最終回。
「死にそうな主人公が仲間たちの力で助かる」
「仲間たちとの別れ」
オーソドックスなよくあるストーリーをカウボーイとギャルでアレンジした。
冒頭、シンノスケ(藤木直人)の代わりにイモ子探しをしている3年後のサキ(戸田恵梨香)を出して、シンノスケは死んでしまった? と視聴者を錯覚させたが、オーソドックスなストーリーに乗っかっているため最終回としてはイマイチ。
シンノスケを助けるためのアイテム、「一番高い空を飛ぶ鳥の羽」「一番深い海で眠る貝殻」「一番急な崖に咲く花」「一番青い羽を持つ蝶」「一番美しく飛ぶブーメラン」を手に入れる過程は絵として面白かったが。
さてラストメッセージ。
自分の命に代えてシンノスケを助けてくれと言うサキにシンノスケは言う。
「一人で生きてきたと思うな。おまえのお父さんお母さんに失礼だ」
そして別れの時。
シンノスケは渋谷の街を否定した。
「この街、食べ物をゴミのように捨てる。それに慣れた人間、食べ物に感謝しなくなる。この街、家に帰らなくても生きていける。それに慣れた人間、親に感謝しなくなる。この街、夜でも明かりがついてる。それに慣れた人間、やがて太陽に感謝しなくなる」
そして自分の生き方について
「空を見ろ!空には星がある!必ずお前達の歩く道を照らしてくれる星がある。それは一人一人違う道だ。その星を見つけろ。見つかったらもう道に迷わない」
さすが日テレ。「巨人の星」だ。
これらのメッセージについては、説教くさかった。
サキたちエンゼルハートの人間全員が納得してしまうのも気になる。
最終回だから全員納得してしまぬのは仕方がないが、何か物足りない。
キャラクターどうしのぶつかり合いや葛藤がないとドラマは面白くならない。
キャラクターを描かないと面白くならない。
今回はシンノスケに対峙するキャラクターがいなかったため、シンノスケが一方的にメッセージを語ることになってしまった。
個々のメッセージもそれぞれに重いものなのだから、ストーリーにしてドラマで描いてほしかった。
斬新ないい作品だっただけに、この最終回は残念。
「芋子」については、実はシンノスケの母親「渋谷サチ子」だったというオチ。
そして「馬子」探し。
軽く笑える。
大きく笑えたのはジェ~ロニモ~(古田新太)。
「あれ、おまえのワイフか?結構タイプ!」
「無理!ありえない!多すぎるもん!渋谷人多すぎるもん!俺、傲慢だった。進之助に無理言ってた。渋谷、17歳、芋子、情報少なすぎ!」
シンノスケもギャルたちも渋谷に来たジェ~ロニモ~に全部持っていかれた感じ。脇キャラのバランスは難しい。
★研究ポイント
ドラマの作り方:
キャラクターの葛藤、ぶつかり合いがないとドラマは面白くならない。
テーマはドラマにして描かないと伝わらない。説教くささだけが残る。
★名セリフ
「なんだよ。普通にいい話じゃん。つまんねぇよ!」
※シンノスケのお守りについて語ったサキのリアクションせりふ。
バラエティで使われているこういうやりとりが今後ドラマでも使われるようになる?
「死にそうな主人公が仲間たちの力で助かる」
「仲間たちとの別れ」
オーソドックスなよくあるストーリーをカウボーイとギャルでアレンジした。
冒頭、シンノスケ(藤木直人)の代わりにイモ子探しをしている3年後のサキ(戸田恵梨香)を出して、シンノスケは死んでしまった? と視聴者を錯覚させたが、オーソドックスなストーリーに乗っかっているため最終回としてはイマイチ。
シンノスケを助けるためのアイテム、「一番高い空を飛ぶ鳥の羽」「一番深い海で眠る貝殻」「一番急な崖に咲く花」「一番青い羽を持つ蝶」「一番美しく飛ぶブーメラン」を手に入れる過程は絵として面白かったが。
さてラストメッセージ。
自分の命に代えてシンノスケを助けてくれと言うサキにシンノスケは言う。
「一人で生きてきたと思うな。おまえのお父さんお母さんに失礼だ」
そして別れの時。
シンノスケは渋谷の街を否定した。
「この街、食べ物をゴミのように捨てる。それに慣れた人間、食べ物に感謝しなくなる。この街、家に帰らなくても生きていける。それに慣れた人間、親に感謝しなくなる。この街、夜でも明かりがついてる。それに慣れた人間、やがて太陽に感謝しなくなる」
そして自分の生き方について
「空を見ろ!空には星がある!必ずお前達の歩く道を照らしてくれる星がある。それは一人一人違う道だ。その星を見つけろ。見つかったらもう道に迷わない」
さすが日テレ。「巨人の星」だ。
これらのメッセージについては、説教くさかった。
サキたちエンゼルハートの人間全員が納得してしまうのも気になる。
最終回だから全員納得してしまぬのは仕方がないが、何か物足りない。
キャラクターどうしのぶつかり合いや葛藤がないとドラマは面白くならない。
キャラクターを描かないと面白くならない。
今回はシンノスケに対峙するキャラクターがいなかったため、シンノスケが一方的にメッセージを語ることになってしまった。
個々のメッセージもそれぞれに重いものなのだから、ストーリーにしてドラマで描いてほしかった。
斬新ないい作品だっただけに、この最終回は残念。
「芋子」については、実はシンノスケの母親「渋谷サチ子」だったというオチ。
そして「馬子」探し。
軽く笑える。
大きく笑えたのはジェ~ロニモ~(古田新太)。
「あれ、おまえのワイフか?結構タイプ!」
「無理!ありえない!多すぎるもん!渋谷人多すぎるもん!俺、傲慢だった。進之助に無理言ってた。渋谷、17歳、芋子、情報少なすぎ!」
シンノスケもギャルたちも渋谷に来たジェ~ロニモ~に全部持っていかれた感じ。脇キャラのバランスは難しい。
★研究ポイント
ドラマの作り方:
キャラクターの葛藤、ぶつかり合いがないとドラマは面白くならない。
テーマはドラマにして描かないと伝わらない。説教くささだけが残る。
★名セリフ
「なんだよ。普通にいい話じゃん。つまんねぇよ!」
※シンノスケのお守りについて語ったサキのリアクションせりふ。
バラエティで使われているこういうやりとりが今後ドラマでも使われるようになる?