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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

全日本フィギュアスケート選手権

2006年12月29日 | スポーツ
 フィギュアスケートというスポーツは面白い。
 対決でありながら、戦う者どうしが身体をぶつけ合ったりすることはない。
 したがって要求されるのは、それまでに積み上げてきた個人の技量と精神力だ。
 ドラマ「のだめカンタービレ」では音楽コンクールのシーンがあったが、競う形式はそれに似ている。
 芸術度・技を競うという点でも共通している。
 「のだめ」のプロデューサーは、こんなフィギュア人気からヒントを得て「のだめ」のドラマ化を考えたのではないか?(もちろん原作人気もすごいのだが)
 一方、「鉄板少女アカネ」が古くさかったのは、「料理の鉄人」をそのままドラマでやってしまったこと。「鉄人」は10年前のブームだった。
 この様に考えてみると、世の中で注目を集めているものには共通点があることがわかる。

 キャラクターという点でもそうだ。
 「のだめ」には多彩なキャラクターが登場するが、全日本フィギュアもそう。
 浅田真央、安藤美姫、村主章枝、恩田見栄、中野友加里、浅田舞。
 バレーボールもそうだったが、フジテレビはスポーツ選手をヒロイン、ヒーローに育てあげるのがうまい。
 そして全日本フィギュアのメイン・ヒロインと言えば、浅田真央か?
 彼女のあどけなさ、さわやかさはヒロインの素質十分。
 おまけに天才と来ている。
 そして完璧な天才なら自分からは程遠い人と視聴者は距離をおいてしまうが、思わず応援したくなってしまう不安定さも持ち合わせている。(そういえば、天才のだめはコンクールで精神を乱され、演奏がメチャクチャになったことがあったっけ)
 さらに安藤ら先輩たちや姉・舞とのドラマもある。
 この様に考えてみると、来年ドラマでやって人気を得るヒロインとは、浅田真央の様なヒロインか?


★追記1
 ショートプログラムでは演技の構成が決められている。
 選手たちは、この決められた構成に基づいて演技をして点を競う。
 これも面白い競技形式だと思った。
 見ている者にも選手それぞれの違いがわかりやすい。

★追記2
 解説者の人物配置も面白かった。
 どちらかというと甘いコメントの多い国分太一。
 それに対照的な八木沼純子の辛口のコメント。
 荒川静香は中立・客観的なコメント。
 まさに三者三様。

 荒川静香のコメントは、無駄がなくてきっちりしていて小気味いい。
 彼女はきっとそういう性格なのだろう。

 国分太一は少しかわいそうだ。
 ボケても誰も突っ込んでくれない。
「ショパンは真央ちゃんのために曲を作ったんですかね?」
 シーーン……。
 こんなシーンもドラマで見てみたい。

コメント
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