平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

必殺仕事人Ⅴ その1

2007年07月09日 | 大河ドラマ・時代劇
 再放送でやっていた「必殺仕事人Ⅴ」。
 あの映像美。やっぱり仕事人はいいなぁ。
 以下は各話の事件と中村主水の殺しの仕方。

「主水、りつ、せん、ダブルベッドに寝る」
★事件
 抜け荷の協力を頼まれたオランダ領事。娘を人質に脅迫されるが、娘は逃げて主水にかくまわれる。
★面白ポイント
 主水とオランダ人娘の恋。ダブルベッドに寝る主水たち。鳩時計が鳴ったり、ベッドから落ちたり。
★主水の殺し方
 相手の鼻緒を事前に切っておき、転ばせて後ろから刺す。


「主水の隠し子、現わる」
★事件
 大阪から帰ってきた盗賊一味。その一味に主水のかつての女・おしまとその娘・おさよが。
 折しも三千両を主水の番屋に隠すことに。しかし、それはかつての女・おしまの手引きで奪われ、主水の責任が問われる。盗賊の背後には、主水の番屋に三千両を隠すように主張した同心・伊吹の姿も。
 一方、娘おさよは母親が盗賊であることを知り、自分も手込めにさせそうになって殺されてしまう。
★面白ポイント
 おさよは主水の娘かどうか? 母親、おしまは人の気配を感じた主水に襖越しに刺され、娘かどうかは定かでない。おしまの死に際に主水は言う。「今さら、おさよが俺の子だなんて言うなよ」
★主水の殺し方
 「伊吹さん、わたしにも分け前をいただけませんかね」と言って、囲炉裏越しに話す主水。伊吹が斬りかかると、囲炉裏の灰を目くらましにして刺す。
 刺す時のせりふは「てめえみたいなとんまに一文もやらねえよ」
★その他
・主水はおさよを「苦労が顔に出てねえ、いい子だ」と言ってほめる。
・盗賊の親分が伊吹におさよを抱くように言う時のせりふは「お気にめしたようで。よかったらお味見を」(パターンですな)
・マサは嗅覚で悪を見分ける。「あいつら悪だぜ。においでわかる」


「主水、化粧をする」
★事件
 御金蔵の焦げつきを誤魔化すために、勘定方御用人の藤尾とその息子を盗人に仕立てる。
★面白ポイント
 仕事は金蔵で。敵が仕事人を待ち構えているのがポイント。敵を一網打尽にするために主水があらかじめ藤尾の仲間が今夜、金蔵破りに来ると伝えていた。 
★主水の殺し方
 蔵の中ではマサたちの仕事が行われて物音。敵のボス宮沢は蔵に入ろうとするが、主水は「宮沢様、私が先に」と言って先に入る。その振り向き様、宮沢を刺す主水。
★その他
 藤尾と息子・金太郎の親子関係。
 藤尾は「手をかけ、金をかけ、手塩にかけて育ててきた。将来の道も作ってやった」と親の愛情を見せるが、子にはその愛情が重かった。


「主水、鶴を食べて失業する」
★事件
 大奥の鶴が首を折られて死んでいる。百軒長屋の連中は鶴を食べてしまうが、それにお咎め、牢から出すお金を貸し付けられる。しかし、それが法外な条件であることがわかり、長屋を立ち退くことに。すべて長屋から立ち退かせるための謀略だった。 
★面白ポイント
 百軒長屋に火がつけられ、火事の中での闘い。
 この闘いで、仕事人・銀平と西が死んでしまう。
★主水の殺し方
 櫓から火事を見守る敵に後ろから刺す主水。「いい眺めだな。火事の続きは地獄で見な」
★その他
・「金の貸借は対面で処理せよ」と言われ、奉行所では取り合ってもられない。実はこの同心もグル。長屋の連中がそれでも騒ぐと「ご政道に背く気か」
 悪党たちは長屋の連中を立ち退かせて言う。
・「美しい町並みを作るのが夢でございます」そこには土地に関わる二万両の利権があるのだが。
・逃げた鶴の責任を感じて長屋にやってくる大奥の奥女中・滝山。そこで彼女は裏に謀略があることを知る。しかし、滝山のご同役の山口もグルであることを知らず刺されてしまう。マサは山口が悪であることを知っていて釘をさしていた。「誰も信じちゃいけねえぜ」。しかし滝山は山口のことが好きで。
 ラストはマサをかばって山口に殺される滝山。滝山は死に際に言う。
 「これでいいのです」愛する人に裏切られた滝山の哀しみのせりふ。
・銀平と西を失った主水。
 「この仕事は高くついたぜ」


 
コメント
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