カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

都庁展望台

2016-12-11 | あちこち
 オリンパスE-M10のアイカップと14~150㎜レンズのレンズキャップを紛失してしまったので、新宿に買いに出かけた。同じ物を買うとまた紛失しそうなので、アイカップは大型の物ではなく標準タイプの物を、レンズキャップもオリンパスの物は外れやすいので他メーカー品にした。大型のアイカップは引っかかりやすいので紛失につながるのである。
 せっかく新宿に出かけたので、都庁の展望台からの眺めを楽しんできたが真っ白な富士山もよく見えた。
 明治神宮は晩秋から初冬の色に移ろうとしていた。
 
 新宿中央公園の紅葉。
 
 写真展も3つ観て回った。まずはリコー・ペンタックスへ。ここではチベットの写真を展示していたが、プリントがとてもきれいなので、使用カメラは何かと思ったらペンタックス645Zだった。中版のデジタルだから画質がよいわけだった。次はオリンパスで、岩合光昭さんのガラパゴスの写真。かなり大きなプリントも展示されていてフォーサーズのカメラでも破綻のない画質で驚いたが、よく見るとやはり645Zと同じレベルとは言えないようだ。最後にニコンサロンで私が撮っているのと同じような里山の写真を観てきたが、こちらは岩合さんとは対照的にすべて半切くらいの小さなプリントで、それぞれの作家の表現意図を感じる。
 最後に中古CD屋に寄りバッハのCDを2セット(4枚)買ってきた。ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全集は寺神戸亮氏のヴァイオリン。フルート曲集はオーレル・ニコレの演奏のもの。フルート曲集はグラーフ盤をすでに持っているが、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタはレコードでしか持っておらず、ずっと聴くことがなかった。最近になって、このレコード(コーガンとリヒターによる演奏)を引っ張り出してきて30年ぶりくらいで聴いたが、1976年に買っているので買ってからちょうど40年経っていた。長いこと聴かずに過ぎたのは、いまひとつ曲に馴染めなかったからだが、今回改めて聴いてみるとしみじみとした味わいを感じたのでCDの購入に至ったという次第。寺神戸氏の使用ヴァイオリンは古楽器なので、響きが柔らかく典雅な雰囲気がしてコーガン盤とは対照的だった。

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