福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

本日の定例会模様

2018-04-21 | 開催報告/巡礼記録
本日の定例会模様
今日は靖国神社の例大祭の初日ということでまず靖国神社にお参りしました。予想に反してあまり人出はなく本殿も並ばずに参拝できました。作務衣でお参りしましたが神官の方々も特別の目で見ることもなく、気持ちよくお参りできました。般若心経と光明真言を心を込めてあげました。今月の社頭掲示は以下のようなものでした。「遺書 海軍少尉 上田兵二命 絶筆 出撃寸前 謹呈 小生いよいよ出撃突入す 遺品送り方頼みし故 すぐ着くことと存じます 電替も送り返す様お頼み致しました 遺品喜んでお受け取りください 公電が有れば赤飯で祝ってくれ 乱筆にて 昭和二十年四月二日 海軍一等飛行兵曹 上田兵二」(昭和二十年四月十六日 沖縄県近海mにて戦死 兵庫県揖保郡余部村出身 二十三歳)。是を読んで改めて現在の日本の救いようのない軽薄さ・愚かさに若くして散っていった無数の英霊に本当に申し訳ない、という気持ちが湧いてきました。

護国寺に着くと「チベットフェステイバル」を明日二十二日まで開催中でした。明日は九時半から声明、十時から砂曼荼羅制作、十一時から説法と砂曼荼羅解説、十三時から許可灌頂、十四時から瞑想、十六時から砂曼荼羅破壇式と加持の砂を参列者に配布。ということでした。また護国寺の「チベットフェステイバル」が終わると二十八日から五月六日まで相田みつを美術館で占いや講演が行われるということです。私は早めに行ったので砂曼荼羅制作をじっくり拝することができました。中国の侵略によるチベット人の死者は120万人と言われています。今も言語に絶する圧政が続いています。日本も今のような腑抜けぶりでは明日は我が身です。チベットを支援する僧侶の会には入っていますが、それとは別の団体のようなので受付で心ばかりの喜捨をしました。

護国寺本堂は暖かくゆっくりといいお参りができました。いつもより長めの瞑想もできました。今年は夏の福聚講設立一〇周年記念で「先祖供養の大切さ」をお話ししようと思っていましたが、今日も不思議なことがありました。いつも来てくださる鈴木さんのご先祖鈴木 馬左也第三代住友総理事のお墓が護国寺にもあることが先日宮崎のお墓参りにいったとき分かったというのです。不思議なご縁です。nさんもご父君が護国寺に縁の深い職場だったといいますし、私自身が数十年前護国寺の鐘当番をしていたご縁でいまもってこうしてお参りできているわけです。やはり護国寺は特別な霊力を持っているとしか考えられません。

帰りにはいつものジョナサンで清談しました。今までの経験から「ご先祖は必ず子孫を見守ってくださっている」話をしました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 華厳経から・・49 | トップ | 今朝、NHKこころの時間で元春... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

開催報告/巡礼記録」カテゴリの最新記事