クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

変わりゆく飯山駅

2014-10-29 22:27:45 | 信州地区

 北陸新幹線の駅の1つとして飯山駅をお伝えします。
 北信濃の拠点の1つである飯山駅。飯山線の線名の由来となった主要駅。寺社巡りの入口である飯山市の代表駅。北陸新幹線の駅となるため、11月9日より300m南方にずれることになりました。寺社風の木造駅舎から立派な高架駅に変身します。
 それでは、飯山駅の変遷を御覧下さい。訪問日は2014年10月26日(日)でした。



飯山駅へは133Dでアプローチ。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。



ホームの南方には一駅一名物である「七福の鐘」。移転後はどうなってしまうのだろうか。



ホームから南方を眺める。300m先のホームと使用開始前の場内信号機が見えます。



構内踏切を渡る前に駅裏を。「飯山から金沢へ、そして大阪へ」。北陸新幹線の線路は出来ているのに何の高架をつくっているのだろう。



それでは駅舎撮影。93年の風格を感じさせる木造駅舎でした。トイレは越後川口方に。観光バスのガイドさんが名残惜しそうに記録に収めていたのが印象的でした。



ファサードの部分を拡大。寺社巡りの拠点駅にふさわしく唐破風のつくりです。



駅舎の中へ。改札の左手には「みどりの窓口」、旅行センター、自動券売機2台。右手にはKIOSK。



新駅舎に向けて南方に歩いていると、北陸新幹線の駅舎が見えてきました。西側の歩道は立ち入り禁止。



その駅舎に近づいて。左上の「JR飯山駅」の文字が、開業前なのにヴェールを脱ぎそうですね。エントランスをよく見ると、「和」のテイストを醸し出しています。伝統工芸品「内山紙」を表現しているそうです。



北陸新幹線の高架をくぐって集落道へ。南側は資材がズラリ。



南側からの駅舎の全体像。こちらは駅裏のようで、何の飾り気もなくエントランスもありません。



再び改札をくぐると、「飯山線開業以来93年の長きに渡り、飯山駅をご利用いただきありまとうございました。新駅へ移転後も変わらぬご愛願をお願い致します。」と。移転とはいえ何だか泣けてきます。



出発の前に駅舎を裏側から。表側とは異なり、純粋無垢な木造駅舎といった趣です。よく見ると、屋根が2段となっていました。


 飯山駅の新旧レポートは以上です。新駅舎移行日をよく確認しないで行ったので新駅舎の内部は見れませんでしたが、新旧両駅舎が観察出来て誠に実り多い訪問となりました。新旧川原湯温泉駅を記録された方の気持ちが少し分かるような気がしました。新駅舎にはどんな設備が設けられるのだろうか。「はくたか」の一部が通過するようですが、今から楽しみです。
 次は、荻川駅のバリアフリー工事の模様をお伝えします。


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