夏の終わりまで咲いている紫陽花があります。
タマアジサイで木道のすぐ脇に咲いていたのでマクロで接写しました。薄い紫色の花がびっしり。
花の全体の姿はこんな感じです。雑木林の端の方で咲いていた株を望遠で。
ヤマホトトギス。
同じくヤマホトトギスですが、花弁の色や模様は株によってまちまちです。花と蕾それに種になったものと3段階の状態が見られます。
気温が下がったためかチョウやトンボはあまり見られず、セミの鳴き声もミンミンゼミからツクツクボウシ中心に変わってきました。
ところで今「宇宙を読む」(谷口義明著)という本を読んでいます。現在明らかになっている宇宙像の概観を知りたいと思ってのことです。私が若い頃は例えばまだアンドロメダ銀河までの距離には諸説があって確定していませんでした。現在は230万光年のかなたにあるとわかっています。北半球からは見えないので日本人にはあまりお馴染みではありませんが、銀河系の最も近くにあるお隣さんの銀河は大小マゼラン銀河(2つの銀河が近接してあります)といって約16万光年のところにあります。私は見たことがありませんが距離が近いのでアンドロメダ銀河よりも明るくはっきりと見えるそうです。
私たちのいる銀河系の直径は10万光年です。光速は毎秒30万㎞。1秒で地球を7周半します。太陽まで8分20秒で光が届くという速さで10万年もかかるという大きさは、私たち人間の感覚では実感をもって感じることはできません。この時点ですでにほとんど無限の大きさという感じがします。この銀河系の中には1000億から2000億の星が輝いているといいます。
銀河系は宇宙の中で均等にあるのではなく、たくさんの銀河系がまとまり銀河団を作っているといいます。ひとつの銀河団は数百から数千個の銀河系で構成されます。ちなみに大小マゼラン銀河やアンドロメダ銀河、それに私たちの銀河系も同じ銀河団の一員です。全宇宙には銀河系が1000億から2000億あるのだそうですが、仮に平均して1つの銀河団に千個の銀河系があるとすれば、銀河団の数は1億から2億という計算になります。気が遠くなるような数とスケールの大きさでこれもほとんど想像することさえできません。
宇宙に太陽系以外に惑星が存在するのかということにも現在は結論が出ていて「存在する」となっています。
宇宙の年齢も以前は諸説ありましたが、現在の天文学では誕生してから137億年経っていると確定しています。宇宙ができたといっても最初から星があったわけではなくその7億年後に最初の星が誕生したといいます。私たちの太陽系誕生は46億年前で地球も同時期にできたとされています。
これらのことはハッブル宇宙望遠鏡や電波望遠鏡などの発達で観測技術が飛躍的に進歩したことによる天文学の研究の成果です。
現在では米中露を中心に宇宙にまで軍備を広げようしています。世界は協調よりも分断へと向かおうとする力学が強まっているようです。アメリカが典型ですが国民の間でも分断が激しくなっており、他の国々にも同じような傾向が見えます。新型コロナウイルスの終息もなかなか見えてきません。こうしたなかで、しばし広大な宇宙へと想いをふくらませました。
タマアジサイで木道のすぐ脇に咲いていたのでマクロで接写しました。薄い紫色の花がびっしり。
花の全体の姿はこんな感じです。雑木林の端の方で咲いていた株を望遠で。
ヤマホトトギス。
同じくヤマホトトギスですが、花弁の色や模様は株によってまちまちです。花と蕾それに種になったものと3段階の状態が見られます。
気温が下がったためかチョウやトンボはあまり見られず、セミの鳴き声もミンミンゼミからツクツクボウシ中心に変わってきました。
ところで今「宇宙を読む」(谷口義明著)という本を読んでいます。現在明らかになっている宇宙像の概観を知りたいと思ってのことです。私が若い頃は例えばまだアンドロメダ銀河までの距離には諸説があって確定していませんでした。現在は230万光年のかなたにあるとわかっています。北半球からは見えないので日本人にはあまりお馴染みではありませんが、銀河系の最も近くにあるお隣さんの銀河は大小マゼラン銀河(2つの銀河が近接してあります)といって約16万光年のところにあります。私は見たことがありませんが距離が近いのでアンドロメダ銀河よりも明るくはっきりと見えるそうです。
私たちのいる銀河系の直径は10万光年です。光速は毎秒30万㎞。1秒で地球を7周半します。太陽まで8分20秒で光が届くという速さで10万年もかかるという大きさは、私たち人間の感覚では実感をもって感じることはできません。この時点ですでにほとんど無限の大きさという感じがします。この銀河系の中には1000億から2000億の星が輝いているといいます。
銀河系は宇宙の中で均等にあるのではなく、たくさんの銀河系がまとまり銀河団を作っているといいます。ひとつの銀河団は数百から数千個の銀河系で構成されます。ちなみに大小マゼラン銀河やアンドロメダ銀河、それに私たちの銀河系も同じ銀河団の一員です。全宇宙には銀河系が1000億から2000億あるのだそうですが、仮に平均して1つの銀河団に千個の銀河系があるとすれば、銀河団の数は1億から2億という計算になります。気が遠くなるような数とスケールの大きさでこれもほとんど想像することさえできません。
宇宙に太陽系以外に惑星が存在するのかということにも現在は結論が出ていて「存在する」となっています。
宇宙の年齢も以前は諸説ありましたが、現在の天文学では誕生してから137億年経っていると確定しています。宇宙ができたといっても最初から星があったわけではなくその7億年後に最初の星が誕生したといいます。私たちの太陽系誕生は46億年前で地球も同時期にできたとされています。
これらのことはハッブル宇宙望遠鏡や電波望遠鏡などの発達で観測技術が飛躍的に進歩したことによる天文学の研究の成果です。
現在では米中露を中心に宇宙にまで軍備を広げようしています。世界は協調よりも分断へと向かおうとする力学が強まっているようです。アメリカが典型ですが国民の間でも分断が激しくなっており、他の国々にも同じような傾向が見えます。新型コロナウイルスの終息もなかなか見えてきません。こうしたなかで、しばし広大な宇宙へと想いをふくらませました。
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