8/15遠征最終日。この日は臨時化されてから初めてとなる急行能登の撮影から活動を始める。昨年北陸夜行三連発で何度も高岡に足を運んだが、今回は記録重視の撮影のため高岡で初の駅撮りを敢行した。能登を撮ろうと高岡駅へ向かい、とりあえず能登の前を走る日本海を撮ろうと到着ホームの向かい側のホームでスタンバイする。しかし、定刻を過ぎても日本海はやってこない。やってこないどころか駅の案内にも載っていない。これはおかしいとJR東日本のHPを携帯で検索してみると羽越線大雨のため日本海とトワイは遅れているとのこと。JR西のHPは夜行列車の遅れをほとんど伝えることはないが、東日本は逐一伝えてくれるので撮影ファンには便利だ。とりあえず日本海は来ないことがわかったので、朝食のサンドウィッチをつまみながら能登の到着を待つ。能登は定刻どおり現れた。ホームでのギャラリーは私以外に一人いたが、なんでか能登到着前に立ち去った。ホーム上ではさすがに雰囲気も出ないのか撮影者にはあまり人気がないようだ。
485系能登でも非ボンネット車となるとさすがに新鮮だ。個人的にボンネットよりも非ボンの方が好きなので、能登はボンネットでなければ・・・という拘りはないので、今の能登もそれはそれで趣きはあるように思う。
能登の撮影を終えて、一旦駅から出て、万葉線の末広町電停を撮影して、再び高岡駅に戻って富山を目指す。18旅行なので富山までは当然ながら普通での道中となるが、途中の小杉で後続の特急に追い抜かれた。高岡から富山までの短い道中でも特急待避があると言うのはさすが特急街道といったところだろうか。もっとも新幹線開業が見え始めており、特急街道の名を欲しいままにしてきた北陸本線も一ローカル線になる日も近い。
富山到着後は、じっくり仮の構内を見たいところだが、急いで富山地鉄市内線へと向かう。富山地鉄は鉄道線も市内線も乗り潰し済みで、撮り潰しも完了している。今回は新規路線である市内線の環状線に乗るのが目的だ。将来の富山ライトレールとの直通を見据えた新規路線で、富山がLRT王国を形成するための第2弾となる路線である。富山駅前から環状線電車に乗ろうと思っていたが、富山駅の工事で富山駅前電停まで少し歩かされる状態になっており、今の仮駅舎からなら新富町の方が近いように思ったので、急いでそこまで歩き、環状線電車に乗り込んだ。環状線は土休日朝の時間帯は本数が少ないので、これを逃すと20分ぐらい間が空く。単線のループ線を走りあっと言う間に乗り潰し完了。電車も富山LRTと同タイプのLRVだけにそれほど新鮮味はないが、土休日の朝とは言え、利用者がほとんどいない状態は少々残念な感じがした。撮り潰しをするにはちょうどよいが、実際の利用がどれほどなのかもう一度見てみたいところだ。