平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ポイントプレザントの悪夢

2006年12月18日 | テレビドラマ(海外)
「ポイントプレザントの悪夢」物語の概要はこう。

 ニュージャージー州に位置するポイントプレザントに突然の嵐が。
 ライフ・ガードとして働くジェシーは海に女性が浮かんでいるのを見つける。
 助けられた女性の名は クリスティーナ。
 だが、それが地獄の始まりだった。
 クリスティーナは悪魔の父親と人間の母親の間に生まれた少女。
 その目覚めが始まっていたのだ。
 彼女の魂の戦いが始まる……。

 自分探しの物語である。
 自分とは何者か?
 つきつめていった結果、わかったことが「悪魔の子」だとしたら。
 そんな怖さがこの物語にはある。

 予兆はあった。
 自分が他の人間とは違うのではないかという思い。
 人は自分を見て、時々恐怖の表情を向ける。
 理由はわからない。
 こんなこともあった。
 クリスティーナは自分を助けてくれたジェシーがガールフレンドと仲良くしていることがつらい。
 自分では否定するが、湧き起こる憎悪の気持ち。
 その憎悪の気持ちを抱いた時、キャンプファイアの火がボン!と突然大きくなる。
 部屋でひとりでいるクリスティーナはジェシーとガールフレンドの情事を想像する。
 いたたまれない。つらい。
 実際、ジェシーは車の中でガールフレンドとキスをしていた。
 するとガソリンスタンドからガソリンが漏れ、引火!!
 火は車に向かって走り、ガールフレンドの安全ベルトは外れない!
 翌日、ジェシーに起こったことを聞かされて恐怖するクリスティーナ。
 クリスティーナ自身は自分が悪魔の子であることを知らないから、自分が思ったことがその通りになってしまうことに恐怖する。

 第一話しか見ていないが、ドラマはこう展開していくであろう。
 自分が「悪魔の子」であることを知ったクリスティーナが「人間」と「悪魔」であることのどちらを選ぶか?
 これは、自分探しの物語の基本的なドラマパターン。
 突きつめれば、人間を愛するか憎むかのドラマ。
 さて、クリスティーナはどちらを選ぶのか?

★追記
 第一話ではその他にもこんな怖いシーンがあった。
・クリスティーナのまわりの人間が皆おかしくなっていく。
・クリスティーナの瞳には検眼鏡で見ると、666を重ねた紋章がある。
・クリスティーナの父親の秘書は、クリスティーナの目覚めを知ると「神に栄光あれ」と言って、彼女の首を絞め殺そうとする。
 すると蜂が群れをなして飛んできて秘書を襲う。 

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