「やり直したかった」、逮捕の長男供述 (読売新聞) - goo ニュース
この少年は後妻で連れ子で家庭では孤立していたようですね。
唯一の拠り所の父親が求めていたのは、成績・医者になることだったようですし。
この父親の要求に応えられなくては父親にも見放されてしまうようなプレッシャーがあったのでしょうか?
また、不得意で父親にも教えてもらっていたという英語の試験がよく出来ず、嘘を言ってしまったことが、犯行の引き金になってしまったようですが、「お前は嘘つきだ」というようなことも父親に言われていたのでしょうか?
まさにどこにも居場所がないという感じ。
捕まる前に公園の滑り台で寝ていたという少年。
ワールドカップを見たくて人の家に上がりこんでいた少年。(本来なら家族とワクワクして見たかった……)
すごく孤独な姿です。
最近の家族を殺害する犯罪は、必ず火をつけるようです。
それは証拠隠滅?
家族の死んでいる姿を見たくないという想い?
あるいはこの少年が「やり直したい」と語っているようにリセット願望でしょうか?
すべてを灰にしてしまえば、リセットできるというような。
また、人を殺すということは想像してみるとわかるのですが、すごくエネルギーのいること。怒りのエネルギーなどが持続していないと出来ないこと。
この少年の場合、鬱屈したエネルギーが爆発したのでしょうか?
あるいは強烈な自己破壊願望。
こんな大事件を起こせば、少年はその後の人生を捨ててしまったようなもの。
いままで作り上げて来た自分を一気に破壊する行為。
こう考えてみると、現代人には「逃げ道」と「居場所」が必要であるような気がします。
★関連記事
奈良県田原本町(たわらもとちょう)の医師(47)方が全焼し、母子3人が死亡した火事で、奈良県警に殺人と現住建造物等放火容疑で逮捕された私立高校1年の長男(16)が、県警捜査本部の調べに「常々家族4人を殺そうと思っていた」と供述していることがわかった。捜査本部は、両親らへの不満や、事件があった20日午後に高校で予定されていた保護者会へのストレスから突発的に事件を起こした疑いがあるとみて調べている。
調べでは、長男は20日午前5時15分ごろ、1階台所付近に火をつけ、2階で寝ていた母(38)、次男(7)、長女(5)を死亡させたとされる。父親は当直勤務で不在だった。長男は「火をつけたら、(3人が)逃げ遅れて死ぬと思った」と供述している。父親は約10年前に再婚し、長男は前の妻の子どもだった。
保護者会では中間試験の結果が保護者に渡される。これまでは主に母親が出席しており、20日も学校側に参加を申し込んでいたという。調べに対して、長男はこの保護者会を強く意識していたと述べている。
また長男は、放火した方法について「ガスコンロでタオルに火をつけて台所の床に置き、その上に近くにあった封筒や紙を落とした」と供述。いずれも火元の台所周辺にあるもので、事前に周到に準備した形跡は見受けられないという。
一方、京都市左京区で22日に見つかった長男が入り込んでいた住宅の電話線が切断されていたことが判明。京都府警は長男が切断したとみている。住宅に入った理由について、長男は「日本対ブラジル戦を見たいと思って入ったが、1日間違えた。放送していなかったので寝てしまった」と話したという。
捜査本部は23日午後、長男を奈良地検に送検した。
★追記
24日の「サタズバッ」ではこんなコメントも。
「黒か白かの二進法世代。中間がない」
「すぐにリセット。少しずつ改善して行こうとする地道さがない」
「悩み方が足りない。あるいは相談する人がいない」
「殺害して放火という少年事件が続発。犯罪は真似られ連鎖する」
「いい家族、いい子供を演じている」
「親が子に期待するのは当然だが、期待に応えられなくても認めてあげられる親子関係が必要」
※失敗するとすぐ責めるワールドカップの状況にも言及
「冷たい親子関係でなく、ジタバタする親子関係を」
この少年は後妻で連れ子で家庭では孤立していたようですね。
唯一の拠り所の父親が求めていたのは、成績・医者になることだったようですし。
この父親の要求に応えられなくては父親にも見放されてしまうようなプレッシャーがあったのでしょうか?
また、不得意で父親にも教えてもらっていたという英語の試験がよく出来ず、嘘を言ってしまったことが、犯行の引き金になってしまったようですが、「お前は嘘つきだ」というようなことも父親に言われていたのでしょうか?
まさにどこにも居場所がないという感じ。
捕まる前に公園の滑り台で寝ていたという少年。
ワールドカップを見たくて人の家に上がりこんでいた少年。(本来なら家族とワクワクして見たかった……)
すごく孤独な姿です。
最近の家族を殺害する犯罪は、必ず火をつけるようです。
それは証拠隠滅?
家族の死んでいる姿を見たくないという想い?
あるいはこの少年が「やり直したい」と語っているようにリセット願望でしょうか?
すべてを灰にしてしまえば、リセットできるというような。
また、人を殺すということは想像してみるとわかるのですが、すごくエネルギーのいること。怒りのエネルギーなどが持続していないと出来ないこと。
この少年の場合、鬱屈したエネルギーが爆発したのでしょうか?
あるいは強烈な自己破壊願望。
こんな大事件を起こせば、少年はその後の人生を捨ててしまったようなもの。
いままで作り上げて来た自分を一気に破壊する行為。
こう考えてみると、現代人には「逃げ道」と「居場所」が必要であるような気がします。
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奈良県田原本町(たわらもとちょう)の医師(47)方が全焼し、母子3人が死亡した火事で、奈良県警に殺人と現住建造物等放火容疑で逮捕された私立高校1年の長男(16)が、県警捜査本部の調べに「常々家族4人を殺そうと思っていた」と供述していることがわかった。捜査本部は、両親らへの不満や、事件があった20日午後に高校で予定されていた保護者会へのストレスから突発的に事件を起こした疑いがあるとみて調べている。
調べでは、長男は20日午前5時15分ごろ、1階台所付近に火をつけ、2階で寝ていた母(38)、次男(7)、長女(5)を死亡させたとされる。父親は当直勤務で不在だった。長男は「火をつけたら、(3人が)逃げ遅れて死ぬと思った」と供述している。父親は約10年前に再婚し、長男は前の妻の子どもだった。
保護者会では中間試験の結果が保護者に渡される。これまでは主に母親が出席しており、20日も学校側に参加を申し込んでいたという。調べに対して、長男はこの保護者会を強く意識していたと述べている。
また長男は、放火した方法について「ガスコンロでタオルに火をつけて台所の床に置き、その上に近くにあった封筒や紙を落とした」と供述。いずれも火元の台所周辺にあるもので、事前に周到に準備した形跡は見受けられないという。
一方、京都市左京区で22日に見つかった長男が入り込んでいた住宅の電話線が切断されていたことが判明。京都府警は長男が切断したとみている。住宅に入った理由について、長男は「日本対ブラジル戦を見たいと思って入ったが、1日間違えた。放送していなかったので寝てしまった」と話したという。
捜査本部は23日午後、長男を奈良地検に送検した。
★追記
24日の「サタズバッ」ではこんなコメントも。
「黒か白かの二進法世代。中間がない」
「すぐにリセット。少しずつ改善して行こうとする地道さがない」
「悩み方が足りない。あるいは相談する人がいない」
「殺害して放火という少年事件が続発。犯罪は真似られ連鎖する」
「いい家族、いい子供を演じている」
「親が子に期待するのは当然だが、期待に応えられなくても認めてあげられる親子関係が必要」
※失敗するとすぐ責めるワールドカップの状況にも言及
「冷たい親子関係でなく、ジタバタする親子関係を」