1
飛行機はみんなで飛ばすもの。
チームワークを描くと、ドラマはどんどん面白くなる。
美咲洋子(上戸彩)はチームワークで飛ばすものであることを理解していなかった。
イヤリングを落としたお客様優先。
だが、飛行機は着陸態勢。洋子も席に戻ってシートベルトを閉めなければならない。
洋子が席に戻っていないため、飛行機は洋子待ちの状況に。コクピットに負担をかけた。
このことを桜田キャプテン(小日向文世)は怒る。
「空を甘く見ないでください。あなた方が客室をコントロールしてくれなければ僕たちは安心してコックピットに座れない。飛行機はみんなで飛ばしてるんです」
そして次の事件。
飛行機離陸前のドアロックの不具合。
離陸が遅れて乗客が騒ぎ出す。イライラしている。
洋子、関山有紀(大塚ちひろ)、麻生カオル(笛木優子)らCAは応対に追われる。
堤(小泉孝太郎)は試験中だったこともありパニック状態。
不具合の調整をするために整備の中原翔太(錦戸亮)登場。
初めて一人で任された仕事。緊張している。
なかなか飛ばない飛行機。客のイライラは頂点に。
赤ん坊のさやかちゃんが泣き出す。「赤ん坊を飛行機に乗せるなよ」と怒る若者。
洋子はさやかをなだめるために「ハッピーバースデー」を歌う。
さやかは今日1歳の誕生日だったのだ。
これで乗客の気持ちが和んだ。
洋子は桜田の言う「客室のコントロール」に貢献したのだ。
おかげで翔太は調整に専心できる。桜田も正確な判断が下せる。
チームワークものはいい。
それぞれが与えられたフィールドを守って、仕事を成し遂げていく。
こういう物語をもっと見たい。
2
恋愛話。
まずはたわいない話。
洋子はフライトで宝石王にナンパされる。ホテルでは食事代を払ってもらって。
帰りの飛行機ではIT社長(会社名はITT)に名刺を渡される。
洋子は「自分が気がつかないうちにイイ女になった」と有頂天。
弘田沙織(上原美佐)は「何で美咲さんが」と信じられない様子。
洋子は雑誌の占い・恋愛運も絶好調のようだ。
一方、若村弥生(相武紗季)。
翔太に自分の気持ちをなかなか言い出せない。
頼りになるのは雑誌の占い。今週告白すればいいことが起こる。
満を持して告白しようとするが、翔太はドアの不具合の調整に。
でも、その夜、ついに告白。
3番目の恋愛話は桜田キャプテンと三神教官(真矢みき)。
最終フライトを終えた桜田。花束をもらって「CAの情報網を甘く見ないでくださいよ」と三神に言われる。
そしてボーリング。
「賭けをしませんか?次もストライクが取れるかどうか」
「もしストライク取れたら?」
「僕と結婚してしまうとか」
冗談だと言ってごまかす桜田。しかし三神は「いいですよ」。
桜田はボールを投げるが、惜しくも1本残って。
話は戻って洋子。告白する弥生を目撃。
そのままふたりを残しておき、帰り道でつぶやく。
「やっと言ったか。弥生の奴遅いんだよな」
そして
「好きなんです……。翔太の事が……」
折に触れて自分を励ましてくれた翔太。
今日は翔太のかっこいい仕事ぶりを見て……。
更衣室の鏡を見たりして、無意識に翔太を意識している。
そして弥生の告白を聞いて、自分の気持ちに気づく。
ドラマで描かれる恋愛は様々。
洋子と翔太は信頼できる友だち→恋愛。
三神と桜田は尊敬できる先輩 →恋愛。
弥生と翔太は憧れ→恋愛。
ちなみに
「クロサギ」の氷柱と黒崎は心配→恋愛。
「医龍」の香と荒瀬は心配・母性→恋愛。
恋のきっかけは様々。
これからも様々な形の恋が描かれていくだろう。
★研究ポイント
物語のモチーフ:チームワーク・恋愛。
★キャラクター研究:堤修介(小泉孝太郎)
ある意味、他のキャラクターを引き立たせるためのキャラ。
仕事の取り組み方の違いから翔太を引き立たせ、トラブルに対するリアクションの違いから桜田を引き立たせた。
いわゆるダメキャラなのだが、あまり共感できる所がない。
今回やっと前日に試験勉強することで共感要素を見せたが、結局は翔太の友情に持って行かれた。
★その他
1
関山ちゃんは見事なバイプレイヤー。
トラブルの中、ダイエットして苦しんでいる乗客に自分の体験談を聞かせた。
彼女は彼女で自分にしか出来ない接客をしている。
自分に与えられたフィールドをしっかり守っている彼女。
今回のモチーフである「チームワーク」をわずかなシーンで表現した。
2
キャラクターの違った面を見せるのもキャラクターの立て方。
沙織は洋子と枕投げをした。
先輩・麻生は木村カエラに色紙をもらって、素の自分に戻った。
CAから素の自分に戻る時、彼女たちは魅力的になった。
視聴者も素のキャラクターたちを見たいのだ。
3
前回の「答えは目の前にある」を実践した洋子。
さやかちゃんの前掛けを見ていたことから、ハッピーバースデーを歌うことが出来た。
関山ちゃんも乗客を見て、ダイエットで苦しんでいるのではないかと見てとった。
彼女たちはCAとして、少しずつ前進している。
飛行機はみんなで飛ばすもの。
チームワークを描くと、ドラマはどんどん面白くなる。
美咲洋子(上戸彩)はチームワークで飛ばすものであることを理解していなかった。
イヤリングを落としたお客様優先。
だが、飛行機は着陸態勢。洋子も席に戻ってシートベルトを閉めなければならない。
洋子が席に戻っていないため、飛行機は洋子待ちの状況に。コクピットに負担をかけた。
このことを桜田キャプテン(小日向文世)は怒る。
「空を甘く見ないでください。あなた方が客室をコントロールしてくれなければ僕たちは安心してコックピットに座れない。飛行機はみんなで飛ばしてるんです」
そして次の事件。
飛行機離陸前のドアロックの不具合。
離陸が遅れて乗客が騒ぎ出す。イライラしている。
洋子、関山有紀(大塚ちひろ)、麻生カオル(笛木優子)らCAは応対に追われる。
堤(小泉孝太郎)は試験中だったこともありパニック状態。
不具合の調整をするために整備の中原翔太(錦戸亮)登場。
初めて一人で任された仕事。緊張している。
なかなか飛ばない飛行機。客のイライラは頂点に。
赤ん坊のさやかちゃんが泣き出す。「赤ん坊を飛行機に乗せるなよ」と怒る若者。
洋子はさやかをなだめるために「ハッピーバースデー」を歌う。
さやかは今日1歳の誕生日だったのだ。
これで乗客の気持ちが和んだ。
洋子は桜田の言う「客室のコントロール」に貢献したのだ。
おかげで翔太は調整に専心できる。桜田も正確な判断が下せる。
チームワークものはいい。
それぞれが与えられたフィールドを守って、仕事を成し遂げていく。
こういう物語をもっと見たい。
2
恋愛話。
まずはたわいない話。
洋子はフライトで宝石王にナンパされる。ホテルでは食事代を払ってもらって。
帰りの飛行機ではIT社長(会社名はITT)に名刺を渡される。
洋子は「自分が気がつかないうちにイイ女になった」と有頂天。
弘田沙織(上原美佐)は「何で美咲さんが」と信じられない様子。
洋子は雑誌の占い・恋愛運も絶好調のようだ。
一方、若村弥生(相武紗季)。
翔太に自分の気持ちをなかなか言い出せない。
頼りになるのは雑誌の占い。今週告白すればいいことが起こる。
満を持して告白しようとするが、翔太はドアの不具合の調整に。
でも、その夜、ついに告白。
3番目の恋愛話は桜田キャプテンと三神教官(真矢みき)。
最終フライトを終えた桜田。花束をもらって「CAの情報網を甘く見ないでくださいよ」と三神に言われる。
そしてボーリング。
「賭けをしませんか?次もストライクが取れるかどうか」
「もしストライク取れたら?」
「僕と結婚してしまうとか」
冗談だと言ってごまかす桜田。しかし三神は「いいですよ」。
桜田はボールを投げるが、惜しくも1本残って。
話は戻って洋子。告白する弥生を目撃。
そのままふたりを残しておき、帰り道でつぶやく。
「やっと言ったか。弥生の奴遅いんだよな」
そして
「好きなんです……。翔太の事が……」
折に触れて自分を励ましてくれた翔太。
今日は翔太のかっこいい仕事ぶりを見て……。
更衣室の鏡を見たりして、無意識に翔太を意識している。
そして弥生の告白を聞いて、自分の気持ちに気づく。
ドラマで描かれる恋愛は様々。
洋子と翔太は信頼できる友だち→恋愛。
三神と桜田は尊敬できる先輩 →恋愛。
弥生と翔太は憧れ→恋愛。
ちなみに
「クロサギ」の氷柱と黒崎は心配→恋愛。
「医龍」の香と荒瀬は心配・母性→恋愛。
恋のきっかけは様々。
これからも様々な形の恋が描かれていくだろう。
★研究ポイント
物語のモチーフ:チームワーク・恋愛。
★キャラクター研究:堤修介(小泉孝太郎)
ある意味、他のキャラクターを引き立たせるためのキャラ。
仕事の取り組み方の違いから翔太を引き立たせ、トラブルに対するリアクションの違いから桜田を引き立たせた。
いわゆるダメキャラなのだが、あまり共感できる所がない。
今回やっと前日に試験勉強することで共感要素を見せたが、結局は翔太の友情に持って行かれた。
★その他
1
関山ちゃんは見事なバイプレイヤー。
トラブルの中、ダイエットして苦しんでいる乗客に自分の体験談を聞かせた。
彼女は彼女で自分にしか出来ない接客をしている。
自分に与えられたフィールドをしっかり守っている彼女。
今回のモチーフである「チームワーク」をわずかなシーンで表現した。
2
キャラクターの違った面を見せるのもキャラクターの立て方。
沙織は洋子と枕投げをした。
先輩・麻生は木村カエラに色紙をもらって、素の自分に戻った。
CAから素の自分に戻る時、彼女たちは魅力的になった。
視聴者も素のキャラクターたちを見たいのだ。
3
前回の「答えは目の前にある」を実践した洋子。
さやかちゃんの前掛けを見ていたことから、ハッピーバースデーを歌うことが出来た。
関山ちゃんも乗客を見て、ダイエットで苦しんでいるのではないかと見てとった。
彼女たちはCAとして、少しずつ前進している。