8月13日は朝からJR琵琶湖線の撮影をして、京都から新幹線に乗り込み、名古屋へと移動。名古屋から豊橋へ在来線で移動して、豊橋からこの日の目的であるJR飯田線の長い長い旅へと向かいます。京都から乗った新幹線はのぞみでしたが、お盆休みとはいえ、逆方向のため余裕のある状態でした。名古屋まで朝からの疲れを取るため、ゆっくりして、名古屋からは気合いを入れて…というわけでもなく、豊橋まで373系ホームライナーでゆったりとくつろぎながら飯田線の長丁場に備えます。373系はムーンライトながら以来の乗車となりましたが、特急車としてはいまいちながらもさすがにグレードが高いとはいえ、313系や311系などよりもくつろげる車両だと思います。特急よりも急行、あるいは有料快速などで活用していけば、これからもまだまだ活躍していけるのではないかと思います。
豊橋到着後は119系の姿が見られたものの、まずはきしめんで腹ごしらえ。名古屋で時間がなかったので、豊橋のより一層濃い出汁のきしめんを食します。決して黒い出汁がうまいとは言えないのですが、東海地区へ来ればやはりきしめんを食べずには帰れません。きしめんをのんびり食べている間に119系の車内はいつの間にやら大混雑となっていました。先頭部分が荷物室となっているせいもありますが、それにしても混雑が激しい。数少ない上諏訪行きだけに18きっぱーが多いのかと思いきや、どちらかと言うと沿線へキャンプへ行く小中学生や高校生などの若者の姿が目立つ感がありました。夏休みだけに大盛況といったところですが、夏休みではなければ閑散としているんでしょうね。もともと撮り潰しの旅だけに立ちん坊は覚悟していますが、それにしても混雑が激しすぎる。豊川で多少は空くかと思っていたら、それほど空かずにむしろ乗ってくる人もいて横ばい加減でどんどん山の中へと進んでいきます。本長篠あたりで降りるかと思っていたら、そうでもなく、結局湯谷温泉、三河槇原での下車が目立つ感じがありましたが、結構な数が天竜峡まで乗り通していました。JR東海が飯田線の秘境駅を売り出している模様で、そこへ訪れる人も多いらしく、天竜峡手前の駅でも結構な乗車があるなど、終始混雑した状態で天竜峡へと着きました。
以前乗った時は天竜峡で少しブレイクタイムだったか、乗り換えだったかがあったのですが、今回は完全にスルーで運転。利用者はかなり減って席にありつける状態にはなりました。昼飯にと豊橋で購入した稲荷ずしを座席で食します。ロングシート部でお弁当を広げるのは気がひけますが、稲荷ずしをつまむぐらいはどうってことありません。というよりそれ以前にローカルな雰囲気で回りも旅行者が多いので、皆がそれぞれ弁当を広げているので不自然感はありません。先日紀州鉄道へ行った時にも御坊で稲荷ずしを買いましたが、それに比べると今回の稲荷はきしめん同様濃い味付けと言う印象が強かったです。個人的には和歌山のあっさり稲荷に軍配を上げたいところです。飯田あたりでまた利用者の入れ替えがあったものの、それまでのように乗車率が上がるということもなく、伊那市付近で漸く利用者が増えてきたかなと言う程度で、天竜峡から先の道中はまったりとしていました。前回乗った時は途中落雷の影響で1時間ほど立ち往生しましたが、今回は雲行きはやや怪しかったものの何事もなく、辰野へ到着。飯田線の旅はこれにて終了。辰野からとりあえず岡谷まで乗り、前回暗闇の中乗った中央東線の旧線の旅をして、塩尻にて本日の予定は終了。塩尻から313系に乗って松本へ向かい。この夜はスーパーホテル松本に宿泊。翌朝はここを起点に甲信越巡りに出かけます。