格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

本当は『日本の再生』絶好のチャンスにある日本

2011-10-23 19:00:16 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


本当は『日本の再生』絶好のチャンスにある日本




青志社から

『日本の再生』
 
 

と題する著書を上梓することになった。
  
 副題は
 
-機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却-
 
である。
 
 10月23日日曜日に全国書店にて発売開始の予定である。
 
 アマゾンでは予約受付を行っており、10月24日から配本開始予定になっている。

 
 





日本の再生
著者:植草 一秀
販売元:青志社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 
 
 四六版上製288ページの書である。
 
 以下に目次を紹介させていただく。



<目次>
 
第一章 東日本大震災・東電福島第一原発事故で日本は沈没してしまうのか
 
「未曽有の大震災」を強調する隠れた意図
原発震災がもたらした半永久的な影響
インフラ資産・サプライチェーンの破壊による日本経済崩壊
「旧政復古」の菅直人政権時に大震災が起きたという悲劇
事態を悪化させた菅政権の三つの「大罪」
「Be on the safe side」を果たせなかった菅政権の不始末
崩壊しゆく日本経済に追い打ちをかける大増税の愚策
インフラ資産整備の財源としては増税よりも建設国債発行に合理性がある
増税によって経済が危機に陥るという「繰り返される歴史」
震災復興のどさくさまぎれに盛り込まれた「市場原理主義」
日本が法治国家であれば東京電力を法的整理すべし
日本はでたらめな国家に成り下がった
 
 

第二章 日本の財政は本当に危機にあるのか
 
財政危機を煽る政府のアピールは真実なのか
霞が関の権力にひれ伏すマスメディア
財政赤字の規模を正確に把握するために必要な「正しい尺度」
子や孫の世代に借金を残すことは財政上特段の問題なし
財政赤字のリスクをはるかに上回る緊縮財政のリスク
「日本の財政は危機に直面している」は明らかな嘘
財政再建目標を達成した中曽根政権
大増税政策強行実施で財政赤字を激増させた橋本政権
小泉政権の超緊縮財政政策がまたしても日本経済を撃墜した
世論操作を企図する財務省の大増税推進大キャンペーン
財務省は財務省の利権・権限維持のために財政健全化の主張を展開する
「利権官庁」と「政策官庁」財務省はなぜ社会保障費削減にこだわるのか
「天下り根絶」という政権公約を捨て去った野田民主党
ポピュリズムに責任転嫁する官僚の傲慢さ
日本経済浮上のチャンスを二度も潰した近視眼的な財政再建原理主義
的確な「経済病状診断」がなされていない恐ろしさ
経済情勢暗転下での超緊縮財政政策発動は究極の誤り
経常収支黒字国日本の財政問題と経常収支赤字国の本質的な相違
財政収支の改善は日本の経常収支が黒字の間に実現せよ
日本財政の何が問題で、何が問題でないのか
 
 

第三章 市場原理主義の亡霊
 
緊縮財政政策強行の末路
財務省の言いなりになる御用経済学者
経済学は現実の経済政策運営に生かされているのか
ケインズ経済学の「功」と「罪」
市場原理信奉主義の復活
冷戦の終焉とともに始まった大競争の嵐
BPRへと突き進んだ世界経済
「根拠なき熱狂」の崩壊
日本に持ち込まれた弱肉強食の市場原理主義
セーフティネット強化が必要なときにセーフティネットを破壊する政策対応の倒錯
「デフレ」という新たな脅威
完全雇用こそ究極の経済政策目標
大規模な経済政策発動で、まずは経済活動水準を引き上げよ
円高にどう立ち向かえばいいのか
成長を促進していく四つの産業分野
「分配問題」が二一世紀の最重要経済政策課題
所得税・住民税の最高税率引き上げを実施すべし
「同一価値労働・同一賃金制度」を早期に導入せよ
国が経済成長に関与するウェイトは大きくない
地方への人口分散が、国民に豊かさをもたらす
官僚利権の根絶なくして増税論議なし



第四章 エネルギーと日本経済の未来
 
予測されていた福島原発の重大事故
否定されていた原子力安全神話
福島第一原発の津波対策不備は警告されていた
原発という選択肢はなくしてしかるべき
核廃絶こそ日本が追求すべきテーマ
市場メカニズムに則った原発からの撤退方法
原子力マフィアが推進した日本の原子力事業
法治国家の根本原則をゆがめた東電救済
強欲資本主義が支配する日本
 
 

第五章 対米隷属の経済政策からの脱却
 
外国為替資金特別会計の改革を進めよ
外貨準備で衝撃の超巨大損失がもたらされるプロセス
母屋でおかゆを食っているときに、放蕩息子が賭場で巨大損失
「良い為替介入」と「悪い為替介入」
外貨準備は米国に対する「上納金」
TPPは現代版マンハッタン計画における核爆弾級の経済兵器だ
TPPによって農林水産業と金融が狙い撃ちされる
一七・六%のために八二・四%を犠牲にすることが正しい選択であるのか
日本の美しい田園風景と相互信頼の共同体社会が破壊される
米国の隷属国である現状を修正せよ
一〇〇年の計をもって必要不可欠なインフラを集中整備すべし
官僚利権を排除する財政運営透明化が求められている
日本には、再生できる力がある
 
 
 価格は消費税込みで1575円である。
 費用負担が発生して、誠に恐縮に存じるが、政府のあるべき姿、政府が実行すべき経済政策について、『日本再生』の視点から取りまとめた書であるので、なにとぞご高読賜りたく謹んでお願い申し上げます。






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小沢一郎政経フォーラム出席しました。小沢氏は元気でした (かっちの言い分) 

2011-10-23 07:52:37 | 阿修羅


小沢一郎政経フォーラム出席しました。小沢氏は元気でした (かっちの言い分) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/904.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 10 月 21 日 22:22:00: igsppGRN/E9PQ


小沢一郎政経フォーラム出席しました。小沢氏は元気でした
http://31634308.at.webry.info/201110/article_21.html
2011/10/21 21:52 かっちの言い分


今回は、初めて出席してから3回目の出席である。小沢氏を支援するために少しでも政治活動資金の足しにしてほしいという意味で出席している。

政経フォーラムは、ANAインターコンチネンタルホテル東京の地下1階の「プロミネンス」で毎回開催される。新幹線を使って東京駅を経由して会場に着いたころには、席はほぼ100%近くがいつも満杯である。今回も座りきない人が出たので席を増設していた。正確には数えたことはないが、700人は下らないように思える。3回も行くと、見慣れた顔の人がいることがわかる。

フォーラムは2部に分かれていて、1部は勉強会。今回は青山学院大教授 榊原英資氏が「世界恐慌の足音が聞こえる」と題して熱弁を振るった。2部は小沢氏が出席の懇親会となる。

第一部の榊原氏は、現在、ギリシャの財政破たんが発生し、EU内でギリシャの緊縮財政と増税を条件に大量の融資を行うことが決まったが、今度はスペイン、イタリアも芳しくないことを述べた。以下に要点をまとめた。

今の経済状態は、金融、財政の2つの両輪のどちらも、これ以上無いほど行き詰って深刻な状態であるという。また、EUばかりでなく米国自身もかなり悪化して来て、オバマ大統領も共和党の中の保守であるTeaパーティの進出で、再選も危ない。

戦後、米国、ヨーロッパが世界の経済を引っ張ってきたが、これからは中国、インドが先導する。中国、インドはGDPでも台頭し、米国を追い抜く時がくる。更に、インドは中国を超すだろうと述べた。特にインドは、日本がインパール戦争でイギリスを負かした効果で知日派が多く、インドとの関係を大切にすべきと述べた。

今後、世界の経済の中心は中国、インドを中心とする東アジア地域となり、日本は米国だけではなくアジアにを大事にしなければならない。そのアジアの将来性に乗り遅れないための危機感から、米国、オーストラリアが急にTPPと言い出している。TPPはアングロサクソンの論理で戦略である。このTPPによって日本固有の良いシステムも変えざるをえなくなる。例えば、国民健康保険は世界に誇る制度で、これから高齢社会になる中、TPPが導入されれば米国のような自由診療制度を押しつられる可能性が高い、ということが述べられた。榊原氏は、TPPは急ぐべきではないとの意見であった。

これは小沢氏も以下の見出しのように同じ考えである。

小沢氏「TPP交渉参加は早計」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111020-OYT1T01068.htm

 民主党の小沢一郎元代表は20日、フリー記者らを対象にした記者会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)について、「自由貿易には賛成だが、弱い産業部門は突然、『関税撤廃だ、自由競争だ』となったら成り立たなくなる。国民生活を守る対策が取られないうちにやるのは早計だ」と述べ、交渉参加は慎重に判断すべきだとの考えを示した。


確かに、TPPの話は菅前政権のとき突如と出てきたもので、工業製品の輸出は関税がゼロになるのでい良いが、農業製品は現在の高い関税でも、米国、オーストラリアに負けている中、壊滅的なダメージを受けて食品の自給は壊滅し、国民の食糧のネックを押さえつけられるだろう。

第2部の懇親会での小沢氏の挨拶は、丁度国会が開会され天皇陛下をお出迎えするため時間がなく、早々と退席しなければならず、皆さんの期待に応えられない、、との話と胆石の話だけで、政治の話は一切なかった。また恒例の出席者との記念写真を撮る時間もなかった。今回は、何か政治むきの話を聞けると思っていたが、皆さんに何も伝えられず残念であった。しかし、小沢氏は元気であった。昨日のバカな読売新聞の記者の件もあり、小沢氏も大変である。

帰りは、新幹線ホームの売店で日刊ゲンダイを買って読んで帰るのが恒例であるが、1面に、昨日このブログで書いた内容と同じ趣旨の記事が書かれていた。見出しを読めば言いたいことがわかる。

『小沢の国会での説明全く無用』、『しつこく狙われる小沢一郎』

『こんなちいさな個人の事件より解決すべき重大な政治課題はいくらでもあるのに、小沢一郎問題にどれほどの意味があるのか誰も説明できない』

『世論調査の「国会で説明の必要性ある」60%は捏造でないなら主体性なき国民性を証明している』

大手マスコミが腐っている中、やはり日刊ゲンダイだけが正論を述べるマスコミである。大手マスコミが正論を述べなく、国民を恣意的な方向に誘導することは、日本の大いなる不幸である。






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