就業規則って必要?

2015年04月06日 | 労務情報
新年度になりました。
いろんな意味でリセットする気持ちも新たにされている方も多いのではないでしょうか?

そこで本日は就業規則って必要?とのテーマです。


答えから申し上げれば、「絶対、必要です」

しかしなぜでしょう?

「就業規則なんて無くても会社は経営出来るでしょ?」との意見もあります。


みなさんはパソコンでインターネットを利用なさいますか?

その場合、ABのどちらのパソコンを利用したいと思いますか?

A 最新のウィルス対策ソフトがインストールされていて完全防備のパソコン

B 何もウィルス対策ソフトはインストールされていない無防備なパソコン

いかがですか?

当然Aとお答だと思います。


でもBのパソコンでもインターネットが、出来るのは出来ますよね?

しかも少しの間なら特に大きな被害や不具合もなく。



この場合、就業規則は「ウィルス対策ソフト」と同じです。

「無くても動くが、無ければ危険な状態のまま経営している」


つまり、就業規則がないまま運営されている状態には必ずリスクが内在しているということです。

これが「就業規則は企業・経営者を守るためのもの」といわれる理由です。

今は大丈夫でも、今後、人の採用などを考えると無防備なままでの経営にはリスクが多すぎます。


なので、一度就業規則をお考えください。

「いやいや、うちは以前に専門家に頼んで作ってもらったから大丈夫だと思うよ!」

本当にそうでしょうか?

では、その“以前”はいつですか?

まさか、3年も5年も前のウィルス対策ソフト、
バージョンアップもせぬままのパソコンでインターネットされていませんか?


労務部門
福田恒久





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