格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

「大衆闘争こそが裁判の無罪を勝ち取る運動になる

2011-10-22 21:13:10 | 阿修羅


「大衆闘争こそが裁判の無罪を勝ち取る運動になる」(小沢一郎議員に近い将来の官房長官・川内博史氏:日々坦々)
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/102.html
投稿者 一市民 日時 2011 年 10 月 22 日 07:03:00: ya1mGpcrMdyAE


http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1246.html
「大衆闘争こそが裁判の無罪を勝ち取る運動になる」(小沢一郎議員に近い将来の官房長官・川内博史氏)

(転載者注:私自身も豊島公会堂の当該シンポジウムに参加し、生で聞いた川内博史議員の発言内容に大いなる感銘を受けたゆえ、同じ思いを共有する当該エントリーを転載させて代弁とさせて頂きます。)

「小沢一郎議員を支援する会」と「日本一新の会」との共催で第6回シンポジウムが豊島公会堂で行われた。

テーマは「司法部を巻き込んだ小沢一郎攻撃」―小沢一郎議員と3名の元秘書に対する裁判の動向

石川知裕氏、辻惠氏、森ゆうこ氏、川内博史氏、植草一秀氏、平野貞夫氏、三井環氏が講演した。

ちょうとツイートテレビで中継していた。(ツイートテレビ ホームページ http://tweettvjp.blog.fc2.com/)


皆さん、いい内容だったが、その中でも、大変よかった川内博史議員の講演を書き起こしてみた。

先日、川内議員は環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加の是非を議論する民主党の経済連携プロジェクトチームの副座長に起用されている。(読売)


45:50~

川内博史衆院議員

今日、私たちが何故ここに集まったのか、何を目的として集まったのかと、私が申し上げるまでもない、というふうに思いますが、小沢一郎政権をなんとしても作らなければならない。

ひどい裁判長によって、まあ「ミスター推認」と呼んでいいと思いますけれども、推認に推認を重ね、あるいは妄想によって判決を書く。そういう恐ろしい裁判が行われている。
しかし、裁判官の判決というのは、誰にも触れない、誰も変更をすることができない不可侵のものである。
本当に恐ろしいことだなあというふうに私は石川さんの判決、大久保さんの判決、池田さんの判決文を読んだ時に慄然としたわけであります。

これは小沢一郎先生を応援している、していない、あるいは好きだ嫌いだいろんな感情があると思いますが、多くのみなさんに共通するこの判決に対する思いだったのではないかというふうに思います。

(拍手)

民主党のなかでは、大マスコミの皆様がたの「小沢」「反小沢」のレッテル貼りの中で、いわゆる反小沢に分類をされる方たちもたくさんいらっしゃるわけですけれども、そういう先生方の口からでさえ、「あの判決は酷い」「あんまりだねえ」という声を9月26日には聞いたものであります。

法曹のプロでない私が、今日ここで裁判のことを語るより、辻さんというプロ、あるいは弘中先生というプロに無罪を勝ち取ってもらうことを信じて、おまかせをし、これは法廷闘争、そして国会の中で、あるいは検察官適格審査会の委員としての国会の中での闘争は私の仕事。

さらには今日お集まりのみなさんと共に展開する大衆闘争。
民主主義を守る、という言葉が冒頭、司会者の口から出たわけでありますけれども、実はいまだに日本に民主主義は実現していないのではないか。

(拍手)

あらたに日本に民主主義を、今日お集りの皆様方のお一人おひとりの力でとともに出現をさせなければならないのではないか、とわたくしは思うのであります。

(拍手)

政治が一体誰のためにあるのか。

何のためにあるのか。

簡単な答えです。

政治は、皆様がたお一人おひとりのためにある、国民のためにある。

しかし、今の民主党の政権はいったい何をやっているのか。

政権維持のための政権になってしまっているのではないか。

たとえばTPP

たとえば増税

たとえば原発維持

たとえば普天間

そして牛肉

あらゆる政策が、2年前のあの国民の皆様がたから大きな期待をいただいた、

「民主党頑張ってくれよ」

「世の中変えてくれよ」

「新しい時代をつくってくれよ」

その大きな期待の中で、ものすごい熱狂の中で、政権交代したあの時の約束、

「国民の生活が第一だ」

小沢一郎先生が自信をこめて腹の底から声を出し、

「必ず約束を守ります」

と言って政権交代を実現した。

しかし大変な政治的な攻撃の中で、小沢一郎先生が、鳩山由紀夫先生が、政治的の表舞台から一時期、引かざるを得ない状況になっている中で、民主党の政権というものはどんどん変質をしてしまい、自民党政権よりも自民党らしい政権になってしまっているのではないでしょうか。

(拍手)

こういう時だからこそ、実は、小沢一郎さんという人がなんとしても必要なんだと。

(拍手)

この国の歴史や伝統や文化にしっかりと軸足を置いて、日本という国はこういう国なんだ。

TPPについても、「そんな日本をアメリカにしてしまうような条約には加盟できないよ、ごめんねえ」
とアメリカの大統領のちゃんと言うと。

こんなマイナスの経済が続く中で、デフレの中で増税なんかとんでもない。「財源はちゃんとある」と。

「国民のみなさん、心配しないでくださいね」ということをちゃんと言う。

そして、沖縄の基地問題についても「辺野古は沖縄県民の気持ちを考えれば、もう絶対に不可能だ、新たな方策を考えなければならない」「アメリカとしっかり話をするよ」ということを仰っていただける。

そういうこと・・・、

実に今、実に私が申し上げたことは言葉とすれば実に簡単な言葉であります。その簡単な言葉を言える政治家が、日本の中に誰がいるんだと。

(拍手)

小沢一郎さんという稀有な、私は稀有な政治家だというふうに思います。

その人を置いて今、本当に危機的状況だと思っています、この国が置かれている状況は。

もの凄い厳しい状況に追い込まれつつある中で、この状況を乗り越えて、本当の意味で政治、経済、行政の構造を根こそぎ変えて、新しい時代に日本を皆さまとともに導いていけるのは小沢一郎さん。

だから、裁判ではなんとしても勝たなければならないのであります。

(拍手)

この雨の中で、また日本各地からお集まりだと思います。

今日ここに来ただけでも、皆様方の行動は敬服に値する行動であると、わたくしは思います。

しかし、それでは、あえて申し上げさせていただきます。不十分なんです。

皆さん、小沢一郎さんを支持するみなさん、小沢一郎さんを応援されるみなさん。

これから、ますます小沢一郎さんも厳しい状況に追い込まれるかもしれない。

しかし大マスコミが、あるいは米国も日本国政府も小沢一郎さんに総攻撃をしてくるかもしれない。

そういう中でその攻撃を跳ね返して、真に国民のための、皆様方のための政権を樹立するためには、今日お集まりの皆様方お一人おひとりが、ただ小沢一郎さんを支持するだけではなく、皆様方の周りのご家族や友人や職場の同僚や、友人、知人一人ひとりに、

「なんとしてもこの国を変えなければいけないんだ」と

「そのためには小沢一郎さんしかいないんだ」と

なぜならこうだからと、

「こういうことを言えるのは小沢一郎さんしかいないだろう」

そういうことを1人ひとりとじっくりと語り尽くして、謙虚に謙虚に語りつくして、その支援の輪を来年4月、裁判の判決に向けて繰り広げていく。

そのことによって、必ずわたくしは、その大衆闘争こそが裁判の無罪を勝ち取る運動になると信じているのであります。

(大拍手)

私が新聞に名前が出るときは、必ず「小沢一郎議員に近い川内博史」と、

(笑い)

必ず枕詞がみたいに、全然関係のないことでもですよ。

TPPで政策論争してます。

増税に反対してます。

普天間問題はグアム・テニアンだと、こう言っている時にもですよ、

全部「小沢一郎議員に近い川内博史は」とこう書かれるわけでございます。

私はもう、ほんとにハンコがもうバンバン押されているという状況でございます。


是非、皆様とともにですね、小沢一郎さんを総理大臣にして日本を変える、

その時には官房長官にしていただきたい・・・・。

(大爆笑と大拍手)


最後までお読みいただきありがとうございます





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小沢一郎氏周辺事件が示す日本民主主義の危機

2011-10-22 18:17:44 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


小沢一郎氏周辺事件が示す日本民主主義の危機




10月21日金曜日午後6時半から、豊島区東池袋にある豊島公会堂で「小沢一郎議員を支援する会」および「日本一新の会」共催による、第6回シンポジウムが開催された。
 
 テーマは
「司法部を巻き込んだ小沢一郎攻撃」
—小沢一郎議員と3名の元秘書に対する裁判の動向—
であった。
 
 会場となった豊島公会堂は、あいにくの雨天にもかかわらず、総勢500人を超える聴衆等の熱気で包まれた。
 
 シンポジウムには講師として、
衆議院議員の石川知裕氏、川内博史氏、辻惠氏、参議院議員の森ゆうこ氏、  元参議院議員の平野貞夫氏に私を加えた6名が出席し、さらに元大阪高検公安部長の三井環氏がゲストとして出演した。



去る9月26日、小沢一郎氏の元秘書である、石川知裕衆議院議員、大久保隆規氏、池田光智氏に対する、執行猶予付きの禁固刑判決が示された。
 
 この判決では、検察自身が立件できず、立証できなかった水谷建設からの裏金疑惑を明確な証拠もないなかで裁判所が事実認定するという驚くべき現実が示された。
 
 東京地裁登石郁郎裁判官の常軌を逸した判決を踏まえ、小沢一郎氏周辺に対する国家権力からの攻撃の基本的性格についての分析、判断が改めて多くの出席者から指摘された。



小沢一郎氏および小沢一郎氏の元秘書に対する検察や検察審査会からの攻撃について、これまでは、当該裁判を、ひとつの裁判案件として捉え、いかに被告無罪が正当であるのかという、個別の裁判案件に対する論評を中心に議論が重ねられてきた。これに対して、今回のシンポジウムでは、講演者のすべてから、この事案が、単なる個別の裁判事案という枠組みを超えた、「日本の民主主義の危機」との側面を有する事案であるとの認識に基づいて、日本の民主主義の根本問題であるとの指摘がなされた。
 
 平野貞夫元参院議員からは、この点に関して、
「歴史に残る画期的な意味を持つシンポジウム」
になったとの論評がなされた。

 つまり、一連の裁判案件を個別の裁判案件として捉え、有罪、無罪を論じることは無論重要なことではある。しかし、この問題についての考察を単なる個別裁判案件として捉えるだけではなく、国民の視点から、日本の民主主義の根幹に関わる重大事案として考察することが何よりも重要である。
 
 この点について、出席者全員から共通の認識が明示された点に、今回シンポジウムの重要な意義があったと評価できるのだ。



冒頭、小沢一郎議員を支援する会代表の伊藤章弁護士から、「判検交流」に代表される検察と裁判所の癒着についての問題提起があった。
 
 今回の暴走判決を執筆した登石郁朗弁護士はいわゆる「判検交流」人事で裁判官でありながら、法務省刑事局付検察官として検察官職を務めた経験を有する裁判官である。
 
 刑事事件を担当する検察官を務めたこと自身が、検察法務行政との極めて深い関わりを象徴する事実であるが、日本では裁判官と検察官とが深く交流し、いわば家族的なつながりをもって裁判が行われるという、一種異常な風土が形成されている。



三権の分立は、民主主義の根幹をなす重要な原理原則である。ところが、日本では、この三権の分立が確保されていない。政治権力が司法権力を掌握し、政治的敵対者を司法権力を用いて抹殺するなら、その国は、もはや民主主義国家とは言えなくなる。
 
 小沢氏および小沢氏元秘書に対する国家権力の濫用、さらに司法による弾圧は、日本の民主主義の危機を象徴する、検察ファッショを象徴する事案であると捉えることが、国民視点から見る場合に不可欠の視点である。



川内博史議員からは、「この国に民主主義は実現していない」との認識が示されるとともに、関係者全員の無罪を勝ち取るための「大衆闘争」が求められているとの指摘もなされた。
 
 石川議員は、何としても無罪判決を勝ち取らねばならないとの強い決意が示された。
 
 辻恵議員からは、刑事裁判の鉄則である、
①証拠に基づく裁判
②無実の人間を処罰してはならないとの刑事裁判の鉄則
③無罪推定原則
のすべてが、踏みにじられていることに対する、厳しい糾弾が示された。
 
 森ゆうこ参院議員からは、現在、文部科学副大臣として内閣の一員として活動しており、原発問題への対応策を検討するために、チェルノブイリ原発事故の調査を目的にウクライナを訪問した直後であることが報告された。
 
 その際に、ウクライナで元首相が国策捜査で訴追を受けている問題に関して、欧州諸国から強い憂慮の声が示されていることとの関連で、日本の事案についても、国際社会の視点から、決して他人ごとではないとの認識が示された。



三井環元検事からは、2009年3月以来の小沢一郎氏周辺に対する国家権力を用いた検察権力行使について、これらの行為が通常の法務察の判断から生じた可能性はゼロであるとの見解が示された。
 
 そのうえで、検察によるすべての残記録の開示、全面可視化を実現する法改正の実現を目指して、市民が連帯して大きな国民運動を展開することの重要性が指摘された。
 
 また、元検察官として、証拠構造から判断して100%の確率で小沢氏は無罪になるとの見解が示された。



小沢氏および三名の元秘書の完全無罪を勝ち取らねばならないことは当然のことであるが、裁判で無罪を勝ち取れば、それで目的が果たされたということにはならない点に十分な認識が求められる。
 
 問題の本質は、「日本の民主主義の危機」という側面にあるからだ。





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