんが、音質の劣化はほとんど感じられず、ベルリン・フィルの緻密なアンサンブルが聴けます。29日のオープンリールテープデッキによる最初の試聴は雪が舞い降る景色を見ながらの試聴でしたが、今日は冷たい雨がそぼ降るなかでの試聴。調べてみるとジュリーニは同年同月にこの曲をCDに残していますが、ジュリーニに限らず演奏会で取り上げた曲を、時をおかずにCDに残していることがよくあります。「大地の歌」はマーラーの交響曲のなかでは好きな曲なので、レコードではワルター指揮でヴィーン・フィル盤とニューヨーク・フィル盤を、CDではブーレーズ盤を持っていますが、ジュリーニのこの演奏も優れた演奏に挙げられるものと感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする