横川目駅から737Dに乗車。出発してすぐに和賀川を渡ります。反対側は石羽根ダム。
18時16分にゆだ錦秋湖駅に到着。一見する限り片面ホーム1面のみに見えますが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです。
それでは駅舎撮影。平成10年1月築の、三角屋根の簡易駅舎です。この駅に降り立って北上線全駅下車達成。
北上方には倉庫のような建物が。ゆだ錦秋湖駅のトイレといえばこの中です。
時刻表を。上り8本、下り10本です。ゆだ錦秋湖での滞在時間は74分。
お目当てがあるので周辺散策。駅前の閑静な住宅地です。正面には酒屋が。
3分ほど歩いて「穴ゆっこ」に到着。障害者手帳を持っていたのでタダで入れました。
お風呂といえばコレ。大浴場と洞窟風呂です。一応、錦秋湖温泉であり、源泉は40.6℃、泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉ということですが、何せ湧出量不足で露天風呂が閉鎖されており、その「温泉」も洞窟風呂だけと思われます。
風呂上りにサウナのような待合室へ。木製のベンチが1つ設えられているだけです。駅ノートに書き込みしつつ、七福神で打ち上げ。
夕涼みがてらにホームに上がり駅裏の秋田道を眺めると、「仙秋号」が通過していきました。17時30分に仙台駅を発車したのでしょう。19時30分発の736D(キハ100-37+キハ100-2)に乗車して玄米ブランで夕食。最後尾の無線からは尋常ならぬ文言が。いざ北上駅に到着してみると…。
「花巻~村崎野間の人身事故により東北線は運転見合わせ」
怪我の功名ということで、日本現代詩歌文学館のスタッフに勧められた「きたかみ芸能まつり」へ。この旅一番の力作である鬼剣舞が出来上がりました。
曲が一旦終わったということで駅に戻ってみると、ちょうど東北線が動き出しました!ほどなくして、19時10分発の1550M(クハ700-1013+クモハ701-1013+クハ700-1042+クモハ701-1042)が89分遅れでやってきました。隣に座っていた若い女性によると、花巻駅でずっと抑止されていたとか。
21時17分に一ノ関駅に到着。仙台行きの最終である550Mには接続せず。仙台までの新幹線の切符を購入してしばし待機。
待合室には仙台まで乗りつぐと思われる「18きっぱー」が次々とやってきます。22時頃に駅員に呼ばれ、代替乗車の手筈が取られました。えてしてE5系初乗車を果たしました。枕付きで且つACアダプタ付き。
23時1分に仙台駅に到着。「はやぶさ・こまち96号」は、E5系U18編成+E6系Z7編成でした。
23時40分発のWeライナーで一夜を過ごします。西会津PAでの大休止で起こされましたが、新潟PAの休憩までよく寝れました。新潟駅到着後、信越線422M(115系L6編成)で新津に帰還しました。
「北上線全駅下車への道」は以上です。これは昨年の話でしたが、ダイヤ改正の前後で正午頃の上り列車が削減されて現在もこの流れが続いています。「ほっとゆだ」に関する他ブログも見ましたが、併設の温泉の来訪者の大多数がクルマ利用ということで、北上線の斜陽化がまざまざと見えています。
ところで、今年の夏は2週連続で山田線(盛岡~宮古間)の駅を浅岸を除く全駅を巡ってきましたが、17時台が始発という駅が幾つかあり、「18きっぷ」に「106急行」を織り交ぜての駅巡りとなりました。1両編成の列車が大多数で、それも山田線を楽しむ客が大多数ということでした。
次は、新潟の115系電車の「いま」をお伝えします。
完
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