格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

■大阪府民が橋下氏を勝たせたのはドイツ国民がヒットラーを

2011-11-29 20:39:12 | 阿修羅


■大阪府民が橋下氏を勝たせたのはドイツ国民がヒットラーを
勝たせたのと同じ!

一昨日(11月27日)に投開票された大阪市長選挙と大阪府知事選挙のダブル選挙
で、橋下徹氏が率いる「大阪維新の会」の橋本代表氏と松井幹事長 氏が民主
党、自民党、共産党が推薦する平松邦夫元大阪市長と倉田薫元池田市長に圧勝し
ました。

大手マスコミは橋下氏と「大阪維新の会」が圧勝した背景を「大阪府民が感じて
いた大阪沈下の閉塞感を橋下氏と「大阪維新の会」が受け皿となり期待 を一身
に集めた。何もしない既成政党を見限ったのだ」と分析しています。

確かにその分析は当たっていますが、それは結果の分析でしかなく、なぜそう
なったのかの根本原因の分析はわざと避けています。

大阪ダブル選挙で露呈された本質的な問題は、大阪府民が感じていた「閉塞感」
「政治不信」「絶望感」を正面から受け止め正しく解決できる「まとも な政治
勢力」がどこにも存在していなかった事です。

まともな政治勢力がいない中、不満票が橋下氏と松井氏に集中しただけの話なの
です。このことは19300年代のドイツの政治状況によく似ていま す。

第一次世界大戦の敗北で戦勝国への莫大な賠償金の支払義務を負った
1920-30年代のドイツ国民は、貧困と絶望と閉塞感を打ち破る力強いアド
ル フ・ヒットラーと彼が率いる「国家社会主義ドイツ労働者党」(ナチス)に
根拠のない熱狂で「誤って」投票し、彼を首相まで押し上げました。

ヒットラーとナチスが主導するドイツ帝国は「第三帝国の建設」と「ユダヤ人絶
滅」を掲げてユーロッパ各国とソ連を軍事侵攻し第二次世界大戦を勃発 させた
のです。

▼ 橋下徹氏と彼が率いる「大阪維新の会」とは何か?

橋下徹氏は異常なほど「上昇志向」が強く異常なほど「権力志向」が強い人物です。

人一倍「上昇志向」が強いということは、他人を蹴落としても自分だけが這い上
がる「勝利至上主義」であり「市場原理主義」そのものです。橋下徹氏 は表に
は出しませんが、「金儲けのためには何でも許される」という「新自由主義」の
イデオロギーと経済政策を持つ人物なのです。

橋下徹氏は「市場原理主義」「小さな政府」「民営化」「規制撤廃」を信奉する
「新自由主義」者であり、当然ながら「TPP参加賛成」であり「脱原 発」は
彼一流の大衆迎合のポーズにしか過ぎないのです。

橋下徹氏は昨日の記者会見で以下のように語っています。

<<政策などは誰でも語ることはできる。しかし政策を実現するのは権力だ、
と。権力がなければ実現したい政策は決して実現できない。そのための政 治家
であり権力なのだ、と>>

橋下徹氏は「大阪都構想を実現したいので政治権力が欲しい」と主張しています
が「大阪都構想」のモデルが独裁権力で暴走する石原都知事の東京都で ある以
上「石原都知事のような独裁権力が欲しい」と言っているだけなのです。

元外務官僚の天木直人氏は本日の有料メールマガジンで、橋下徹氏を次のように
賞賛していますが完全に間違っています。

<<選挙直後で疲れ果てていたに違いないのに、不勉強な記者のつまらない、執
拗な質問に最後まで答えた。こんな政治家がかつていただろうか。ここ に私は
橋下に対する期待を感じるのである。国民とともに政治をする、そのようないま
までにない政治家になって貰いたい>>

天木直人氏は「橋下徹の真価は誰と組むかでわかる」とも言っていますが、彼の
正体はすでにばれてており「組む相手で真価がわかる」というのは彼の 正体を
見抜いていだけの話です。

▼ 財政再建に失敗した橋下徹氏よ!嘘は休み休み言え!

下記の表は平松氏が大阪市長を務めた時期(2007年12月19日から現在まで)を含
む大阪市の「市債残高」の推移と橋下徹氏が2年半府知事を務 めた時期(2008年
2月6日ー2011年10月31日)の「大阪府負債残高」の推移を示しています。













結論から言いますと、平松大阪市長は在任期間4年間で市債残高を約600億円
削減したのに対し、橋下府知事は在任期間2年半で約3000億円増加させてい
るのです。

橋下府知事は先月知事辞任にあったての府職員にたいして訓示で「私が知事に就任
した時君たちはぼろぼろの倒産会社の社員だった。今やピカピカの優良会社 の社員
となった」と言って自慢して去ったとのことです。

事実は全くの逆で、平松市長こそが財政再建をやり遂げ、橋下府知事は府職員や
大阪府教職員や私立高校生や生活保護世帯などを「悪者」に仕立ててア リバイ
的な「経費削減」する一方、全体では3000億円もの借金を新たに作ったのです。

大手マスコミはこの「真実」を一切伝えずかつての小泉純一郎氏と同じように、
橋下府知事の劇場型パーフォーマンスだけを報道したために、大阪府民 は「橋
下さんなら何かやってくれるのではないか」と全く根拠のない「イメージ」だけ
で投票したのです。戦前のドイツ国民がイメージだけでヒット ラーに投票した
ように。

▼今必要なのは「2009年民主党マニフェスト」を忠実に実行する「まともな
政治勢力」!

地方選挙でも国政選挙でも今必要なものは、日本国民に蔓延している「政治への
不信」「何もしない政治への不満」を主面から引き受けて正しく解決す る「ま
ともな政治勢力」の登場です。

それは2009年8月の総選挙で小沢・鳩山政権が政権公約で掲げた「2009年
民主党マニフェスト」を忠実に実現する政治勢力です。

2010年6月2日の「政変」で鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長が辞任し菅直人氏
に政権が移譲されたとたん、2009年の政権交代の「大義」は消 され
「2009年民主党マニフェスト」は反故にされました。

菅内閣の後を襲った野田政権は、「普天間基地辺野古移転」「消費税増税」
「TPP参加」と菅政権移譲に「対米従属」と「財務省主導」を強めていま す。

現在の民主党は2009年に「国民生活が第一」を掲げて政権交代を実現した小
沢・鳩山民主党ではなく、名前だけが民主党で中身は自民党・公明党と 連立す
る「大連立政権」となったのです。

小沢一郎氏は自らが育てた民主党へのこだわりや未練があるかもしれませんが、
「反新自由主義」「反増税」「反TPP参加」「反官僚支配」「対等な 日米関
係」「東アジア共同体」を掲げて「小沢新党」を早々に立ち上げるべきです。

「まともな政治勢力」を登場させて国民が橋下氏のような「極右勢力」「ファシ
スト勢力」にからめ捕られて行くのを阻止する必要があるのです。

(終わり)






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国民の本当の敵は政治家ではない。本当の敵は公務員の身分制度、

2011-11-29 19:44:58 | 阿修羅


国民の本当の敵は政治家ではない。本当の敵は公務員の身分制度、それと癒着、結託したメディアなのである。大阪からの日本革命だ
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/832.html
投稿者 TORA 日時 2011 年 11 月 28 日 15:10:30: CP1Vgnax47n1s


株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu252.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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国民の本当の敵は政治家ではない。本当の敵は公務員の身分制度、
それと癒着、結託したメディアなのである。大阪からの日本革命だ!

2011年11月28日 月曜日

◆大阪ダブル選に想う 11月21日 前阿久根市長 竹原信一のブログ
http://blog.livedoor.jp/jijihoutake/archives/53295890.html

 「大阪に行かれたということですが、大阪市長、府知事選挙の予想を」と、(株)データ・マックスの児玉社長からテーマをいただいた。「私は選挙が下手ですからその手のことはさっぱり」と、正直に申し上げた。選挙は難しい。有権者に、本当の話をそのまましてもなかなか通じない。反対する人、無関心な人、そして自分を支持してきた人までが政治や議会の真実をまったく理解してはいない。かなり深く選挙にかかわってきた人たちも肝心なことをほとんどわかってはいない。
 「議会制民主主義の真実は演芸会である」。そのことを知らない。議会も選挙も演芸会。ほとんどの国民は、大阪にたとえて言えば「吉本新喜劇」、それが議会や選挙だと思い込んでいる。

 演芸会だから演説や報道、うわさなどの掛け合いがポイントになる。政治のほとんど、経済、教育、報道までが官僚独裁であることは隠されたままだ。役人と結託したメディアが、客受けしそうな部分や、選挙介入に役立つ部分を抽出して報道している。教育とメディアが政治の幻想をねつ造し続けている。だから選挙予想は難しい。演芸会場で芸人の客受けを予想するようなもの、しばしば派手な嘘が客に受ける。客はほとんど勝手な思い込みだけで投票する。このように薄っぺらでバカバカしいやり方で選挙が仕組まれている。

 そもそも、「市長と議員が議論して物事を決めている」と、皆さんは思い込んでいる。しかし議会には議論がない。議会では議論をしてはいけない仕組みになっている。そのことを、議員を体験した人以外はほとんど理解できない。議会だから議論があって当たり前だと思うのが正常だ。しかし議会には議論がない。奇形が議会の通常、常識なのだ。奇形の民主主義だ。

 政治貧困の原因は、おそらくこの辺りにあるのだろう。議会では、市長や議員など、提案者が質問に3回だけ答えて、議員だけで多数決する。それだけだ。議員同士の議論をしてはいけない。繰り返して言う。議会には議論が存在しない。

 このことを長年議会のあり方に関心を持ち、市議会議員定数削減にも尽力してきた方に、あらためて丁寧にお話しさせていただいたところ、その方は大変に驚いた。「一般の人にそんな話をしても、とても受け入れてはもらえない。そんなことを言うあなたが変人だと言われます」。これには私のほうが驚いた。この話は、私が繰り返し言ってきたことだからある程度、理解いただいていると思っていた。しかし一番肝心なことがまったく通じていなかった。それでもその方が私を支持してきたのは、何かの感性に突き動かされてのことだったのだろう。

 「この国には憲法を守る仕組みが無い」、「役人身分は憲法も法も守らない、国民に我慢を強いるのに法律を利用するだけ」、「裁判所が役所に従属し、判決はでたらめが横行している」、「役人身分権力から国民を守る仕組みもない」、「法治に見せかけた、役人身分による野生の無法国家である」、「政治家は、たまたま役人社会に就職できた臨時職員身分」などを話してもなかなか受け入れてはもらえまい。おぞまし過ぎる社会全体の真実を受け入れる事は、誰にとっても非常に難しいことだと思う。

 今回の大阪市長、府知事選挙についても触れておきたい。市長候補・橋元徹氏、府知事候補・松井一郎氏、維新の会は実に正直、そして誠実だ。まっすぐに公務員の身分制度を指摘している。そのため自民、民主、共産そして記者クラブ報道、週刊誌などから攻撃を受けることになった。他方、大阪市長に出馬している前市長はもちろん、府知事候補の倉田かおる氏は「上から目線ではなく、府民と市町村が主役の府政」など、記者クラブメディアと結託し、作り上げたエセ構図を利用している。本質的には住民の誤解を利用している。

 橋本徹氏は講演会で語った。「嘘、デタラメな報道をされて、最初は頭にきた。でも、あれだけやられると吹っ切れた」。結局、国民の本当の敵は政治家ではない。本当の敵は公務員の身分制度、それと癒着、結託したメディアなのである。大阪からの日本革命を心から期待する。


◆名古屋・河村市長が橋下氏らとの連携に意欲(愛知県) 11月28日 中京テレビ
http://news24.jp/nnn/news8625757.html

大阪のダブル選挙の結果を受け、政策などで橋下氏と協調する名古屋市の河村たかし市長は27日、都構想などでさらなる連携を図りたいと意欲を見せた。大阪府知事・市長のダブル選挙で、地域政党・大阪維新の会の橋下徹氏と松井一郎氏の当選が決まったことを受け、同じ地域政党として連携を図ってきた河村市長が27日夜、取材に応じた。河村市長は「味方は多いほうがいいし、期待は大きい。やりぬかないといけない」「名古屋と大阪が組むと独立できる。一緒にやるとめちゃくちゃ強いですよ」と明るい表情で語った。橋下氏と同じ都構想を愛知県の大村秀章知事と掲げる河村市長は、地方自治のあり方を変えようと、今後も橋下氏らと連携を深めていきたいと話した。


(私のコメント)


大阪府知事と大阪市長のダブル選挙で、橋下徹前知事が率いる地域政党「大阪維新の会」が勝利して、市長選では民主党が自民、共産両党と相乗りで現職候補を支援したが大敗した。国民の怒りがそれだけ高まっているのですが、自民党も民主党もマスコミもその事が分かっていないし、名古屋市の河村たかし氏の市長選挙でも既成政党は大敗しましたが、まともに受け取ろうとしない。

民主党政権は二年経ちましたが、公民給与カット二割も公務員制度改革にも手を付けていない。名古屋市長選挙や大阪ダブル選挙で既成政党が大敗しているのに、自民党も民主党も地方だからとまともに受け取ろうとしていない。自民党や民主党は公務員の言いなりになることによって国民の支持を失ってしまった。それが大阪のダブル選挙で結果が出ても既成政党の反応は鈍い。

元阿久根市長の竹原信一氏がブログで書いているように、「市長と議員が議論して物事を決めている」と、皆さんは思い込んでいる。しかし議会には議論がない。議会では議論をしてはいけない仕組みになっている。そのことを、議員を体験した人以外はほとんど理解できない。議会だから議論があって当たり前だと思うのが正常だ。しかし議会には議論がない。奇形が議会の通常、常識なのだ。奇形の民主主義だ。」と書いていますが、地方議会は演芸会に過ぎない。

地方議会と地方公務員は一体化してしまっており、給与なども地方議会と地方公務員とでお手盛りで決めている。地方財政が火の車でも関係無しだ。公務員の平均給与は730万円なのに対して、民間の平均給与は470万円で200万円以上の開きがある。このような状態がバブル崩壊以降続いていても公務員の給与カットはなかなか実施されない。

地方で豪邸を建てたり、高級車を乗り回しているのは公務員が多くなり、地方に行くほど官民の格差が広がっている。子供の進学にも差が出てくるから公務員の子供は一流大学を出て公務員になりますが、民間ではワーキングプア化して進学もままならなくなり、格差の拡大が広がっている。このように書くと「私はそんなにもらっていない」と言った書き込みがありますが、年金や退職金などを考慮していないからだ。

年金や退職金の格差は、まさにボッタクリであり掛け金だけでなく多くの税金が使われている。議会と公務員の馴れ合いは地方だけではなく霞ヶ関と国会でも馴れ合いが進んでいる。小泉構造改革でも国民には痛みを強いても公務員には痛みは強いることはしない。それに対して医療保険制度改革には毎年2200億円のカットが強いられた。おかげで地方の病院の勤務医不足で病院廃業が相次いでいる。

このような自民党政権の失政が続いて、民主党は「国民の生活が第一」というスローガンを打ち出して政権をとりましたが、官僚主導の政治は変わらず、マニフェストに掲げた公務員制度改革はかえって後退してしまった。大阪は財政破綻で橋下知事が誕生しましたが、大阪府職員との交渉などで賃金カットも行なって財政改革が進むようになった。

それが今回の大阪ダブル選挙の勝利にも繋がっていますが、民主党も自民党も公務員の賃金カットすれば支持率が上がるのに逃げてばかりいる。大阪市や名古屋市が直接選挙で選ばれるのにいたいして、日本国の総理大臣が間接選挙で選ばれるから、河村氏や橋下氏のような市長が選ばれる事はない。どちらかと言うと年功序列で選ばれて、高齢化してやる気をなくしている。野田総理は54歳で若いのですが、政治のやり方は調整型だから変わりばえがしない。

竹原氏がブログで書いているように、「市長候補・橋元徹氏、府知事候補・松井一郎氏、維新の会は実に正直、そして誠実だ。まっすぐに公務員の身分制度を指摘している。そのため自民、民主、共産そして記者クラブ報道、週刊誌などから攻撃を受けることになった。他方、大阪市長に出馬している前市長はもちろん、府知事候補の倉田かおる氏は「上から目線ではなく、府民と市町村が主役の府政」など、記者クラブメディアと結託し、作り上げたエセ構図を利用している。本質的には住民の誤解を利用している。」と指摘した。

日本のマスコミは中立公正ではなく、霞ヶ関の言いなりであり記者クラブ制度で情報を独占して国民世論を操作できると信じてきた。霞ヶ関が打ち出している政策は消費税増税と公務員制度改革の阻止ですが、国民を敵に回せば橋下知事や河村市長のような人物が国政にも出てくるようになるだろう。阿久根市の市長は追い落とせたのでしょうが、大阪や名古屋はそのような事は無理だ。




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アメリカに代わる、新しい世界帝国

2011-11-29 18:38:34 | オルタナティブ通信

アメリカに代わる、新しい世界帝国


 サブプライム債券等のギャンブル投機を発端とする金融恐慌の中、ギャンブル投機に明け暮れたメリルリンチ、リーマン・ブラザース等が倒産=欧米の投資銀行の解体・廃業し、投資銀行への「規制が強化」された。

投資銀行(証券会社)は、ギャンブル投機への参加を規制・禁止され、商業銀行(日本で言う通常の銀行)に「看板を取り替えた」が、実態的には、子会社として別のデリバティヴ会社を作り、そこに資金融資を行い、平然とギャンブル投機を続けている。今次の恐慌を引き起こし、倒産したはずのリーマン・ブラザースも、会社名だけを変え、平然と相変わらずデリバティヴ・ヘッジファンド取引を継続している。 

金融恐慌のような「大きな価格変動が繰り返される時期」程、デリバティヴ投資は「威力を発揮する」。

銀行倒産劇を演じて見せ、「今までの借金を破産手続きによって踏み倒し」、政府から「救援資金を無料奉仕」してもらった銀行群は、その「救援資金」を所持したまま、別会社を創立し、暴落と急騰を繰り返す金融市場を「操作し」、莫大な利益を上げ続けている。

この救援資金を出した欧米諸国は、その資金提供によって大幅な赤字に追い込まれ、ヨーロッパ金融危機・ドルの暴落といった「国家破綻」の危機に追い込まれている。一方、この救援資金を持ち逃げした銀行は、別会社を創業し、欧米諸国に代わる22世紀の世界の中心国家となる地域に、その救援資金とギャンブル投機の利益を投入し始めている。

19世紀以降、ポルトガル、スペイン、英国、アメリカと続いてきた、世界帝国=世界の覇権は、こうして、アメリカから「次の世界帝国」に移動し始めている。






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