8月24日金曜日。仕事を終えて、帰宅後身支度を整えて三宮へと向かいました。夜行バスで三宮から米子まで移動します。問題続出のツアーバスではなく、定期路線なのでたぶん・・・安心です。3回目の夜行バス乗車ですが、三宮から乗るのは初めてです。OCATとどちらにしようか迷いましたが、どっちへ行っても同じようなもんなので、安くて時間に余裕ができる三宮へと向かいました。阪急を乗り継いで到着。 三宮バスターミナルは夜行バスや中距離、短距離の深夜バス?を待つ人でかなり賑わっていました。夜行バス利用が多いのか近距離利用が多いのかよくわかりませんが、夏休み期間中の週末とあってかなり混み合っていました。23時40分発の日交の米子行きは多少遅れて入ってきました。夜行列車はサンライズを除いて全廃状態の神戸地区ですが、23時台は中距離の夜行バスが百花繚乱といった感じで、四国や中国方面へひっきりなしに発車していきます。三宮から米子まで4500円ですから普通に安いです。かつて定期運転されていた急行だいせんがなくなったのも仕方ないところですね。この安さでは太刀打ちできません。これ以上の安さを求めるのは酷というもの。ツアーバスが安かろう悪かろう(設備面ではなく運行上の問題で)なのもわからなくありません。もっとも臨時運転されていたムーンライト八重垣であれば、18ユーザーに限り、お値打ち価格列車だったのですが・・・今のJRでは18ユーザーのための夜行便など出す気は更々ないようですね。良くも悪くも国鉄気質があったころのJRが懐かしいものです。
以前乗ったJR系の夜行バスはカーテンを閉め切っていましたが、日交バスはカーテンは基本開けてました。乗客も開けたり閉めたりご自由という感じでした。もはや時間も遅く、米子到着時刻はなんと・・・4時45分なので早速眠りにつきました。カーテンは残念ながら早々に閉めて、景色を眺めることはなく過ごしました。新神戸トンネルを抜けておそらく北神戸線を走って西宮山口から中国道に入ったようです。確認してないので間違っているかもしれませんが・・・。シートは以前乗ったJR車よりもやや狭い感じがするものの、3列シートでそこそこ快適でした。乗車時間が短いので夜行仕様というよりも昼の便の間合い運用といった感じの車両でした。実際のダイヤも昼の便と変わらないようで、どこかで時間調整でもしてくれたら・・・というぐらい米子到着が早いです。
米子では始発列車待ちのため、1時間強も待合室で過ごしました。結構同じような人が多くいて、早朝から待合室は賑わっていました。米子からは1日伯備線行脚を行います。山陰線普通で伯耆大山まで行くことも考えましたが、伯耆大山には何もなさそうだったので大人しく伯備線始発を待ちました。しかし、後になって見ればこれが誤算でした。伯耆大山に先行していれば、DD牽引のホキの貨物列車が見られたのですが・・・。まさに後の祭りです。64を撮るには妙にカメラを構えた人が日野川などにいるなと思っていたら・・・大物が伯耆大山にいたのですね。残念。車中からホキのかけらぐらいしか撮れませんでした。ホキ工臨は予定外なので逃してもやむなし。64貨物はそういうわけには行かないので気合いを入れて岸本で降りました。