平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

必殺仕事人Ⅴ その2

2007年07月13日 | 大河ドラマ・時代劇
 「必殺仕事人Ⅴ」、銀平たちが死んで「風雲竜虎編」となった。
 今回は再び、その概要と主水の殺し方。

「謎の二枚目仕事人登場」
★事件
 柳島の元締めが「あんたはどっちにつく?」と言って、主水の目の前で殺される。主水は元締め殺しの濡れ衣を着せられ、仕事人から狙われることに。同じ頃、大阪の元締めも殺され、これも主水のせいに。
 事件にはこんな裏があった。
 幕府の要人が仕事人を支配するために元締めを殺したのだ。要人は仕事人を自らの支配下に置き、裏からも政治の実権を握ろうとした。主水はその協力を求められるが……。
★面白ポイント
 主水が協力するか否か。せんとりつが人質にとられているというカセも。仕事人どうしの闘いというのも萌える。
★主水の殺し方
 ひな祭りの賑わい、混乱の中で刺す。せりふは
 「仕事人の元締めはてめえみてえな大層(てーそう)なやつはいらねえんだ」
★その他
 これで新しい仲間、玉すだれを使う『陽炎の影太郎』が加わった。
 今回は仕事料、後払いだった。


「返り討ち秘話」
★事件
 敵討ちをなかなかしようとしない夫。夫は主水の上司で同心の田中の十手を奪い、悪行三昧。おまけに敵討ちの相手と組んで、妻を返り討ちにしてしまう。
★面白ポイント
 十手をなくした田中がクビになれば出世出来る主水。
 なくしたことを陰で笑い、夫から十手を取り戻しても水路に投げ込んでしまう。
 このずるさ。最後にはオチがついて十手は田中の手に戻るのだが、主水らしい。
★主水の殺し方
 自らの十手を地面に置いておく主水。夫は拾うが、汚い十手だと言って放り投げる。
 そこへ主水、「汚ねえ十手で悪かったな」と言って刺す。


「白か黒か、大商人誘拐騒動」
★事件
 江戸城の畳の落札をめぐって争う備前屋、大倉屋、奈良屋。
 備前屋は賊に殺され、大倉屋は誘拐される。
 当然、奈良屋が疑われ、拷問の中で殺されてしまう。
 この一連の事件を仕組んでいたのは大倉屋。誘拐は偽装で、拷問の中で奈良屋を殺したのは大倉屋と手を組んだ同心だった。
★面白ポイント
 大倉屋の妻は脅迫状の投げ文があったと主張するが、その時刻、マサが見張っていて投げ文のことがウソだとわかる。
★主水の殺し方
 船遊びをしている同心。主水は「水泳でもなさいますか?」と言って刺し、川の中に沈む同心に言う。
 「金の重みで浮かばれないか」


「不倫妻、身投げからくり」
★事件
 いんちき修験者。水難の相があると言って人を水桶の中で水死させ、川に投げ込む。川に投げ込む時は、配下の泳ぎの得意な人間を使って川に飛び込ませるなど、偽装も徹底している。
 この修験者に不倫妻が夫の殺害を依頼。
 主水は水死した夫が修験者の数珠を握っていたと言って、修験者と妻を揺さぶる。
★面白ポイント
 修験場での仕事。刀や火の上を歩く修験者。見物人がいて仕事は非常に困難。
★主水の殺し方
 今回は刀技のみ。影太郎が大ボスを殺した。
★その他
 清貧生活に甘んじている夫に不満を持つ妻。「あの夫では先行き不安だ。女は夢を食べていけない」と言う。それが夫殺しの理由でもあった。
 リアルな女性観?



コメント
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