CIAによる強制的人体実験
1940代末、CIAとカナダ政府が協力し、無差別に病院に入院している一般市民に対し、麻薬を投与の上、脳に電極棒を突き刺し、電流を流し、その反応を見る強制的人体実験を繰り返していた事を、カナダの法務大臣キム・キャンベルが公式に認めた。
カナダ政府は、この強制的人体実験の被害者1人当たりに、7万9千ドルの賠償金支払いを決定した。この人体実験は米国CIAのユアン・キャメロン博士が中心となって行ったもので、舞台となったのはモントリオールのアラン記念研究所であり、現在分かっている被害者数は80人にのぼる。
これは、被害者の1人リンダ・マクドナルドがカナダ政府を告訴し、その裁判において政府が全面的に敗訴した結果の措置である。
リンダは86日間、麻薬で昏睡状態にされた上、脳に電極棒を突き刺され、100回以上、強い電流を流される電気ショックの人体実験を強制された。
彼女は全く別の病気で、たまたま病院を訪れた所、突然CIAに誘拐され、アラン記念研究所へと連れ去られ、人体実験の被害に会った。
現在、彼女は過去の人生の記憶の全てを失い、自分が誰であるか全く分からなくなっている。彼女は夫と、自分の4人の子供の記憶を全く失い、人生の全てを失ってしまった。
この強制的人体実験は、人間の既存の記憶の全てを消失させ、新しいデータを脳に注入し、特定人物への激しい憎悪、不特定多数の人間への無差別な殺意を植え付ける事によって、「何でも政府の言う事を聞く」殺人ロボット人間=テロリストを養成するための実験であった(*注1)。
*注1・・・近年、日本国内で無差別通り魔殺人犯が急増しているが、この「不特定多数の人間への無差別な殺意を植え付ける」技術、つまり無差別通り魔殺人犯を即席製造する技術は、既に、電極棒を使用せず、遠距離からターゲットに電磁波を照射する「軍事技術」として完成している。(この項、続く)