3月10日23時6分、ずっとじゃれ続けていました”傘の再生”を終了しました。やっと解放されました。目下、満足感、充実感一杯です。
1本の傘で一枚の袋を作っていればよかったのですが、2本の傘を同時に手掛けて仕舞ったのが失敗だったのです。茶の無地の傘ともう一本は茶と黒の細かい格子柄でした。
茶の無地で袋の本体を縫い、格子柄でも1枚縫ったのですが、何となく残布があると錯覚して無地と格子柄の2種類を使ったミックスタイプの袋を作りたくなり、縫ってしまったのです。
仕上げに掛かったとたん、気が付き唖然としました。どのようにしても、紐と袋本体を収納するための内袋用の布地が足らないのです。
紐は3枚分で6本作らないとなりません。紐の型紙など作ったことが無いのですが、今回ばかりは型紙を作り、残りの布に当てて、どうすれば紐を確保できるか、何度も何度も型紙を置いて思案。傘の布地ですから普通の布を使うわけには行きませんから・・・。
考えていると先に進みませんから、茶系の3枚はそのまま放置したまま、他の4本分の傘の布を優先して、4枚完成させました。そして、最後に茶系の袋3枚に戻り、この所ずっとじゃれて居ました。
仕立てている間は小さな布でも処分せず、ビニール袋に入れ保存していますから、その袋から茶系の傘の端切れを全部取り出し、それらを剥ぎ合わせて紐とうち袋づくりに専念しました。3×4センチ位の布まで拾い出し、剥ぎました。
決して格好が良いとは言えませんが、何とか完成させることが出来、満足です。茶系は亡くなったあるじの所有の傘なので、出来れば3人の孫息子に使ってもらいたいと思っていましたが、この出来栄えではそれは言えません。
何とか最後まで頑張って仕上げたことで許して貰うしか無いです。今夜寝る前にあるじに謝ります。でも、使おうと思えば使えます。傘の再生品ですから、濡れたものを入れるときにでも使えば、それなりに・・・です。
明日から気分を変えるためにも、中学時代の友人が送ってくださった型紙と見本のポーチを見ながらの試作開始。一寸楽しみにしています。試作の結果で、あるじの大量のネクタイ全部、ポーチに再生出来れば処分せずに済みます。
新しいことにトライできるだけで、嬉しいです。そろそろ片づけて寝ないとです。日中、帰宅した時、とても疲れていましたが、休憩しながらなんとか傘の再生仕事を終えられ、とっても嬉しいです。