新年の目標は『健康』?

2015年01月13日 | 労務情報
2015年もスタートし2週間が経ちました
今年の目標に『健康』と決められた方も多いかと思います。

いつまでも健康でいたいと願うばかりですね。

老後の年金はいろんな方面で話題になりますが、今日は年齢を軸に話を進めてみます。


まずご自身は何歳から老齢年金(以下「年金」と表記します)をもらえるかご存知ですか?

昭和36年4月2日以降に生まれた方は『65歳』が給付開始年齢です。
(「昔は60歳から年金もらえたんだよ」とよく言われますが、
次第に給付開始年齢が引き上げられているんです。)


そこで年齢の話です
長寿国と言われて久しい日本ですが、いつ頃から長寿になったかご存知ですか?

厚生労働省から出ている面白いデータがあります
以下は【時代とその平均寿命(男性)の相関図】です

昭和20年 ⇒ 50歳
昭和30年 ⇒ 60歳
昭和50年 ⇒ 70歳
昭和90年 ⇒ 80歳

分かりやすくするためにデータの数字を概略として記載しましたが、
昭和20年にはまだ平均寿命が50歳だったことに驚きました。

そしてこの図からはもう1つ面白い事がわかります

【平均寿命が10歳延びるのにかかった年数!】です

それは平均寿命が…

50歳から60歳になるまでに ⇒ 10年かかった!
60歳から70歳になるまでに ⇒ 20年かかった!
70歳から80歳になるまでに ⇒ 40年かかった!

ということ

では、この倍率計算でいくと
平均寿命が、80歳から90歳まで延びるのには ⇒ 80年かかる???

これはさすがに早計だと思いますが、いずれにしても
医学の進歩により確実に寿命は延びていきます。


話は戻って、「年金いつからもらえるの?」です。
以前60歳から給付されていた年金ですが、
前述のように今は、65歳スタートが決まっています。

飛躍した話ですが
「そのうち70歳からしか年金もらえなくなるんじゃない?」
という意見も耳にします。

そこで、また面白い数字を1つ。

60歳から年金をもらえていた時代の平均寿命は70歳!
65歳から年金をもらう今の時代の平均寿命は80歳!

では
70歳から年金をもらう様になる時代の平均寿命は…90歳???
(反対に平均寿命がが90歳になれば、国は年金を70歳からしか支給しなくなるかも???)

みなさんは年金をどうお考えですか?
「きっと、もらえないからあてにしないよ」でしょうか?
「長生きして沢山年金もらうぞ!」でしょうか?

いずれにしても
年齢と年金の開始時期は今後も時代や国民の稼ぐ力によって変わるんでしょうね

そしてまずは『健康』でいることが何よりの幸せなんだと、
あらためて感じた年始でした。

みなさん今年もよい1年を


労務部門 福田恒久







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。