9月1日土曜日。土山で72レを撮り、普通電車で姫路へと移動。先を急ぐなら加古川から新快速乗換えが早かったですが、急がないので普通を姫路まで乗り通しました。次の撮影は竜野近辺での73レを予定。それまでの間は・・・また暇つぶしに廃線跡巡りです。姫路と言えば・・・姫路モノレールですが、ここはマニアックに飾磨港線跡を散策してみます。とはいえ、姫路駅も土山駅と同様様相が一変しており、駅近辺にその遺構は見られません。1986年11月廃止なので、別府鉄道同様20年近く歳月が経っており、跡地を探すのも至難の業ということなんでしょう。とりあえず山陽電車と並行して走っていたようなので、手柄駅付近からの飾磨港
線跡の遊歩道を少し歩くことにしました。遊歩道入口に飾磨港線廃止跡などの説明書き看板を発見。これが唯一の手がかりと言ってもよく、あとは普通に遊歩道でした。亀山まで歩けば、遺構が残っているようですが、別府鉄道と同じくついでの暇つぶしに寄ったため、手柄近辺でタイムアウト。ここはまた後日訪問と言うことで、姫路方面へと引き返します。
しかし、これだけでは消化不良なので途中山陽電車を撮りながら歩き、さらに目に入った姫路モノレール跡を追いながら姫路駅まで戻ることにしました。姫路モノレール跡は途切れ途切れながらも今もはっきりと存在しています。手柄山に登ればモノレールの車両の見物もできるようですが、これもまた飾磨港線とセットで再訪することとして、ビルの中に駅があったらしい大将軍駅跡などを見物しました。今も現役のビルと朽ち果てたモノレールの軌道が対照的で面白い光景でした。大将軍駅から先も軌道は残っているものの、山陽電車を跨いだあたりで軌道が途切れて跡形がなくなっていました。姫路駅跡は神姫バスターミナルや山陽百貨店になったようで、モノレール跡を確認することはできませんでした。これにて廃線跡ミニ散策は終了。JR姫路駅へと戻りました。
山陽電鉄の高架切り替えが行われているのでよくわからないが飾磨港線と山陽電鉄が交差する地点があったはずだが・・・
山陽電鉄はJR姫路駅高架化に伴い高架線を地上線に切り替える処置が取られた
姫路市場付近から見た姫路モノレール跡。線路はそこら中に残っている
赤レンガの倉庫の上をモノレールの線路が通過するという珍しい光景。ここをモノレールが通ってくれたら珍百景登録確定?
このビルの中にあった駅は大将軍駅という立派な駅名が付いていた
もはや線路撤去の意向なし?もはや遺跡化してしまったモノレールの線路
銀河鉄道999の世界を彷彿させる線路跡。今にもD51が宇宙へ飛び立っていきそう
山陽姫路手前での光景。山陽電鉄を跨ぐため銀河鉄道状態の高々架になっていた