福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

護国寺との佛縁(講員:鈴木)

2012-03-18 | 開催報告/巡礼記録
護国寺との佛縁

3月17日は冷たい雨の日でしたが、福聚講定例の護国寺参拝に8人が参集しました。4月8日は釈尊の生誕を祝う「花まつり」とあって、山門には早くも誕生仏と甘茶がお目見えしていたほか本堂でも準備が進んで、春が近いことを感じさせます。

この日は福聚講と護国寺にはいろいろなご縁があったことがわかりました。

講員の鈴木の自宅には体調を崩した義母が前日から滞在しているのですが、この日の朝、護国寺参拝に行くことを告げたところ、「護国寺なら知り合いのご夫婦が働いているのよ」と明らかにしました。茨城・下妻の同郷で、ご主人が教員時代の同僚、奥さまは学校の同級生だ、という。「ご主人は教員を辞めて修行してお坊さんになったのよ。私の旧姓を言えばわかるはずよ」と。いつも本堂にいらっしゃっる方だろうと思い、「小柄で丸顔の方ですか?」とアタリをつけたら、そうだ、という。そこでお参りの前の本堂で思い切って「下妻市ご出身のIさんですか?」とお聞きしたところ、やはりご当人です。「私は下妻のM(義母の旧姓)の娘の連れ合いなんです」と明かすと、奥さま共々奇遇を喜んでくださいました。義母が前日から自宅にいたのでたまたま護国寺参拝のことを話しただけで、それがなければこうしたつながりを知ることがなかったかと思うと不思議な気がします。

また、前橋からいらっしゃった講員の中島さんはお父上が警視庁在籍時代に護国寺山門前の交番の勤務だった、ということでした。さらに講元の高原師も以前は近くにお住まいでよく参拝に来られたほか、地元の方々と朝の鐘を撞く捧鐘会にはいっておられたというご縁。こうした護国寺の仏縁が我々を参拝に呼んで下さっていることを実感いたしました。

参拝後いつもの喫茶店で講員の定例の懇談会を開催し、中島さんの3,11の不思議なできごと、講元の求聞持行のときの不思議な体験を聞いたり、講員相互で、「女性と仏教について」、「生体移植や食物連鎖と生死について」、など時間を忘れて過ごしました。

参加 高原師、谷口、角田、中島、中塚、菱岡、細田、鈴木
文責:鈴木

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