平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

プリズンブレイク シーズン2 第9・10話

2007年07月28日 | テレビドラマ(海外)
 第9話「シークレット・ガーデン」

 「プリズンブレイク」はせりふのやりとりも魅力のひとつだ。
★マイケルとマホーンがこんな会話を。
 追いつめるマホーンにマイケルが反撃を行うのだ。
 反撃とはマホーンの過去。オスカー・シェールズを殺して埋めたこと。
 マイケルはマホーンの携帯に電話をかけ過去の秘密を公にしてほしくなければ、捜査から手を引けと脅迫する。
マイケル「アルカリ性の資材は死体の腐敗を早める様だな」
マホーン「ミステリー小説でも読んでろ」
マイケル「のしかかる不安、ぬぐえない恐怖。とても耐えられない。俺と兄貴から手を引け」
マホーン「死に際のあがきだな」
マイケル「自分の手に負えないことが起こる。これもそのひとつだ」

★ベリックに愛人の家で捕らえられたティバッグはこんな会話をする。
ティーバッグ「ママといっしょに暮らしている様なやつに愛の奥深さはわからない」
ベリック「おまえが送っていたラブレター。全部返送されてたんだ。刑務官のいい読み物だったぜ」
 ちなみに『ママといっしょに暮らしている』のはベリック。

 マイケル×マホーン、ティーバッグ×ベリック。
 両者とも会話で負けていない。
 これでエンタテインメントの楽しさとは派手なアクションだけでないことがわかる。

 第10話「めぐり逢い」はマイケルとタンクレディの話。

★暗号を解いてマイケルと再会したタンクレディ。
 パナマにいっしょに逃げようと言うマイケルにタンクレディは言う。
「これが答えなの。ちゃんとした答えがあると思ったから、ここに来た」
 タンクレディは葛藤している。
 自分を利用して脱走をしたマイケルを信じ切れていない。
 マイケルとリンカーンの脱走は正義だとしても、ティーバッグらが逃げたことは許せない。
 しかし、一方でマイケルを慕う気持ちはある。
 父親が殺され、「ひとりでいるのは嫌」という想いもある。
 折しもマホーンがやって来て。
 ふたりの逃避行はどうなるのか?
 マホーンの追跡の中で腕に傷を負ったマイケルはタンクレディの治療を受け、「サラ、来てくれて嬉しい」と言うが……。

★そして10話では相変わらずのティーバッグエピソード。
 500万ドルの入ったコインロッカーの鍵をのみ込み、ベリックたちは下剤を飲ませてクソの中から鍵を取り出す。
 いやはや凄まじい。
 それにしてもティーバッグの生命力って……!!
 こういう特異なキャラがいると作品にメリハリがつく。
 美しいヒロインとひとクセもふたクセもある脇役は作品に花を添える。

 その他ではリンカーンが父アルドに再会。
 敵の陰謀を明らかにする証拠を手に入れたらしいのだが、敵の手はアルドの仲間に及んでいる様だ。敵のボスはリンカーンたちの殺害を命じるが。


コメント
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