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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

参議院選挙公示

2007年07月12日 | 事件・出来事
年金財源めぐり応酬=首相「いいかげん」、小沢代表「無駄省く」-7党首討論会 (時事通信) - goo ニュース

 参議院選挙公示。
 ブログにも公職選挙法に関わるということでバランス良く書かなくてはならない。

★まず年金問題。政治と金の問題。
 おそらく政権与党に自浄能力はない。
 それは赤城農水省の事務所費問題で明白。
「法律の定める所できちんとやっているから明細を明らかにする必要はない」
 自ら作った法律で抜け道を作ってる。
 社会保険庁の問題が明らかになったのも、野党やマスコミが指摘したから。
 指摘していなければ、現在も庶民は「記録がないから」という理由で社会保険事務所で突っぱねられていただろう。
 ということで政権与党に自浄能力はない。指摘されれば動くけど。
 ここでバランス感覚を持って書けば、仮に野党が政権を担っても同じ。
 権力を握れば人は自分の利権を守ろうとする。
 だから政権交代が頻繁に起こらなければならない。

★マニュフェスト
 争点はいろいろあるだろうが、詰まる所「格差社会を是認するか否か」という所ではないか。
 与党がこれまでに行ってきた政策は規制廃止の「自由競争社会」。
 これは格差社会を是認する政策。
 勝ち組、あるいは将来の勝ち組を目指す人にとってはいい方向。
 自民党のスローガンは「成長を実感に」。
 「経済成長」は日本人が大好きなものだけれど、昭和の「所得倍増計画」とは質の異なるものであるような気がする。
 誰もが一律に成長を実感できるものではない気がする。
 だって天下りを繰り返すことによって得られる退職金っていくら?
 「成長を実感に」ってことは、これらをリーズナブルにし、庶民に回してくれるってことなのだろうか?
 一方、野党は「STOP 格差社会」。
 この記事のように「格差社会」をなくすための方法論に異論もあるだろうが、政権与党の目指す方向性のアンチ。
 将来の日本のあり方としてどちらがふさわしいかを我々は考えなくてはならない。

★追記
 方法論としては現在の宮崎県のやり方は正しい気がする。
 知事がセールスマンとして宮崎を売り込み、経済を活性化させる。
 一方で裏金などの無駄は徹底的に排除する。
 これはメディアを巧みに使える東国原知事という特殊性に拠るものだろうが、地方が国に頼らず経済を活性化させ、一方で無駄を排除する。地方で収支をとる。
 地方分権。小さな政府。
 様々な癒着が生まれ予算が無駄に使われる国主導のやり方はそろそろ限界が来ている感じがする。


コメント
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