カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2021-02-03 | 多摩川台公園とその近隣公園
 湿性植物園の近くの樹木にアオサギが止まっていた。嘴を羽毛の中に埋めて眠っている様子。
 
 少し歩いて移動し角度を変えて見るとなんと奥の方にもう一羽。
 
 野生動物は外敵に襲われないように熟睡することはなく、うつらうつらと寝ていて、人間のように何時間もまとめて寝るということがないと言われているが、このアオサギも時々薄目を開けて警戒を怠らないのだった。もっともここではアオサギを襲う外敵はあまり考えられないが。
 
 一昨日はマーラーの交響曲「大地の歌」を聴いた。指揮はイタリア人のシノーポリ、オーケストラはシュターツカペレ・ドレスデン。「大地の歌」のCDはもう1枚ブーレーズ指揮、ウィーン・フィル盤も持っているが、これと比べるとシノーポリの方が音が分厚く表現がより濃厚な印象。ブーレーズの演奏はクリアでさっぱりとしている。シノーポリは1946年生まれなので現在も活躍していておかしくないところだが、2001年に54歳という若さで突然冥界に旅立ってしまった。確か心臓発作だったと記憶している。まだまだ働き盛りだったのでなによりも本人にとって無念だったことだろうと思う。

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