高山線の旅を終えて、岐阜からそのまま東海道線に乗って大阪方面へ帰ってもよかったが、まだ時間が早かったので、名古屋方面へ向かい、名古屋から関西線~紀勢線の旅を楽しむことにした。
岐阜から快速で名古屋まで一っ飛び。6両化されても岐阜からではなかなか席にありつくのは難しい。名古屋到着後はきしめんを食べる時間もないほどの乗り継ぎで快速みえに乗る。これを逃すと帰阪時間が遅れるので、乗り遅れないように早々とキハ75系に乗り込む。4両に増結されており、席にありつくことができた。関西線は何度も乗っているので、座席に座ってゆったり旅を楽しむ。意外にも桑名で降りる人が多く、四日市以遠へ乗り通す人は思いのほか少なかった。伊勢鉄道の別料金を徴収され、JRに戻る最初の駅である津にて快速みえを下車。津から紀勢線に入って亀山を目指す。何でこんなけったいなルートを辿るかと言うと紀勢線の津~亀山間の撮り潰しができていなかったからだ。ただそれだけの理由でルートを選定すると言うのもどうかと思うが、暑さのあまり頭がボケて、快速みえの車内に新しいタオルを忘れてきたことを家に帰ってから思い出した。
紀勢線普通は昼下がりとしては異例のキハ47他の長大編成で、車内はかなり空いていた。撮り潰しの旅を終えて亀山に到着。ここからは関西線に戻り、柘植から草津線を通り、京都経由で茨木まで戻る。関西線普通は2両編成ながらも車内はかなり混雑しており、席にはありつけなかった。中在家信号所が使用停止どころか線路も撤去されていることに驚いたが、関西線も何度も乗車しているので、あまり新鮮味はない景色だった。柘植からは草津線に乗車するが、京都直通の列車だったので117系を期待したが、残念ながら113系だった。225系の登場で、今後221系や223系が草津線に入ることも考えられるので、今のうちに113系に乗車するのも悪くない。113系といってもリニューアル車なので、窓割りが悪いのと乗り心地が悪い意外は223系や221系と大差はない転換クロスシートとなっている。関西線からの乗換え組みも結構いたが、4両編成で余裕がある乗り具合で、途中からの利用もそこそこで、京都までまったり旅を楽しむことができた。京都からは先発の新快速を見送り、グリーンのシートになった321系普通で茨木まで乗り通して、お盆休みの遠征を終えた。