平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

クロサギ 第9話

2006年06月10日 | 職業ドラマ
 黒崎(山下智久)を理解して距離を置くことにした吉川氷柱(堀北真希)。
 しかし、話しかけられれば嬉しい。
 黒崎は氷柱を「疫病神」と言う。「何よ、それ!」「世間話だ」。
 たわいない世間話でもできれば嬉しい。

 黒崎に干渉しないことにした氷柱。
 しかし、恋心は干渉せずにはいられない。
 桂木(山崎努)の店で捕まった詐欺師を見て氷柱は「大丈夫なの?」と黒崎に言ってしまう。
 黒崎には「干渉だ」といなされてしまうが。

 また、氷柱は「幸せ教」の信者だ。
 幸せを信じている。
 黒崎にも復讐をやめて幸せになってほしいと思っている。
 氷柱は黒崎に直接言うことができないから三島ゆかり(市川由衣)に言う。
「何もかも放棄してただただ復讐してるだけ?あたしは嫌だよ、そんなの。人生ってもっと夢とか希望とかいろいろあるはずでしょ?ゆかりお願い。あいつを止めて」
 悩みを先輩の祖母にぶつける。
「幸せになろうと思ってない人を幸せにしたいって言うのはやっぱり無理なんでしょうか?」
 祖父は言う。
「幸せなんてそんなたいしたもんじゃないのよ。温かいお布団がいいとかさ。お漬物が美味しいとか。幸せなんてそんなものなのよ」
 氷柱は与えずにはいられない女の子だ。
 そして芯が強い。
 黒崎やゆかりに何を言われても揺るがない。
 自分を信じてまっすぐ前を見つめている。
 若さゆえストレートな部分があって煙たがられるが、思いは強い。
 与えずにはいられない女の子・氷柱は黒崎に幸せを与えようとする。
 幸せを味わってもらおうとする。
 作った手料理。
 黒崎がもらってくれて「やったー!」と喜ぶが……。

 「クロサギ」は2プロット。
  1.桂木への復讐の物語
  2.氷柱との物語
 これに個別の詐欺事件が絡む。
 桂木との話がなかなか進展しないため、どうしても氷柱との話に視点が行くが、次回以降、桂木話に進展がありそう。
「いよいよダメだな。そろそろ捨て時かな?」
 さて、どうなる?

★キャラクター研究:吉川氷柱
 芯の強い女の子。

★ディティル
 黒崎が好きなのは「鴨南蛮」のカップ麺。
 これにねぎをきざんで入れて食べる。
 たまたまカップ麺を見てしまった氷柱。
 カップ麺ではなく手料理を食べさせてあげたいと思う女心。

★追記
 今回のストーリー(公式HPより)
 黒崎(山下智久)のアパートにゆかり(市川由衣)がやって来た。
 今度は夕有子(麗菜)の祖母・辻本ひろみ(白川由美)が詐欺に遭ったのでお金を取り返して欲しいという。
 スピード違反で裁判所を訪れたひろみが手続きに戸惑っていると、親切そうな中年女性が「スピード違反の罰金を安くできる方法がある」と声をかけて来たのだと言う。
 すっかりその言葉を信じたひろみは、“罰金を安くするための手続き料”をその女性・冴島洋子(片平なぎさ)から指定された口座に振り込む。
 ところが、そんな手続きが存在するはずはなく、全くのデタラメだったのだ。
 桂木(山崎努)に、冴島の情報を依頼した黒崎は、彼女が区役所や税務署、警察などでその役所の人間になりすましてカモを狙う「なりすまし詐欺専門のシロサギ」であることを聞かされる。
 しかもこの冴島という女、もともと女優志望で芸は細かいらしい。

 黒崎は、税務署職員に“なりすました”冴島に接近。
 桂木から買った財団法人のバカ息子を装い遺産相続の相談を持ちかける。
 冴島はいいカモが見つかったとほくそ笑むが、それこそが黒崎の狙いだった…。

 ある日「桂」の店で詐欺のプランを買っていたシロサギが、店を出た途端に神志名(哀川翔)から詐欺容疑で逮捕される。
 黒崎を執拗に追う神志名から桂木への宣戦布告なのか?
 そこへ偶然、氷柱(掘北真希)が通りかかる。
 氷柱は黒崎が逮捕されるのではないかと不安になり、黒崎の元へと急ぐのだが。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする